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第5話:開店前夜、炎と誓い

マルクトブルクの片隅で、古い倉庫が新たな生命を吹き込まれつつあった。イサオ(中内㓛)の指揮のもと、改装工事は急ピッチで進められていた。それは単なる修繕ではない。異世界の常識を覆す、「未来の店舗」の創造だった。


倉庫周辺はかつての繁華街だったが、時代の流れとともに衰退し、今は人通りも少ない。だが、それはイサオにとって逆に好都合だった。商人ギルドの監視の目が届きにくく、自由に計画を練れる。しかも地代は安く、将来の拡張余地もある。立地の本質を見抜く眼力は、かつて㓛がダイエーの店舗展開で見せた才覚そのものだった。


「棚の高さは、客が手を伸ばして楽に取れるように。通路の幅は、二人がすれ違っても余裕があるようにしろ。商品は種類ごとに分かりやすく並べ、値段は誰にでも見えるように大きく表示するんだ!」


イサオの指示は具体的かつ合理的で、地元の職人たちは戸惑いながらも、その的確さに舌を巻いた。


「なあ、わからんのだが」年配の大工頭が汗を拭いながら首を傾げた。「何故、こんな広い通路が必要なんだ?品物をもっと詰めて置いた方が、たくさん売れるんじゃないのか?」


「それが違うんだ」イサオは笑顔で説明した。「お客様が窮屈に感じると、すぐに出て行ってしまう。ゆったりと歩き回れる空間があれば、より多くの商品を見て、結果的にたくさん買っていただける」


「ふむ…」大工頭は半信半疑だったが、イサオの確信に満ちた様子に、やがて頷いた。「まあ、注文主の言う通りにするさ」


光を取り入れるための窓の増設、商品の搬入・陳列・会計までの動線を考慮したレイアウト、清潔感を重視した内装――それは、かつて彼が日本で築き上げた「スーパーマーケット」の原型、その思想の萌芽だった。


この改装は単なる物理的な変化ではなく、新しい商業の形を作り出す挑戦だった。イサオは図面を広げながら、エルムとカエル、そしてリナに説明する。


「この店では、お客様自身が商品を選んで、最後にまとめて会計をする。これまでのように店員と一対一でやり取りする必要はない」


「そんなことが可能なのか?」エルムは疑わしげに尋ねる。「盗みが多発するのでは?」


「むしろ逆だ」イサオは穏やかに答えた。「明朗な価格表示と、開放的な空間こそが、お互いの信頼を生む。もちろん、最初は戸惑う方もいるだろう。だからこそ、丁寧な説明が必要なんだ」


その言葉は、単なる理想論ではなく、かつて㓛が実証してきた経営哲学の結晶だった。かつて日本でセルフサービス方式を導入した時も、多くの懸念があった。しかし最終的には、それが流通革命の核となったのだ。


「そうだ、こうでなければならん…」


イサオは図面を睨みながら、過去の記憶を反芻していた。ダイエーという巨大な流通帝国を築き上げた日々。しかし、その急成長の影で膨らんだ負債、時代の変化への対応の遅れ、そして、最後は自らの手で築いた城を明け渡さなければならなかった、あの屈辱と後悔。


(あの時、もっと原点に忠実であれば…いや、過去を悔いても仕方がない。だが、この世界で、もう一度…いや、今度こそ、真に『お客様のため』の、揺るがない城を築く。過去の失敗から学び、同じ轍は踏まん!)


その強い決意が、老練な魂に宿る若き肉体を突き動かしていた。エルムは黙々と帳簿や書類整理を進め、リナは持ち前の身軽さで情報収集や連絡役をこなし、カエルは山間の採掘場と街を往復して、生命線である塩の供給を守っていた。希望の光が、確かに彼らの行く先を照らし始めていた。


---


夜が更けていく。倉庫の改装もいよいよ終盤を迎え、一部の棚には既に商品が並び始めていた。開店まであと数日。イサオは奥の簡易寝所で明日の準備を整えていた。


窓越しに見える月明かりが、ふと大きな影で遮られた。イサオは反射的に立ち上がった。


「誰だ!?」


返事はない。だが、外からは微かな足音と、男たちのささやき声が聞こえる。尋常ではない。


「まさか…」


イサオは周囲を見回した。エルムは今日は自宅に戻り、リナは見張りを兼ねて倉庫に泊まり込んでいた。


「リナ!」イサオは小声で呼びかけた。「起きろ、何か様子がおかしい」


リナは一瞬で目を覚まし、すぐに状況を察した。屋根裏へと通じる小さな梯子を指さす。


「上に隠れて様子を見ます」彼女はすばしこく梯子を登ると、闇の中に姿を消した。


その直後、倉庫の扉が激しく叩かれた。


「誰だ?」イサオは用心しながら近づく。


「市警備隊だ、開けろ!」


しかし、その声は明らかに偽物だった。本物の警備隊なら、公的な調査であることを告げ、公印を示すはずだ。


「何の用だ?」イサオは時間稼ぎをした。武器も護衛もなく、対峙するのは無謀だ。


「いいから開けろ!」


扉の向こうで、何かが割れる音がした。火のついた松明が窓から投げ込まれ、すぐに床に炎が広がり始めた!


