<登場人物紹介>
※ネタバレ、本篇には出てこないウラ設定あります。
ご注意ください
よろしくお願いします
登場人物紹介<ネタバレ、本篇に出てこないウラ設定あり>
アルセラ・メッツァ
22歳。茶色髪ロング、赤目。人並み外れた体力と魔法量を持つ。
孤児。西方の町メッツァ教会で育つ。王立第三騎士団対魔獣魔法騎士だったが、任務中の怪我が元で武装具補修部に転属。強化魔法が得意。
魔法剣士時代は剣技も巧みで力も強く同僚の魔法剣士からも真似できないと一目置かれていた。本人は周囲からの評価に疎いがかなりの人気があり、討伐後の凱旋パレードはいつも盛況だった。アルセラに憧れて魔法騎士を目指す者が急増し人事課が嬉しい悲鳴を上げていたとか。
真っすぐでわりと単純な性格。よく強くかっこいいと評されるが涙もろい一面もある。人並み以上に魔力や体力があり周りから期待されたり感謝されたりする機会が多かったせいか、自分の持てる能力で国や人々を守らなくてはという使命感が強い。
竜人族の血を引くと言われるが定かではない。
エレクシ・オリヴェール
26歳。金髪カール、緑目。魔力量はそこそこ平均的、魅了の適性を持つ。たれ目気味でアルセラ曰く王子様みたいな顔。
オリヴェール侯爵の庶子。魔力鑑定で魅了の適性が判明してから家を出された。容姿端麗の貴族の者しか所属できない王立第一騎士団近衛部隊にいたが、腹違いの弟の不祥事を受けて、21歳頃身代わりで左遷され王立第三騎士団北部武装具補修部に配属された。魅了の魔法を使えないがエレクシが作製した武装具には、本人は全く自覚はないまま魅了の魔法が含まれていてそのせいで第三騎士団ではモテる騎士が多いのではないかとごく一部で言われている。
少年期や青年期の不遇から周囲からの疎外感が強い。反動で少しでも自分に理解を示してくれた人にはすぐに心を開くチョロい性格。心身ともに自分にはない強さを持つアルセラにべた惚れしている。
のちに金属精製の分野で功績をあげることになる。
ユリウス・センチフィリア
23歳。黒髪碧眼。魔力はかなり多い。火魔法が得意。体格も大きくアルセラ曰く野性味のある精悍な美丈夫。
第三騎士団対魔獣部隊に所属。部隊一の凄い腕。男女問わずモテる。アルセラが怪我をするまでの3年間ほどバディを組んでいた。その後はカリーナとバディを組む。
自分だけ装具の色を変えるなど常に人々の注目を集めていたい。
名家センチフィリア侯爵家の三男。実母は後妻で幼い頃から前妻の子である二人の義兄より絶対に上を行くようにと育てられた。そのため彼らに対して対抗意識を持っている。職務でも一番の実績、また高位貴族で高魔力保持者の結婚相手を求める母の意向に沿って生きてきた、毒親の被害者。
アルセラとバディを組むことによって魔獣討伐の実績は上がったがアルセラに注目度をさらわれ、妬みからほんの軽い気持ちで装具の置き場所を変えた。その結果アルセラが騎士を辞める事態に発展、自らの実績も名声も落とすことになった。
のちに母親に反抗し幼馴染と結婚を強行。しかし全てを上から考えるあくまでも高位貴族としての価値観は変えられない。
ガリカ
(実は)29歳。既婚。銀髪交じりの黒髪。
王立第三騎士団北部武装具補修部副部長。保護魔法と強化魔法、鑑定魔法も巧妙に使えるが、魔力量はそれほど多くない。
補修部の事実上の管理者。仕事に対してストイック。”師匠”と呼ばれたい願望を持つ。
貴族籍。ヴェルヘルミーナの親戚筋にあたる。ヴェルヘルミーナの理解者でもある。
ヴェルヘルミーナ
(実は)30歳。通称ヴェル。既婚。金髪に近い茶色の髪。色白で前髪が長い。小柄。考えたことを口に出すまでにとても時間がかかり、周りの会話のテンポについていけないことからほとんど口は開かない。
補修部の保護魔法のスペシャリスト。かなり几帳面で彼女の作業スペースは聖域と呼ばれ、何人たりとも侵害してはならない。威力が抜群の雷魔法も使えるが感情が爆発した時に発動してしまい制御はできない。代々保護魔法が得意な由緒ある貴族家系出身。
旦那さんは魔法の研究家で魅了の魔法についても新説を唱えた人物。
セレンティア・ショーグレン
14歳。ショーグレン公爵家長女。母は現国王の妹。金髪ストレートロング。華奢な体つき。
