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イカレた五人組の異世界観光記  作者: ディオ
旅路編
9/19

4日目ー1

 

 おはよう。

 昨日は、盗賊と奴隷商人を捕らえた。

 今日は、盗賊Aに拠点を聞き出して、財宝を根こそぎいただこうと思う。

 というわけで、皆を起こそう。

 

 「お前ら、起きろ。」

 「おはようございます。」

 「もう、朝か?」

 「あと、5分だけ・・・」

 「リュウハ起きようよ。」

 

 皆、起きたので今日の予定を確認する。

 

 「今日の予定を言うぞ。よく聞いとけよ。」

 「「「「OK!」」」」

 「今日はまず、盗賊たちと拷問(おはなし)をして、盗賊たちの拠点にむかい、財宝を根こそぎいただくぞ。」

 「「「「了解!」」」」

 「というわけで、盗賊をひとり出してくれ。」

 「てきとうに・・ほいっ。」

 

 そして、出てきたのは盗賊A。これは、やりやすいか?

 

 「おい、ここどこだよ、教えろよ、にいちゃん。」

 「おしえてやるが、俺たちの質問に答えろよ。」

 「ああ、分かっている。」

 「ここは、お前たちが昨日俺たちに捕まった場所だ。それじゃ質問いくぞ。お前たち盗賊の拠点はどこにある?」

 「俺たちの拠点はここから、北に向かった森の中にある。」

 

 北か。ちょうどドーラにいく途中だな。

 それにしても・・

 

 「えらく素直に答えるな。」

 「そりゃあ、当然だぜ。にいちゃん。俺たちが手も足も出なかったのに、答えをしぶるわけにはいかねえ。」

 「ようするに・・」

 「怖いんだよ!!お前らが!」

 「ちっ。」

 

 せっかく俺の宝玉の力が試せると思ったのに。

 力を試すのは、次の機会だな。

 

 「おい、ハヤト!」

 「な、何でございましょうか?」

 「盗賊Aさんにお帰りいただけ。」

 「了解しました!」

 「ちょっ、待っ「うるさい。」」

 

 ?なぜ、ハヤトは敬語なんだ?

 

 「おい、ハヤト。」

 「何でしょうか?」

 「なぜに敬語?」

 「気づいてないのか?盗賊と話しているとき言葉じゃいえないくらい怖い顔だった。」

 「そうなのか?」

 「「「「Yes!」」」」

 

 皆に聞いたら即答された。

 そんなにか?

 そんなこんなで盗賊たちの拠点についた。

 見事な洞穴ハウス。すごいな。

 では、お宝探しを始めましょう。

 

 「皆で手分けして探すぞ。まだ、盗賊たちの生き残りがいるかもしれないから気をつけろよ。」

 「「「「了解!」」」」

 

 そして、探すこと30分。

 あらかたのお宝は探し終えた。

 

 「もう、ないんじゃない?」

 「あらかた探しただろ。」

 「終わりだろ。」

 「俺少しここで寝る。」

 「「「賛成。」」」

 

 なんか、他の4人は、眠ってしまった。

 こんなところでよく寝れるな。

 というか、こういうところなら隠し部屋とかありそう。

 俺は今それを探している。

 探すこと15分。

 俺の勘がここにあると告げた

 

 「ここだ!」

 

 力任せに壁をぶち壊す。

 そうすると、新たな部屋が現れた。

 その、中央に台座があり、そこに2振りの短剣があった。

 完全にレアっぽい。

 でも、明らかに呪いの武器っぽい。

 

 

 この世界には、呪いの武具と言うものがある。

 普通の武具に比べて性能がとてもいいが、呪いに飲まれるとただの魔物と化す。そんな代物だ。

 


 それが今、俺の目の前にある。

 これを従えたら面白いだろう。

 悩みは10秒。

 俺はすぐさま短剣を手に取った。

  

主人公たちの容姿やスキルの詳しい説明などは、旅路が終わったら専用のページで公開しますので今しばらくお待ちください。

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