「火事だ! 火をつけられたんだ!」


突如、倉庫の外で火の手が上がった。それと同時に、覆面をした数人の男たちが、棍棒や松明を手に倉庫の扉を破って押し入ってきた!


「くそっ、やはりヴァレリウスの…!」


イサオの言葉は、鈍い音に遮られた。覆面の男の一人が、棍棒で彼の後頭部を殴りつけたのだ。鋭い痛みと共に、意識が遠のいていく…。


---


「イサオさん! イサオさん!」


意識を取り戻したイサオの耳に、カエルの声が飛び込んできた。目を開けると、すでに夜は明け、朝の光が燃え盛る倉庫の残骸を照らしていた。


「何が…?」


「覆面の男たちが襲ってきたんです」カエルが荒い息で説明する。「偶然、塩の新たな納入のために街に戻り、異変に気づいて駆けつけました」


イサオの視界がようやく定まる。カエルの服は焼け焦げ、顔には煤が付き、腕には切り傷がある。激しい争いの痕跡だ。


「リナは?エルムは?」


「リナは無事です。屋根裏から逃げ出して、近隣住民に助けを呼びました。エルム殿もご無事。朝早く来られたところでした」


イサオは身を起こそうとして、脇腹に鈍い痛みを感じた。見ると、血で服が染まっている。覆面の男の一撃を受けたらしい。


「襲撃者は?」


「私が来たとき、既に暴れていました」カエルが悔しそうに拳を握る。「つるはしを手に加勢しましたが、数が多くて…。でも、騒ぎを聞きつけた近隣住民の中からも、イサオさんの商売に恩恵を受けていた者たちが、農具などを手に飛び出してきたんです」


乱闘となった様子だが、その間にも火の手は広がっていった。イサオはゆっくりと立ち上がり、倉庫の惨状を見回した。


屋根は半分が崩れ落ち、壁の一部は黒焦げになっている。せっかく整えた棚は倒され、商品は床に散乱していた。蹴飛ばされた塩の袋、水をかけられた穀物、粉々に砕かれた陶器の壺…。


「コウモリの群れのように現れて、コオロギのように消えやがった…」近くに立っていた男が悔しそうに呟いた。彼はイサオから塩を買っていた常連客の一人だった。


「『掃除屋』という連中だろう」別の男が腹立たしげに言った。「ギルドや貴族の汚れ仕事をする、街の荒くれ者だ」


イサオはそれを黙って聞いていた。襲撃の主が誰かは言うまでもない。ヴァレリウスがついに公然と暴力に訴えてきたのだ。


「被害は?」イサオは冷静に尋ねた。


「商品の大半は使い物になりません」カエルが肩を落とす。「建物自体も相当やられています。特に屋根や壁…」


火の手は既に消されていたが、倉庫は半焼し、商品は一部が灰になった。被害は甚大だ。呆然と立ち尽くすカエルやリナ。エルムも肩を落とす。


だが、そんな中、燃え残った床板の下に何か黒い口が開いているのが見えた。


「地下だ!」エルムが叫ぶ。


乱戦の中、崩れた床板の下に、ぽっかりと黒い口が開いた。エルムの調査で存在が示唆されていた地下室だ。


「まさか、こんな形で見つかるとは…」エルムが呟いた。


地下への入り口にとりあえずの梯子を下ろし、イサオたちは慎重に降りていった。懐中提灯の明かりに照らされたのは、予想以上に広く、頑丈な石造りの空間だった。幸い、火はここまで回っていない。


地下室は埃をかぶり、蜘蛛の巣が張っていたが、極めて保存状態が良かった。古い棚や樽と共に、羊皮紙の束が残されていた。エルムがそれを手に取り、灯りにかざして読み解き始める。


