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失った思い出  作者: ういもと
第2章 奈穂の物語
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21話 楽しい思い出

久美子さんが出て行った後、私は病院に行くか悩んだ。


しかし病院に行って何を言えばいいのか分からなかった。


お父さんにしてしまったことを後悔するようになっていた。


私はぼんやりとスマホをいじりながら考える。


しかし、結局そのまま行くことはなくお兄ちゃんが帰ってきてしまった。


「おかえりなさい」


スマホを隠して玄関で迎える。


「ただいま」


なぜかその言葉に安心した。


お兄ちゃんはそのまま自分の部屋に入って行ってしまったので私は何をするのか困ってしまった。


あまりやりたくなかったがテレビをつけてぼんやりとあまり興味のない番組を見て時間を潰す。


しかしそれは10分だけで済んだ。


それはお兄ちゃんが映画のDVDを持ってきてくれたからだ。


私とお兄ちゃんは家事を適当に済ませ、その映画を鑑賞する。


当然、夕飯後はその話で盛り上がり、退屈することはなかった。


さらに久美子さんが帰宅すると花火にも連れて行ってくれた。



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