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第三十二話 最終話・時よ止まれ、お前は美しい(プロット案)

作者として、この作品の結末が見てみたいと、

後半駆け足となってしまった。

こんな醜態をさらしてたどり着いた結末とは……。

 

・ニャルとデュノワールを倒してから数年。

 その間に新たな神が生まれたが、

 その神はRやMらとの共生を選び、

 争うことなく平和な時が過ぎた。


・この宇宙に存在しうるのは7つの柱(神)だが、

 まりもの提案で、神は必要に応じて神の座を

 降りたり、再び神になったり出来るようになった。


・そのような、宇宙のルールの変更を、

 Rはすべてまりもに任せることにしていた。

 この世界の憲法の管理者は、今ではまりもであった。


・地球では実現できなかった完全な平和が、

 このポニーテール惑星では、実現された。

 これは、M、R、アマテラス、そしてまりもが

 出し合った知恵で、なされたものだった。


・「この世界の開拓は100年まで」、という、

 MとRの間で決められたルールも、

 7人の神の間で共有し、相談がなされたが、

 MとR以外の意見は、「すべてMとRに一任する」、

 であった。


・そして今、MとRは宇宙空間に浮かび、

 ポニーテール惑星を眺めている。


・「R、今日で約束の100年だな……」

 「うん……」


・二人は以前かわした約束を、もう一度確認する。

 明確には決めてないまでも、この惑星は100年で

 一度壊すことで、合意はしたはずだった。


・「なんだったら、このまま100年延長でも……」

Mがそう言う。

 「そうだね……」

 Rが心ここにあらずといった声で言う。


・MはRの心を読んでみた。

 Rは、過去の地球での「破壊」を思い出していた。


・その思い出の中……、

 Rはシナリオライターの専門学校入学をめざし、

 しばらく休んでいたアルバイトを再開した。

 メールで願書も送った。


 最愛の母の突然の死は、その直後に起こった……。

 Rは完全な孤独になり、絶望した。

 Rの顔に地獄門が開き、

 日本の地下に眠っていた太古の竜が目覚め、

 暴れはじめた。日本で、そして世界で巨大地震が起こり、

 多くの人が死んだ。Rはそれを笑って見ていた。

 

 痛々しい思い出……。


・Mは、ゲーテの「ファウスト」という作品を

 思い出していた。


 それは学者であるファウストが、

 この世の最高の瞬間を味わわせてくれたなら、

 悪魔に魂を捧げても良いという契約を交わすもの。

 彼は最後にこう言った。

 「時よ止まれ、お前は美しい」と。



・MはRの手を握り、引き寄せ、Rを抱きしめる。

 Mにしがみつき、泣きじゃくるR。

 Mは言った。「時よ止まれ、お前は美しい」


 

 BGM:エンディングテーマ

 お疲れ様でした。お読みいただきありがとうございました。最後はプロットのみという、手抜きに見えるスタイルでの投稿となってしまいましたが、ニャルやデュノワールとの対決をちゃんと書いていたら、私はたぶんどこかで飽きてしまっていたと思う。私が書きたいのは、戦闘シーンじゃなかったのだ。後半そのことを痛感させられました。


 ただ、ラストは「MとR」らしく、うまくまとめることが出来ました。最終話を書きながら思いついた最高のハッピーエンド。後半ぐだぐだしながらもなんとかゴールできたのは、お読みくださっていた方、ブクマされてた方、ポイントくださった方のおかげ。みなさんどうもありがとうございました。

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