「これは…! この土地の古い権利書と、昔の交易路に関する記録だ…! これがあれば、ギルドが主張する権利の一部を覆せるかもしれん!」


エルムの発見は、絶望的な状況に一筋の光をもたらした。だが、現実問題として、倉庫の再建と商品の調達には莫大な費用がかかる。イサオの手元資金は、先の融資を含めても焼失した分を補うには足りない。


「どうしますか?」カエルが沈痛な面持ちで尋ねた。


イサオは無言で地上へと戻り、イサオは燃え残った倉庫の梁を見上げ、そして、地下への入り口を見下ろした。薄暗い地下室から漏れる明かりは、まるで希望の象徴のようだった。


「…まだだ。まだ終わらんよ」


静かに、しかし、確信に満ちた声でイサオは言い切った。


---


その頃、アルマン子爵邸では、執事フォルクハルトが主人に事態を報告していた。


「先日イサオという商人に投資した件ですが…彼の店舗が夜襲を受け、半焼したようです」


アルマン子爵は窓辺に立ったまま、動かなかった。


「そうか…ヴァレリウスめ、とうとうそこまで出たか」


「どうなさいますか?」フォルクハルトが静かに尋ねた。「彼への投資は…」


「そのままだ」子爵はきっぱりと言い切った。「イサオという男が諦めるとは思えん。それに…先日彼から受け取った書面に記されていた警告は正確だった。襲撃の可能性を事前に予見していたのだ」


「流通業を変えようという野心だけでなく、先見の明も持ち合わせているとは…」


「あの男は、このままでは終わらんだろう」子爵は微かに微笑んだ。「見守ろう」


---


地下室の発見から二日後、イサオは驚くべき速さで再建計画を練り上げていた。


「地下室があれば、一階の倉庫部分が再建できなくても、しばらくはしのげる」イサオは簡素な図面をエルム、カエル、リナに示した。「地下を改装し、最小限の店舗スペースとして活用する。上部の再建は、資金が回りだしてからでも遅くはない」


「狭くなりますが…」カエルが心配そうに言った。


「商品の数は減らす。だがその分、回転率を上げればいい。良く売れる商品だけを厳選し、仕入れの頻度を上げる」


ダイエー創業初期も、小さな店舗で回転率を重視する戦略を採っていた。その経験が、今、活きている。


「それでも、改装には資金が…」エルムが懸念を示す。


「エルム殿が発見した古文書を活用する」イサオは一歩進んで説明した。「これをてこに、ギルドの圧力に対抗する法的根拠を固めれば、少なくとも明確な嫌がらせは減るはず。さらに…」


イサオは作戦の詳細を語り始めた。地下室の発見は、単なる運ではなく、チャンスを見出す彼の経営者としての才覚が引き寄せた幸運だった。


「どう考えても無理があります」リナが率直に言った。「それだけの資金を、どうやって…」


「ここからが勝負だ」イサオは静かに微笑んだ。「一からやり直すのではない。この挫折を跳躍台にするんだ」


---


襲撃から一週間。マルクトブルクの市場には、異様な光景が広がっていた。


イサオの露店が、以前より小規模ながら再開していたのだ。商品は限られるが、「良質岩塩」「選りすぐり乾燥豆」などの札が、再び掲げられていた。


「イサオさん、また開店してくれたんだね!」老婆が安堵の表情で言った。


「ああ、もちろんさ」イサオは笑顔で答える。「少し規模は縮小したが、品質は確かだ」


「聞いたよ、襲われたんだって?」


「ああ」イサオは軽く頷く。「だが、それで諦めるほど、俺は甘くない」


その日、イサオの露店には、驚くほどの客が詰めかけた。襲撃の噂は逆に同情を呼び、「イサオを支援しよう」という動きが自然発生していたのだ。


夕刻、市場の片隅に現れたヴァレリウスは、予想外の光景に声を失った。まるで、イサオの露店だけが、周囲の騒がしさの中で輝いているかのようだった。


「あれだけやったのに…なぜだ…」彼は拳を硬く握りしめた。


その様子を離れた場所から見つめるイサオは、内心で苦い笑みを浮かべていた。


(やるべきことは山積みだが、ひとつ確かなことがある。客の支持こそが最大の武器だということだ)


イサオは懐から一枚の紙を取り出した。そこには「イサオの店」のチラシが描かれていた。リナが街の子供たちに配布し始めた宣伝用のものだ。


「まもなく開店!お客様のための新しい店『イサオの店』。良品・安値・正直商い。場所:旧東市場通り、赤い屋根の倉庫跡」


そこには、開店日も記されていた。


---


夕暮れ時、イサオはカエル、リナ、エルムと共に、半焼した倉庫の周囲を歩いていた。屋根の修復と壁の補強は急ピッチで進んでいたが、まだ完全な姿には程遠い。だが、地下室の改装は驚くほど進み、簡素ながらも機能的な店舗スペースになりつつあった。


