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ばけもの子供の物語

ばけもの子供の物語 光

作者: リィズ・ブランディシュカ



 私はちょっと人とは違う「ばけもの」とかいう種族らしい。


 普通の人とは違うの。


 体が強くぴかっと光るところが。


 そのままだと他の人とは一緒に暮らせないんだって。


 まぶしすぎて姿を見る事ができないからだって。


 それに、他の物が見えないくらいの明かりだから。


 だから大変なの。


 そのせいで、私は発電じょ?とかいう場所でせいいっぱいお仕事をする事になったの。


 発電じょでのお仕事は、たくさん。


 とにかくずっと頑張っていなくちゃいけない。


 私は気合を入れると、ちょっとぴかってなるのが強くなるから。


 だから、ずっと気合を入れてるんだ。


 きつい事もあるけど、でもへっちゃらだよ。


 だって頑張って頑張って、ずっと頑張り続ければ「にんげんになれる」って発電じょの人が言ってたから。


「人間にしてくれる約束」があるから、頑張れるんだ。


 でもどれくらい頑張ればいいんだろうな。


 ちょっともう百年くらい働きっぱなし。


 だから疲れてきちゃった。



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