表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
イカレた五人組の異世界観光記  作者: ディオ
ドーラの街編
18/19

10日目-1

 

 おはよう。

 今日からこのドーラの街で、生活していく事になる。

 とりあえず皆を起こそう。

 

 「おい、起きろ!」

 「ふぁぁぁぁぁぁ、よく寝た。」

 「うぃ~す。」

 「おはよう。」

 「・・・・まだ、眠い。」

 

 さて、これからどうしよう。

 とりあえず、ギルドに行って魔物の素材を売ろう。

 

 

 という訳で、やって参りました。

 ギルドの中に入ると中に居た人たちが少しこちらを見てすぐに目線を逸らしていく。

 さっさと受付に行って素材を売りましょう。

 

 「すいませーん。素材を売りたいんですが。」

 「わかりました。では、奥に来てください。そこで、素材を査定します。」

 「わかりました。」

 

 受付との交渉は全て俺。4人が丸投げする。面倒くさい。

 奥に来た。

 

 「ハヤト、素材出してくれ。」

 「了解。[空間倉庫(アイテムボックス)]」

 

 その途端、いっぱい出てくる素材たち。

 

 「空間魔法ですか。すごいですね。」

 「ええ、まあ。」

 

 支配系だとばれたら面倒なので空間魔法に偽装した。

 そうするようにハヤトに言っておいたんだ。

 そうすると、受付がこんな事を言ってきた。

 

 「皆さんはチームを組んでいるんですか?」

 「何?」

 

 聞けば、チームを組んでいないと魔物の討伐の貢献度は個人に入る事になるらしい。

 これは一大事だ。すぐにチームを組もう。

 

 「すいません。チームを今、組めますか?」

 「ああ、組んでなかったんですね。分かりました。この用紙に記入してください。」

 

 そんな訳で、チームを組もう。用紙に記入するのはチーム名。

 どんな名前にしよう?

 

 「チーム名どうする?」

 「「「「考えれん。お前が決めろ!」」」」

 

 皆に相談したらこう返された。解せぬ。

 まあ、俺が決めたものを使ってくれるようなので、がんばって考えよう。

 あ、そういえばあれとか良くね。なんかいい感じにして。

 よし、これで良い。

 

 「ん、これな。異論は認めん。」

 

 そう言って、皆に差し出す。

 

 「ん、なんだこれ。」

 「んー、まあ良いんじゃない?」

 「異議なし。」

 「OK。」

 

 よし。今日から俺たちのチーム名は『災厄ノ残酷宴(クレイジー・カーニバル)』だ。

 

 「少し待ってください。」

 「何だ?」

 

 帰ろうと思ったら呼び止められた。

 

 「貢献度が溜まったからランクアップです。」

 

 マジか!これは良いな。Dランクになるのか。

 早速、カードを渡そう。

 あ、ちなみに素材の売上は10万セルになった。

 やったぜ!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