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浪人詩集  作者: 屯田水鏡
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浪人詩集(26)


浪人詩集(26)


95.病院へ


冷たい二月の風が水面を駆けて行くと、小さな波が幾筋も出来て、表面近くの小魚の群れが、素早く四方に散った。それらが、一様に身をくねらして、白く輝くと、一瞬のうちに、また、元のように黒い塊となっていた。

そんな美しい流れを伝いながら、バス代をケチって、三時間ほどもかけて、下流に近づくと、小魚たちは、海に出るのを恐れるかのように、流れに逆らって、上流に向かっている。

繁華街のコンクリートの橋の上から眺めると、濁った水の中で、魚たちがあえいでいる。悪名高き紫川である。

誰かが、歌を詠んでいる。

「紫川、大腸菌も死ぬという」


※一方、博多の川も当時は汚かった。

「那珂川や、大腸菌も死ぬという」

だが、今は、この二つの川は、美しい川になっている。

月日の流れを感じるのである。

※この当時、僕は病院でアルバイトをしていた。僕の通う大学は、北九州市の北方というところにあって、競馬場の近くであったが、ダービーや菊花賞などの場外馬券売り場でもあったので、アルバイトの金は、全て、パチンコや競馬などのギャンブルや酒に消えた。ある時、久し振りに大学に行くと、廊下に張り紙があって、僕の名前があった。「右のもの、授業料未納につき、退学処分にするものとする」であった。それで、仕方なく、実家に電話をかけて、金の無心をした、当時の、年間授業料は確か、一万数千円であったろうか。翌日の夜、病院の看護師さんたちと、近くのスナックで酒を飲んでいたら、夜勤の看護師さんから、電話があった。親父とお袋が来ているというので、急いで帰った。親父とおふくろは、弟の運転する、おんぼろ軽自動車に乗って、二時間かけて、来たのであった。しこたま説教を喰らったのは言うまでもない。

ちなみに、法律概論の授業で学んだことであるが、「退学処分にする」と「退学処分にするものとする」では、法律効果に大きな違いがある。翌日、僕は授業料の全額を学生課に支払いに行って事なきを得たのである。


96.王様とダイヤモンド


 昔、遥か西の小さな国に、広い、広い砂漠があって、砂漠の真ん中に、大きなダイヤモンドがありました。

 ダイヤモンドは一度朝日の眩い光を受けますと、七色の赤と八色の青と九色の緑の光で、夜となく昼となく美しく輝き続けるのでした。

ダイヤモンドが砂漠の中にあることは、その国の王様と大臣以外は誰も知りませんでした。

なぜかと言いますと、ダイヤモンドの美しさに、一度魅入られたものは、その美しさに取り付かれて、働くことも忘れて、ダイヤモンドを見つめ続け、遂にはそれを自分だけのものにするため、争いを起こすからでした。

その国には、賢い王様がいました。

 王様はいつも、憂いに満ちた青い顔をして、宮殿の奥深くひっそりと住んでいました。

 なぜなら、この国のほとんどは砂漠におおわれていて、やせた土地は穀物(米や麦や豆などの食料)が育つにはあまり適したものではなかったのです。

 ですから、この国の人民は、働いても、働いても、いつまでも貧しいままでありました。

 王様は、何度も、大臣や貴族や人民の代表を宮殿の広間に招いて、会議を行いましたが、一向にその解決の方法が見つかりません。

 先代の王様ならば、大臣や貴族や人民のことなど全く考慮せずに、何もかも自分勝手に決めて、実行し、王様に反対や批判をしようものなら、すぐに捕えて牢屋に入れたのですが、この若い王様は人民の意見を出来るだけ取り入れようと考えていたのでした。

しかし、みんなで話し合って物事を進めれば、きっとうまくいくだろうと考えて行った王様の試みは、かえって混乱を引き起こしてしまい、自分の考えを述べることに慣れていない人民は、なにも判断を下さず、ただ、会議を開くばかりの王様を馬鹿にしていました。

そんな訳で、この国の方針は、会議を行ってもみんな好きなことを言い合って、何も決まりませんでした。

王様は自分の思慮が浅かったことを思い知らされたのでしたが、だからといって、先代の王様のように、自分勝手にこの国の政治を行うことが最良の方法だとは思えません。

 そんなわけで、人民のことや国の将来のことを、まいにち、まいにち、考えては、ため息をつき、心を痛めていた王様は、眠る事も出来ず、憂いに沈んだ青い顔をしているのです。

