自称哲学者が語るクリぼっちを回避する10の方法
「ど、どうもこんちにちわ。三条真奈です。い、いきなり呼ばれてしまってよくわからないのですが、クリぼっちを回避する方法を皆さまに教えとほしい頼まれているので、話すのは苦手な私ですが頑張って教えていこうと思います!!。え、えっと本日は自称哲学者であり、前世で100万回恋をしたとおっしゃられている甲子園のソクラテス先生に来ていただいています!。」
「どうも甲子園のソクラテスです。」
「ど、どうも三条真奈です!!。」
「今日はですね、クリスマスが近づいてきているのに予定がまだないという人達のためにあれこれ口出ししてやろうと思って足を運んできました!。」
「は、はあ・・・。ありがとうございます。え、えっと・・・。」
「私のことは気軽に先生と呼んでください。」
「わ、わかりました。それでは先生、クリぼっちを防ぐためにはどうすればいいのでしょうか?」
「ほう。いきなりそれを聞きますか。三条さんはだいぶビッチなお方のようですね。」
「えっ!?わ、私ビッチなんかじゃないです!いきなりおかしなこと言わないでください!!。」
「いやいやいきなり本題について聞いてきますからね、相当なビッチかと思いましたよ。」
「な、なんでいきなり本題について聞いたらビッチになるんですか!?、意味がわかんないです!!。」
「はっはっはっ!、だっていきなり本番からはいるAVなんて私見たことがありませんからね。」
「む、無理やりいやらしいビデオにこじつけないでください!!。」
「それではクリぼっちを回避するための方法を、まずは基本的なことから説明させていただきます。」
「無視しないでくださいー!!。」
「三条さん。クリスマスを異性と過ごすにはどうすればいいと思いますか?」
「えっと、いつもよりおしゃれするとかですか?」
「ははは。まったくもって違いますね。少しは恥を知ったほうがいいですよ。」
「そ、そんな思いっきり否定しなくてもいいじゃないですか!。」
「まあそう落ち込まないでください三条さん。君も読者さんと一緒に学んでいけばいいさ。」
「は、はい。がんばりましゅ・・・。」
「クリスマスを異性と過ごすにはまず誘うことが重要です。とにかく一緒に過ごさないかと誘うのです。断られても断られても片っ端から誘い続けるのです。多少顔が下手物でもクリスマスは告白成功率1,5倍の誰しもがビッチになる日なので、もしかしたらがあります。なので誘い続ければいずれ確率的に成功します。いいですか、誘わなければなにも始まらないのです。たまに誘わずにしてクリぼっちを嘆く人がいますが、サンタさんにさらわれてプレゼントの資金源になるべきだと思います。」
「で、でも誘うってことが恥ずかしくて出来ない子もいると思います!。」
「そんなやつはクリぼっちで当然、と言いきりたいところですがそれを何とかさせるために私は呼ばれたのですからちゃんと案を考えてきました。」
「そ、その案とは何ですか先生?」
「はい、風俗に行くことです。」
「はい?。」
「風俗に行くことです。」
「先生・・・。まったくもって意味がわかりません。」
「まあまあ今からする説明を聞けば猿でもヤリ◯ンでもの◯太くんでも納得できるので安心してください。」
「・・・・・・。」
「なぜ私は誘うことができない恥ずかしがりやさんに風俗に行くことをおすすめするかというと、それはずばり勇気をもらうためです。」
「も、もう帰ってもいいですか・・・?」
「待つのです。異性をクリスマスに誘うことの出来ないぼっちのうち実に9割が異性との性的経験がないと、私の独自のデータでわかっています。」
「せ、先生、その独自のデータを見せてもらってもいいでしょうか?」
「・・・・・・こらこら話の腰を折ってはいけませんよ。腰は折るものではなく、ふるものですよ。」
「し、下ネタにつなげるにゃあ!!」
「やはり異性のことを知っていないと、いざ誘おうと思っても恥ずかしくなってしまいます。そこで風俗に行く、つまり腰をふりに行くことで恥ずかしさを和らげることができます。」
「同じネタを引っ張るなぁ!!。でも、下ネタばっかなのに少しだけ納得してしまった自分がいる・・・。」
