表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/45

7:読書~「化物語(下)」 著・西尾維新 ※ネタバレ注意!

【活動報告】


・短編小説「忙しい人」200字 投稿(2月23日23時35分)


 今度は二百字です。これはもう、詩です。特に意味のある詩ではないですが。相変わらずどうとでも読み取れる、出来の悪い暗号みたいな文章書いてます。


【雑記】


 前回に続き、「化物語(下)」の感想を。


 事の経緯は前回に同じ。付記するならば、続きだからです。


 以下、あらすじです。(ネタバレ注意)




・第四話 なでこスネイク

 忍野おしのメメの依頼で、阿良々あららぎこよみ神原かんばる駿河するがは山の奥にある寂れた神社へとやってくる。そこで二人が見かけたのはぶつ切りにされた蛇の死体だった。

 道中ですれ違った少女、千石せんごく撫子なでこを思い出した阿良々木暦。千石撫子は蛇の怪異に遭っていた。彼女から事情を聞いた阿良々木暦は忍野メメの手を借り、千石撫子の蛇を祓おうとする。が、千石撫子についた蛇は二匹だった。一匹は確かにいなくなったが、もう一匹を取り逃し、千石撫子から感謝されて複雑な気分となった。


・第五話 つばさキャット

 阿良々木暦に言わせれば、何でも知っている委員長の中の委員長である羽川はねかわつばさ。彼女は過去、ゴールデンウィークに猫の怪異を身に宿していた。それは忍野おしのしのぶの活躍で解決できたが、しかし再びストレスの溜まった羽川は、障り猫という怪異の亜種、ブラック羽川を再発現させた。

 八九寺はちくじ真宵まよいによって忍の失踪を知った阿良々木暦。忍野メメの元へと向かう途中、出会ったのはなんとその人忍野メメだった。

 夜、ブラック羽川を廃墟に置いて阿良々木暦は忍野忍を捜索する。途中、脱出したブラック羽川に出会い、ストレスの発散相手を求めるブラック羽川と共に忍野忍を探すことになる。しかしブラック羽川はストレスの大元である阿良々木暦を襲い、窮地に追い込まれた彼は忍野忍に助けを求めた。陰に隠れていた彼女はブラック羽川を元の羽川翼に戻し、事件は解決した。

 しかし戦場ヶせんじょうがはらひたぎ、八九寺真宵、神原駿河、千石撫子、羽川翼、そして阿良々木暦を助けた忍野メメは、廃墟から姿を消していた。

 「手を貸す」ことに終始していた彼に対し、皆は口をそろえて言う。――『お人よし』と。




 こうやってあらすじ書いていますと、上巻の第一話の短さが笑えてきます。メインヒロインの回なのに。


 というわけで、以上で化物語が完結しました。


 作風については前回触れたので、今回は話の内容に深く。


 第四話は正直、僕としてはあまり面白い話ではありませんでした。これはこう、具体的に言い表せないんですが、そもそも千石撫子というキャラがあまり好きになれませんでした。完全に好みの問題ですけど。熱愛している方々はいらっしゃるようでしたけど。


 第五話。第五話は実は第一話から出ていた羽川翼の話。あらすじでは書かなかったんで、ここに書いておきます。羽川翼は全話通して出てます。


 ゴールデンウィークの物語がある模様。この話ではざっくりとしか語られていませんでした。なので少し、第五話本編の内容は理解しづらかったです。いやこれはもう、意図してのことだとわかっているんですけれど。


 個人的に衝撃だったのは、忍野メメがいなくなってしまったことですかね。あの人、凄い好きなキャラだったのに。これもまた好みで、まったく感想としては申し訳ない限りですが。


 全体的な感想としては、第四話と第五話でプラマイゼロと言ったところでしょうか。第五話は本当、面白かったんですけどねー。ストーリー重視の分、いつもの掛け合いが少なかったのは残念でしたが。


 以上、「化物語(下)」の感想でした。続編「傷物語」の感想は、少し日を置いてからにします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