 ある時、こんな王様の様子を心配した大臣たちは、どうしたら王様を元気付けることが出来るだろうかとみんなで相談しました。

そして、誰かが言ったのです。

砂漠の中にある、あの大きくて美しいダイヤモンドを見れば王様はきっと元気になるに違いないと。

 ですから、大臣たちは、みんなで王様を砂漠に誘ったのです。

はじめ、気乗りのしなかった王様も、何度も何度も大臣たちに進められて、やっと重い腰をあげたのでした。

 早速、数えきれないほどのらくだの背に、笛を吹き、太鼓を打ち鳴らす音楽隊が先ず乗りました。

その次の数えきれないほどのらくだの背には、王様を先頭に大臣たちや貴族や美しく着飾ったお姫様たちがつづきました。

その次の数えきれないほどのらくだの背には、人民の代表や宮殿の家来や踊り子たちが、途切れることなく続き、まるで、長い、長い蟻の行列のようになって、砂漠をぞろぞろと行きました。

 王様にかざされている錦の日除けは金色の刺しゅうで飾られた見事なものでしたが、王様は、相変わらず憂いに沈んだ青い顔をしていました。

 目指すダイヤモンドは、砂漠を旅して七日目の朝、まるで、王様がやって来るのを待っていたかのように、砂漠の中で、それは、それは、夢のように美しい虹色に輝いていました。

 不思議なことに、妖しく輝くこの大きなダイヤモンドを一目見たとたん、王様の頬には赤みがさして、瞳はキラキラと輝きだし、長い間抱いていた憂いや心配は、陽炎が立ち上るように、王様の頭の中から、すうっと、消え去ってしまったのでした。

大きなダイヤモンドを囲んで、歌や踊りや宴会が何日も何日も続きました。

 満足げに眺めている王様の心をもてあそぶように、ダイヤモンドは、ますます、美しくまた妖しくその輝きを増すのでした。

 ダイヤモンドをじっと見ていると、その輝きに、心はうっとりとして、王様はすっかりその美しさのとりこになってしまいました。

 王様は思いました。

このダイヤモンドを毎日見ることができたならば、どんなにか素晴らしいことだろうと。

 そして、王様は、この巨大なダイヤモンドを宮殿まで運べと人民に命じたのでした。

 人民は王様の命令に大変驚きました。

 この大きなダイヤモンドを運ぶには大変な労働が必要だったからです。

 けれども、王様の命令とあればしかたがありません。

大きなロープをダイヤモンドに巻きつけて、人民たちは引っ張りました。

何日も何日も引っ張り続けました。

けれども、大きなダイヤモンドは、なかなか動きません。

動いたとしても、ほんの少しだけでしたから、宮殿の中に運び込むには、何日も、いや、幾月も、いやいや何年もかかるのではないかと思われるのでした。

もうすぐ穀物の収穫の時期でありましたので、人民は非常に困ってしまいました。

急にわがままを言い出した王様をいさめるものは誰もいません。

大臣も貴族も人民も、王様が、先代の王様のように反対をするものをみんな牢屋に入れるのではないかと恐れたからでした。

ちょうどその時、世界の空を旅する一人の仙人がこの国の上空を通りかかったのでした。

この国の王様が、人民思いの賢者であるという噂は仙人の耳にも届いておりましたので、眼下にその王様の姿を見かけて雲間から地上の様子をひょいとのぞいたのでした。

真白く長い自分のひげをなでながら、しばらく眺めていた仙人は、ようやく、地上のあり様を理解して、顔を曇らせたのでした。

仙人の顔は、次には真っ赤になり、白いひげを逆立て、頭から湯気をたてて、大いに怒ったのでした。

そのため、仙人は、自分の乗っている小さな雲から危うく落ちそうになったのでした。

そして、愛用の長い杖を一度、頭上でくるりと回すと、えいっとばかりに地上めがけて投げおろしたのでした。

仙人は雲の上で腰をかがめ、額に手をかざして、杖が落ちながら飛んでいく先を確かめると「ふん」と吐き捨てるように怒りの言葉を残して、すごいスピードで飛び去って行きました。

杖は稲妻のような軌跡を描いて、ダイヤモンドにこつんと当たりました。

すると、次の瞬間、ダイヤモンドは粉々に砕けて、雨が、地上から空に向かって、逆さに降るように、空高く次々に舞い上がって、大空の中に消え去ったのでした。

一瞬の眩しい輝きの後、ダイヤモンドの発する光を徐々に失った地上は、みるみるうちに暗くなったのでした。

この出来事に、しばらくぼう然と空を仰いでいた王様は、次に、はっと顔を赤らめて、深くうなだれたのでした。

空には、幾千万の星が燦然と輝いていて、流れ星が大空を横切って流れてゆきました。

「今は夜であったのか、一つのまばゆい光にとらわれて、私は夜も昼も人民を苦役に駆り立てていたのか」

王様は、自分を深く恥じたのでした。

そして、急いで宮殿に戻ったのでした。

翌日から、冠を投げ捨てて、野に出て働く王様の姿が見られました。

もともと賢明な王様でありましたので、働きながら、いろいろなことを学んだのです。

働くということは予想以上につらく苦しいことでありましたが、初めて働く王様にとってそれは、また、思っていた以上に新鮮で楽しいことであることを学びました。

穀物の種をまき、育て、収穫するには、様々な努力をしなければならないことや作物は自然の営む四季折々に従って育てなければならないこと、そして、肥料をやればよく育つことを学んだのです。