「まとめますと異性との性的経験がなくてクリスマスに誘えないお方は風俗へ、性的経験があっても誘えないお方は精神科へ行けば誘えるようになります。この問題はこれで解決です。」
「わかりやすい説明どうもありがとうございました・・・。」
「うん、どういたしまして。」
「ち、ちなみに他にクリぼっちを回避する方法にはどのようなものがあるのですか?」
「はい顔を整形しますだとか、金銭で異性を買うだとか、異性の弱味を握るなどといった方法がありますね。」
「ゆ、夢も希望もないことをゆうな!!。」
「でしたら転生して異世界に行くとか、近所を散歩して異性が降ってくるのを待つといった方法がありますよ。」
「ゆ、夢と希望ばかりにあふれすぎていることもゆうなぁ!!。」
「まったく困ったお嬢さんですね。」
「も、もっと普通の方法はないんですか先生?」
「はっはっはっ、そんなのあったら誰も苦労しませんよ。」
「そういえば先生さっき誘い続けると言っていましたけど、どんな風に異性をクリスマスに誘えばいいんですか?」
「三条さん、25日一緒に過ごしてください。」
「えっ?嫌ですけど。」
「三条さん、25日一緒に過ごしてください。」
「だから嫌ですって!!」
「三条さん、25日一緒に過ごしてください。」
「だから嫌って言ってるじゃないですか!。えいっ!!。」
「オブッ・・・。ビンタなんてひどいではありませんか!。」
「しつこいです・・・。」
「すいません、私としたことが調子にのりすぎました。ですが今のが正しい誘い方です。ハ◯ヒのエンドレスエ◯ト作戦です。」
「作者が初めて買ったライトノベルをだしてくるなぁ!。」
「あるいはなんと答えられようが強制的にクリスマスを一緒に過ごす、さよ◯らを教えて作戦もあります。」
「作者のトラウマをよみがえらせるなぁ!!。」
「チッ、ふーーっ。」
「未成年者の近くでタバコを吸うなぁ!!!。」
「一服ぐらいさせてくださいよ。ていうかそろそろ飽きたんでそろそろ最後のコーナーお願いしますわ三条さん。」
「え、あ、はい。さ、最後に甲子園のソクラテス先生宛にクリスマスについての質問のハガキがきているので、回答お願いします。」
「わかりました。」
「現実幻想さん(15)からのお便りで、甲子園のソクラテス先生は万年クリぼっち純正童貞なのになぜ今回呼ばれたんですか?。」
「ぜ、前世で恋愛経験豊富だからです・・・。」
「せ、先生。顔真っ青ですけど大丈夫ですか?。」
「だ、大丈夫だ問題ない・・・。つ、次のお便りにいってください。」
「えーと、プラトン(2441)さんからのお便りで先生は自称哲学者を名乗っていますが、先生にとっての真理とはなんですか?。なんか難しい質問ですね。」
「お答えします。私にとっての真理とはつまり社会です。社会という人間が長い歴史の中で創っていったこの枠組みこそが最高形の理想だと私は考えており、」
「読者が離れるから中途半端な知識で真面目に語ろうとするな!!。」
「そうですか・・・。」
「そ、そんなに落ち込まないでください先生。後で少しは聞いてあげますから。えっと次が最後のお便りですね。」
「もう最後なのですか!?。」
「は、はい。最後ですよ。」
「そうですか・・・。」
「いちいち落ち込むなー!!。じゃあ読みますよ。未来人(?)さんからのお便りでタイトルで10の方法と書いてあるのに、このまま終わったら10どころか数個しか紹介してないのでタイトル詐欺になりますよ?」
「あっ、忘れてました(笑)。」
「先生ーーー!!!!。」
「お疲れさまでした。それではごきげんよう!。」
「帰るなあー!!。って本当に先生帰っちゃった。え、えと、どうしよ・・・。せ、先生が帰っちゃったんで、私がしめさせていただきます。い、色々な方法を紹介してきましたが、お気に召す方法はあったでしょうか?あってもなくてもよろしければ是非実践してみてください。せ、責任はもてませんが!。あ、あとここまで読んでくれてどうもありがとうです。す、少し宣伝になってしまいますが、私が登場している迷門野球部という小説がありますので、そちらのほうもどうぞよろしくお願いします!!。それでは皆さんさようならです、またいつか機会があれば会いましょう!。」
終◯り