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(基本的にグロい)刹那的短編まとめ

面影のない同窓会

作者: 東龍ベコス

小学校の同窓会に行ったら、見知らぬ顔ばかりでとまどった。


厳密に言えば、完全に見知らぬ訳ではない。

皆、あの頃とどこか違うだけ。

皆、昔の面影はどこかある。


「ねぇ……恵子? 恵子ってそんな顔だったっけ?」

『あぁ。私、鼻をちょっといじったの』


「吉岡、メイク濃いよ……」

『いやぁ、高校の頃からV系の追っかけにハマりまして』


「中村、痩せたね……」

『つい最近、会社が倒産してね……心労のせいさ』


「逆に、松たんは太ったね」

『勤め先のレストランでしょっちゅう新作の試食しててね、ハハハ』



ふと、周りの同級生達がざわつき始めた。

『そういうお前って、女だったっけ?』




「何の事だか、さっぱりわからん」

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― 新着の感想 ―
[一言] もう、面影とかそう云うレベルじゃないッスねw 自分の周りに出たらどうしよう? 若い頃なら良いんだけど、もうおっさんだしねぇ 対応に困りそうです。
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