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プロローグ
父と母が事故で死んだ…
涼介15才の春だった
涙が何故かながれなかった…
ひとりっ子だったため、家には一人…
何のやる気も出ず、やろうともしない引きこもる日々
初めのうちは、友達も訪ねてきて励ましてくれたが反応の薄い涼介からだんだん離れていき、今は誰も来ない
何を食べても味を感じない
もう廃人と言ってもいい
両親が死んでから1年が経とうとした時、アメリカに住んでる叔父がやって来てあまりに酷い涼介の姿を見てアメリカに連れて行くことを決める。
特に反応もせずついて行く涼介
飛行機に乗りアメリカに向かう途中、飛行機の故障か、それともテロリストによるものかそれは今となってはわからない。
ただ、爆発し、涼介は恐怖に染まる叔父の顔を見ながら
あぁ、これで死んでいくんだなぁとつぶやくのだった