保護魔法、強化魔法が得意。魔量量も多い。
王立第三騎士団北部武装具補修部部長。非常勤で普段は王都在住。侍従のカイルが風魔法で操る高速馬車で移動する。移動途中でアルセラの凱旋パレードを見掛けあまりのカッコよさに大ファンになる。
騎士の誓いでアルセラに口づけされた右手を洗う、洗わないでカイルと一悶着あった。
婚約し公爵家を継ぐことが決まっており、武装具補修部部長はいずれ退く予定。
カイル
26歳。既婚。茶色の髪を肩口で縛っている。セレンティアが憧れるアルセラに対抗して風魔法で凪かせたいと髪を鋭意伸ばし中。
セレンティアの侍従兼護衛。代々ショーグレン公爵家に仕える男爵家出身で父は公爵家の家令を務めている。妻は公爵家の総料理長の娘でセレンティアの侍女をしており、夫婦揃ってセレンティアへの敬愛がそれはそれは重い。セレンティアに風魔法を褒めてもらうことが何よりの褒賞。
エレクシとは学校時代に出会う。家格が低くく風魔法以外からっきしだった自分に、他の貴族子息令嬢とは違い屈託なく話しかけてきていた唯一の存在のエレクシを密かに友達だと思っている。エレクシが魅了の魔法を使えないことを学生時代から知っていたので、エレクシが隣国王女絡み騒動で国外追放になりかけた際にそれを証言した。公爵家経由で王家に話が伝わり、落としどころとして第三騎士団北部駐屯地に左遷が決まった。実はエレクシにとって大恩人。
カリーナ・ダマセナ
20歳。紫の瞳、銀髪のロング。アルセラと同じ髪型をして任務につく。魔力量は多い。
ダマセナ子爵家のご令嬢。両親の反対を押し切って王立騎士団に入団。対魔獣部隊の期待の新人。
騎士を目指したきっかけがアルセラで憧れが強い。憧れのアルセラの装具を目の当たりにして、自分にも使いこなせるのではとの衝動が抑えられず取り違えを知りつつ討伐に行き、結果、アルセラが怪我し騎士を辞めるきっかけを作ってしまった。
結婚はしないと公言していたが、のちに隣国の将軍と運命的な出会いをし結婚して隣国に渡る。
オークル神父
メッツァ教会の神父。実は鑑定魔法の権威。アルセラの育ての親。アルセラの人間離れした魔力量や身体能力を知り、魔法騎士を目指すよう導く。
王都にはライバルの神父がいる。ベスト教会アワードを受賞した年には嫌がらせでおかしな話し方を教えられた。お酒好きでいつも飲み過ぎてはシスターアイーダに「同じことを何度も言われて子どもですか」と叱られている。
シスターアイーダ
濃い赤色の目。メッツァが故郷。聖魔法が使える。
メッツァ教会のシスター。教会併設の孤児院の子どもたちのお世話や楽草作りをしている。薬草はよく効くと評判がいい。
かつて聖魔法が使えることで王家に囲われ魔力を酷使された結果一時的に魔力枯渇症状になり王太子との婚約も破棄される。今は魔力も戻っているが王家には秘密にしている。
ちなみに王太子はアイーダが去った直後に自らが難病に罹りアイーダの聖魔法を受けられなかったため完治せず、王太子を廃摘された。
今はメッツァの駐在さんと心を通じ合わせて幸せな日々を過ごしている。
アルセラ同様竜人族の血が流れているとオークル神父に指摘されている。
パインコーン亭の大将と女将さん
二人とも元魔法戦士。北部駐屯地近くに宿泊施設併設の大衆食堂を開いている。味もボリュームも騎士好みで連日賑わっている。
大将はかつて魔獣討伐の任務で両目を怪我をした。とても完治できるレベルの怪我ではなかったのにも関わらずアイーダの聖魔法により完治。王家から身を隠すアイーダの為、左目は眼帯をして怪我をしたままの振りをしている。怪我を機に騎士を退役し趣味の料理を活かして食堂を開いた。豪快に笑う好人物。
おかみさんも大将を支えるため退役した。少しおせっかい気味だが人情に篤い。
第三騎士団北部連隊長
北部国境警備隊と対魔獣部隊を束ねる連隊長。
アルセラの高い魔力と能力に魔法騎士として大いに期待をしていた。結婚式に出席したかったがさすがに断念した。
フェザン対魔獣部隊総隊長
王国唯一の対魔獣部隊総勢78名を指揮する。自らも討伐に参加する魔法騎士としても優秀。自らが第一線で戦うからこそ隊員一人一人を大切に思う熱い男。
アルセラやカリーナなど隊員の結婚(男性隊員が結婚しても)の度に号泣する。