でもやりすぎると成長を妨げたり腐ったりすることがわかりましたし、作物を植え付けるにはそれに適した場所があることも学びました。

人民の苦労を少しでも軽くするためには、品種や耕作道具は改良されなければならないことを、そうすれば、多くの作物が取れ、また、人民は休息を取ることが出来ることなどなど。

王様は人民と同じように大地に触れ、それを時には舌でなめて味を確認して、大地の力を確認したのでした。

さらに王様は、砂漠のあちこちを調べて、沢山の井戸を掘りました。

大地の奥深くから、命をつなぐ、新鮮な水を取り出すためでした。

王様が大臣や貴族や人民と一緒におこなった、これらの努力は報われるものもありましたし、報われないものもありました。

こうした努力にもかかわらず、その国はまだまだ貧しいままでありました。

ある日のこと、宮殿で働く者たちを総動員して宮殿内のすべての財産と穀物倉庫を点検した王様は、大臣と貴族と人民の代表を宮殿に集めて広間で会議を開いたのでした。

長い不作で国中の貴族も人民もみんなが飢えているのをこの先どうしたら良いか、そして、宮殿にある食べ物と財産をどのように国民に分け与えたらよいか、みんなで考えるために召集された会議でした。

「さあ、どうしたら良いだろうか?」

王様が尋ねると、まず大臣の代表が立ちあがって言いました。

「王様、それはもちろん王様に仕える大臣と貴族と宮殿で働く者たちに食べ物と財産を多く与えるべきであります。なぜならば、彼らは国を運営するために日々働いているのですから」

それを聞いた人民の代表が興奮して立ち上がり、机をドンと叩いて言いました。

「王様、人民は目の前の飢饉にさらされながらも耐え忍び、ひもじさをこらえて、毎日せっせと働いているのです。国を支えている人民の命を救うことこそ王様の務めではありませんか。人民が元気に働くからこそ食べ物や財産が生みだされるのです。人民の幸せのために全ての食べ物と財産を使うべきなのです」

貴族も人民も自分たちの主張を一歩も譲らず、話し合いは平行線をたどるばかりでした。

延々と続く会議の様子をじっと眺め、耳を傾けて注意深く聞いていた王様は、ゆっくりと立ち上がり、おもむろに口を開きました。

「みんなの話は分かりました。それでは私の考えを言いましょう。まず、宮殿内の食べ物と財産のうち、半分はてすべての人達に平等に配ろう。それから、残りの半分のうちの半分を将来に備えて蓄えておこう。そして最後に残った食べ物と財産を明日のための種子として使おう。それでどうだろう」

王様のこの決断を聞いた大臣たちや貴族の代表や人民の代表のいずれもが大いに不満の声をあげたのでした。

大臣と貴族の双方の代表が声を荒げて言いました。

「王様、あなたは、われわれ大臣や貴族がどんなに困っているか、また、宮殿に仕える者たちがどれだけ苦しんでいるか、近くで見て十分知っているではないか。われわれには明日のための種子よりも今日の食べ物とお金が必要なのなのだ。ろくに字も読めず、国の行く末を考えもしない、無知な人民よりも、先ずわれわれ貴族たちのために蓄えを使うのです」

人民の代表がもっと大きな声を張り上げて言いました。

「王様、あなたは、今人民がどれだけ飢えに苦しんでいるかご存じないのか。将来の蓄えなど、どうでもよいではないか。今すぐ、すべての食べ物とお金を人民に与えるのです。働くこともせず、ただえらそうに命令ばかりしては、われわれ人民を苦役にかり立てる貴族ではなく、先ず、国のために働くわれわれ人民のために蓄えを使うのです」

しかし、王様は自ら下した決断を頑として変えようとはしませんでした。

なぜなら、大臣と貴族の意見も、人民の意見も、王様の意見よりも、良いとは、到底思えなかったからでした。

毅然とした王様の態度に、大臣や貴族もまた人民代表も仕方なくしぶしぶ了承するしかありませんでした。

とくに、人民たちは、先代の王様や大臣や貴族に対して反対したり、批判をしたりした時は厳しく罰せられていましたのでこれ以上批判をするとひどい目にあうかもしれないと思ったのです。

