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2-3

屋敷に戻った私は、それから

領地の管理をしている者に会い、領地の状態を聞き、

教会についても調べさせた。


王妃教育で、特産などは知識としてあるが、

やはりこうして、実際に見てみると、新たな発見が多い。


とりあえず、領地の管理者に、水車の話をする。


最初はポカンとしていたが、徐々に理解できたのか、

最後は興奮して、技術者とやり遂げますと、去っていった。


次は教会、調べてみると、

教会の司教が貴族の寄付や国からの支援金で

私腹を肥やし、子供達に十分な生活を

させていない事が分かった。


すぐさま、司教をクビにし、

蓄えていたお金を全て没収して、追放する。


公爵家の名前を使い、まともに機能するよう、

報告を義務づけた。


後は、治安。


あれ程護衛が必要なのは、元日本人として、

許せません。


とは言っても、ここは警察も消防も自衛隊も

ないのよね。


とにかく自衛できる組織ができるといいんだけど・・・


街へ出かけた時、護衛をしてくれた人の、

リーダーを呼ぶ。


「リガルド、相談があるのだけど・・・」


「護衛の事でございますか?

 先日は注目を集めてしまい、ゆっくり街を楽しんで

 頂けなかったので、今度は変装でも」


「変装しても目立つと思うけど・・・

 そうではなくて」


1人の女が、大の男を5人も従えて歩いていたら、

変装していても、違和感は拭えないだろう。

でも、今はそういう相談ではない。

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