5:最近のラノベ系って
あざといですよね。恐ろしくあざといですよね。イラストレーターさんの力借りまくりの小説が多いような気がします。
最近見かける小説の傾向をあげるとすると、
・タイトルが文章。
・サービスシーンが一巻の中に二回くらいはある。
・設定がふわふわしていて、読み進めると破綻することがある。もしくは、良設定が萌え等に埋もれて力を発揮できていない。
・主人公がとにかくモテる。まれに脈絡もなくモテる。
などなど。なんて言うんでしょう、「こういう内容でこういう設定でこういうタイトルなら売れるんでしょ?」みたいな雰囲気があるというか。わかりやすく二番煎じできるものがありふれているんですよねー。
僕が四巻くらいで断念した「とある魔術の禁書目録」を例に挙げてみます。あ、これはシリーズを通した感想だったり、一巻の感想だったりではないです。あくまで最近の小説に関する雑談です。実際四巻で断念していますし。(以下、酷評っぽく見える部分があります。ご注意ください)
設定は非常にしっかり作られていて、ストーリーも少し読解力がある人ならとても楽しめる作品だったと思います。壮快な場面はありましたし、「大衆が薦めるから読む」的心理の上ではいいんじゃないかと思います。
しかしこれ、途中で余分なサービス要素が入っているような気がしてなりません。このシリーズが生まれた頃はそれほど萌えが定着していなかったようですので、だからこそまだ「大衆が読める」作品なのかもしれないですが。
「ひぐらしのなくころに」という作品をご存知でしょうか。元々は同人ゲームだったものを色々な方面に商業化させて、アニメやら小説やらと幅を広げた日常&ホラーものです。(以下、酷評っぽく見える部分があります。ご注意ください)
原作のゲームは……まあ、はい。絵柄が絵柄ですので萌えなど皆無なんですけど。いやだからこそ、ホラーゲームとしてはまあ面白いのではと思うのですが。
原作やっていない身で言うのも何なんですが、小説のほうはなんというか……これって小説ですかと思えるようなシーンがあります。
登場人物の台詞の語尾に『☆』がつく等、いまどきのラノベでさえ行わない手法を用いていることもさることながら。あざといシチュエーションやら何やら盛りだくさんですねと。僕は熱血漫画を推す派ではないのですが、そういうのはスパイス程度ではないのかと。本編そっちのけではないかと。
ま、「ひぐらし」についてはまたいずれきっちり感想を書くとして。
話題修正。
とにかく、最近のラノベは主人公がラッキースケベ的な目にあっていればそれで金が取れるような風潮でないかなーと。少しラノベ界の未来を憂いております。
話が少し変わるようで変わらないんですが、『なろう』の小説でも同じような傾向が見られる気がします。ラノベの煽りをモロに受けていると言いますか。
そういうのを書くのって、飽きやしないんですかね。書いているほうも、読んでいるほうも。いえ、別に他意はありません。好きなものは好きでしょう。僕だって萌えやエロスは別に嫌いじゃないです。健全なる男子高校生としては、正座してカモンカモンですよ。
ただ、この考えを抱く僕が世間からズレているとは考えたくないんですよねー。今こそ、ストーリーとキャラと設定と会話が純粋に面白いものを望む! って感じです。
…………この言い草、僕って何様なんでしょう。編集長? つーか、じゃあお前が書けよみたいな感じですよね。
しかし……最近は、なあ…………。