それからというもの、王様の評判はだんだん悪くなったのでした。

さらに、王様が反対するものを罰することをしないということが分かると、公然と王様の批判をするものが現れるという始末でした。

貴族たちは言います。

「王様はわれわれのことを何も考えてはいない。これまでそばで誠実に仕えてきたわれわれの苦労をまったく分かってはいないではないか。そればかりか、あの無知な人民と我々を同等に扱っている、どういうことだ」

人民は言います。

「王様はわれわれのことを何も考えてはくれない。いったいこれまでわれわれ人民は国のためにどれだけ尽くしてきたと思っているのだ。それなのに王様はわれわれのために何をやってくれたというのだ。何もやってくれてはいないではないか」

王様は学んだのでした。

大臣の意見も貴族の意見も人民の意見も十分聞くことが大切である。

しかし、最後の決断は、王が、みんながどうしたら公平に、そして、幸せになるかを充分考えて行わなければならない。

そして、あの砂漠での出来事の反省から、王様を、勇気を持っていさめるものを育てなければならない。

最後に王様が学んだもっとも重大で大切なことは、意外なものでした。

それは、大臣も貴族も人民も、王様のことを正しく理解し、評価してはくれないということでした。

王は人民の言うとおりにこの国を治めるのではなく、人民の言うことを良く聞いたうえで、みんなの幸せを考えて、冷静に決定しなければならない、たとえ、それが少しばかり嫌われることでもやらなければならないことがあることを学んだのです。

王様は、ある日、両手を後ろ手に組んで、ややうつむき加減に宮殿の庭を散歩しながら王妃様に言いました。

「王妃よ、本当に苦労をかけるね。毎日、ひもじい思いをさせて申しわけない」

すると、王妃様はにっこりとほほえみながら言いました。

「王様、いえ、あなた、私はさげすみや同情や憐れみには耐えられませんが、人民と同じように空腹であることにはいくらでも耐えることが出来ます。たとえ空腹のため、死んでしまったとしても、私はこうかいいたしません。あなたと一緒に、この国の民が幸せになるよう努力しているのですもの。私のことは心配しないで、人民の苦しみをしっかり受け止め、考えて、王様としての務めをしっかりとまっとうしてください。私は、心から王様、いえ、あなたを信じて応援しています」

王様は、美しい王妃様の顔を見ながらまた、ぽつりと言いました。

「王妃よ、ありがとう。それにしても、大臣たちや貴族や人民は私の苦労をどうして少しも分かってくれないのだろう」

ちょうどその時、世界の空を旅して帰途についていた仙人が上空を通りかかりました。

雲の上から額に手をかざして地上を眺めていた仙人の耳に弱音を吐く王様の声が届きました。

「おやおや、弱音を吐いておるわい、ようやく、王としての務めが何であるか分かったようだのう」

仙人は、にこりと微笑みました。

それからしばらく、地上をくまなく見渡して、ようやくその国の様子をすべて把握した仙人は、ぽつりとつぶやきました。

「すこしばかり雨が必要だな」

長い杖を地上に向けて十字を切るような仕草をして、えいっと声を出すと、その杖を頭上でくるりと何度か回して、うふふっと笑って、風と雲をよびながら通り過ぎ、はるか大空の彼方に米粒のように小さくなって消えました。

その日からしばらくの間、地上には雨が降って、緑が広がったのでした。

ある日、宮殿に立ち寄った旅の商人から、砂漠のダイヤモンドの話が届きました。

雨が上がった時、夜空の星がキラキラと輝きながら落ちてきてかたまり、素晴らしく大きなダイヤモンドとなって、砂漠の中でキンキンと音をたてて、絶えることなく美しく光り輝いているということでした。

そのダイヤモンドは一度朝日の光を受けると、七色の赤と八色の青と九色の緑の光で、夜となく昼となく輝きつづけるというのです。

「ほう、そうか」

王様はうなずきながら、笑ってその話を聞いておりました。


※大学に入学して暫くは両親のすむ家から通っていた。

大学に着くまでにJRで二時間以上かかったので、その間を持て余していた。

その途中に、教育大学があって、ちょうど僕の友人が、その大学に入学していて、児童文学研究会というものを立ち上げていたので、しょっちゅう、途中下車をして、その研究会に参加した。参加の動機は、相も変わらず、詰まらないもので、女の子が多かったので、あわよくば、一人ぐらい付き合ってくれるかもという、不純極まりないものであった。しかし、長い間参加したが、失恋を一回しただけで、恋は実らなかったし、相手にもしてもらえなかった。

彼らは、有名な児童文学の評論をしたが、僕にはそんな知識は無かった。

彼らの言う、児童文学作品や作家の名は殆ど知らなかった。僕の知っているのは宮沢賢治ぐらいであった。だから、僕は短編を書く方に回った。

この、王様とダイヤモンドは、そのために準備したのだけれども、彼らには、なぜか披露していない。

この作品を読んでわかったことは、問題を解決するため、仙人を登場させている、安易な方法である。


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