「地下だからこそ、夏は涼しく、塩や穀物の保管にも適しているな」イサオは前向きに言った。


「だがお客様は、地下に降りるのを嫌がるのでは?」エルムが懸念を示す。


「それもチャンスです」意外にもリナが明るく言った。「『秘密の穴倉』みたいで、子供たちは喜びますよ。冒険みたいで」


「なるほど」イサオは頷いた。「では、それを利点として活かそう。『隠れた宝物の洞窟』のような雰囲気を出すのだ」


発想の転換。ピンチをチャンスに変える柔軟性。これもまた、㓛が生涯で培ってきた経営哲学の一つだった。


「さて、皆、聞け!」イサオは突然声を上げた。「敵は我々を潰そうと必死だ。それは、我々のやっていることが正しいからだ! 恐れるな! 下を向くな! この倉庫を建て直し、必ず店を開くぞ!」


その言葉に、カエル、リナ、エルムの目に再び光が宿る。彼らは、この異世界に現れた老獪にして若きリーダーに、全てを賭ける決意を固めていた。


「『お客様のため』…それは単なる標語ではない」イサオは静かに、しかし力強く続けた。「それは我々が存在する理由であり、すべての決断の基準だ。あの連中に見せつけてやるのだ、真の商売というものを!」


夕陽に照らされた倉庫の影が、四人の上に長く伸びていた。その影は、これから彼らが直面する困難さえも象徴しているようだったが、同時に、それを乗り越えてゆく彼らの決意の強さも映し出していた。


開店準備は、昼夜兼行で再開された。燃えた部分は取り壊し、地下室を新たな倉庫兼作業場として活用する。人手も、襲撃の噂を聞きつけた者の中から、ギルドに不満を持ち、イサオの理念に共感する者たちが新たに加わった。


「あのギルドの横暴には、うんざりだ」若い荷運び人が言った。「イサオさんのような商売人がもっと増えればいいんです」


「私は料理人だが、良い塩を安く買える店がなくなるのは困る」中年の料理人は熱心に改装を手伝った。


一人、二人と支援者が増えていく。彼らは皆、イサオが目指す「お客様のため」の商いに、何らかの形で共感していた。


---


そして、開店予定日の数日前。ほぼ店舗の形が整い、商品も並び始めた時、一人の市役人がやつれた顔でイサオの元を訪れた。


「何の用だ?」イサオは警戒しながらも、茶をすすめた。


市役人は恐る恐る、震える声で一枚の羊皮紙を差し出す。


「商人ギルドおよび市参事会からの最終通告だ…。この店を開くというなら、ギルドへの反逆、および市の条例違反として、衛兵による強制執行も辞さない、とのことだ…。頼む、考え直してくれ…」


イサオはじっくりと文書に目を通した。法的根拠はあいまいで、恐喝に近い内容だった。しかし、市参事会の公印が押されている以上、無視はできない。


「わかった」イサオは静かに返事をした。


「では、開店を諦めるのか?」役人は安堵の表情を浮かべかけた。


「いや、この通告を持ち帰り、言づけをしてくれ」イサオは毅然として言った。「『イサオは、お客様のために店を開く。強制執行も辞さないというのなら、その姿を大勢の前で見せるがいい』と」


役人は青ざめた表情で頷き、そそくさと立ち去った。


「イサオさん、大丈夫なんですか?」カエルが心配そうに尋ねる。


「たぶんね」イサオは微笑みながら、懐から別の紙を取り出した。「これは、エルムが見つけた古文書を基に作成した反論文だ。この土地は歴史的に特権商業区域であり、ギルドの規制外だという法的根拠がある」


リナが目を輝かせた。「じゃあ、開店できるんですね!」


「いや、それだけでは不十分だ」イサオは静かに頭を振った。「最後の切り札が必要だ」


彼は内ポケットから、折りたたまれた封書を取り出した。アルマン子爵の紋章入りの封蝋で封印されている。


「これが、我々の真の武器だ」


ヴァレリウスが送った最後通牒。背後には、ギルドの総力と、買収された市の権力の一部がちらついている。開店か、破滅か。マルクトブルクの小さな倉庫から始まろうとしていた流通革命は、最大の危機を迎えていた。


だが、イサオの目には、かつて日本で流通革命を成し遂げた時と同じ、静かな闘志の炎が燃えていた。


「始めよう、真の商売を」

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