第三騎士団北部副連隊長
連隊長の補佐をする。
連隊長やフェザン対魔獣部隊総隊長など感情が先走る人物に囲まれているため、バランスを取り若干無理をして冷静沈着な行動を心掛けている。
爺さん(シオン師匠)
元武装具補修部副部長。鍛冶と縫製を担当していたが高齢と持病の腰痛悪化のため数年前に引退。
引退前に転属してきたエレクシを弟子に決め、自分の持てる技術を全て叩き込んだ。褒めると調子にのるエレクシの性分を早々に見抜いていた。引退後は腰痛もあり自宅の工房で細々と鍛冶の仕事をしていたが、エレクシからもらったアイーダの薬草のおかげで症状が快復した。
今はエレクシの依頼で金属の改良研究に協力し、次の作業依頼をまだかまだかと待っている。エレクシと会うと口悪くいうが実はエレクシが懐いてくれるのがうれしい。
オリヴェール侯爵
名はフレディ。エレクシの父。面食いで若い頃軽い気持ちで、美人で旅一座の踊り子だったエレクシの母を囲った。典型的な放蕩息子だった。
思いのほか早くに侯爵家を継ぐことになりエレクシが産まれて間もなく正妻を迎えすぐに跡継ぎのルビオンを儲ける。
基本的に貴族的な手腕が優秀な正妻に頭が上がらず、正妻の顔色を窺いエレクシ母子をほぼ放置した。
ルビオンが隣国王女との不祥事を起こした際、エレクシに身代わりを命令。その後エレクシが高魔力の女性と結婚したと聞き、高魔力な孫を手に入れようとエレクシに接触したがセレンティアが手を回し社交界でかなり背筋が凍る思いをした。エレクシに勝手に連絡したことが正妻にもバレて激怒され、家庭内でも肩身がせまい思いをしている。
ルビオン・オリヴェール
25歳。金髪緑目。オリヴェール侯爵家嫡男。文官として王城に出仕している。父と同じ面食い。
出仕し始めすぐに外交関係の部署に配属され当時の第二王子婚約者の隣国王女を通じて隣国との貿易交渉をする担当者の一人だった。だが美人の隣国王女の手のうちにはまり誘惑にのってしまう。大問題になったが父の手によってほとんど会ったこともない腹違いの兄が身代わりになると聞いて安堵した。が、事実を知る者も多く一生出世は望めないだろうと言われている。結婚相手の選定も進まず現在もまだ決まっていない。
オリヴェール侯爵夫人
フレディ・オリヴェール侯爵と政略結婚し、跡継ぎルビオンを産み内政、社交と完璧にこなす。フレディが頼りなく事実上オリヴェール侯爵家を掌握している。
結婚時にはすでにいたエレクシ母子は目障りだったが、母親、エレクシともに顔はいいが英才教育を施したルビオンを脅かす存在とは思えずほぼ放置。エレクシは魅了の魔法の適性があると知り体よく屋敷から追い出すことにした。
のちにルビオンが不祥事の影響で婚姻がなかなか決まらない中、高魔力の女性と結婚したエレクシに孫を要求しオリヴェール侯爵家の後継に据えようとしたフレディに激怒。現在もフレディに対してお金、行動などを厳しく管理監視している。
エレクシの母
名はマリア。南方の2つ隣の国出身。貧しい家庭で育ち旅一座に姉妹揃って売られた。かなりの美人で愛想も良く踊り子として一座の人気者だった。非常にほだされ易くリンドベリ王国でフレディ・オリヴェールに執着され「君がいないと俺は生きていけないんだ(ウソ)」などと言われすっかり信じてしまい自ら進んで身請けされた。最後まで一座を抜けることに反対していた妹とはここで今生の別れとなった。
エレクシが産まれた後も「お前は別邸にいて何もするな」というフレディの言葉を鵜呑みにしてただ、ひたすらにフレディを待ち続けた。環境と周囲の人に恵まれず学ぶことも知らないまま一生を終えた悲劇の人。
ロバート
対魔獣部隊魔法騎士4年目。魔法騎士としては優秀な人物。アルセラが現役時代はカリーナのバディだった。
装具の取り違えに気づくも後輩のカリーナに「このままで大丈夫」と強く言われ納得してしまう押しに弱い面を持つ。美しいカリーナに淡い気持ちも持っているが細身体型がカリーナの好みではなく全く意識されていない。
メッツァの町の駐在さん
シスターアイーダの事情を全て受け入れ一生を共に生きることを決めた心もお腹も大きい人。
ここまで読んでいただきありがとうございました!




