なろうについておっさんが感じたこと
感じたことなので不快に思う方はすいません。
私が小説家になろう(以下、なろう)の小説を読み始めて半年ほど経つ。
その中で感じたことを三点ほど書こうと思う。
まず、小説のテンポ、展開について。
最初の20話ほど面白いと感じる作品は基本的にテンポが良い。
しかし、その後の展開が遅くなると退屈になり読むのを諦めてしまう。
これは、普通の小説と違うなろうの特性だと思う。
最初の発表から数日、数話で一気に人気が出た作品の読者は、おそらく更新ごとに読む人が多いと思う。
また、そういう人は何作品か並行して読んでいると思う。
その中で、数話展開が進まないと途中まで面白くても優先順位が落ちてしまい、終いには読まなくなる。
漫画やアニメでよく見る引き延ばし感を感じてしまう。
マイペースで書きたい人なら気にしなくて構わないが、人気を維持したい人はテンポ良く話を書くことも大切に思う。
長期間人気が続いている作品は話自体もそうだが、展開やテンポも上手だと思う。
次に、よく見る主人公の言動だ。
目上の人に「タメ口で良い」と言われたらそれは使って良いのかもしれない。
しかし、私のようなおっさんからすると、使っても良いがいきなり上から目線になると感情移入しづらくなる。
タメ口でもある程度の敬意は見せた方が、単純に主人公への好感が上がって、また読みたいと思える。
最後に、単純に日常会話で使うような日本語なら、作者に知っておいて欲しい。
例えば「撫ぜる」という日本語はなく、「撫でる」だし、「いちよう」ではなく、「一応」である。
小説家として本当にデビューしたかったり、人気になりたいなら正しい日本語を使わなければならないと思う。
自己満足で書いていたり、意図があったり、伏線になっているのなら話は別だが。
以上、偉そうに書いてしまったが、本当に続きが気になるような面白い作品も多いので、もったいないと思い書いてしまいました。
連載を続けられるような人は本当に尊敬しています。
そして、面白い作品も多いので、私のような読者をこれからも楽しませてくれると嬉しいです。
これを書いたことが誰かのためになれば幸いです。