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エッセイ系

両性具有考察……っぽいやつ

作者: まい

 エ□は無い。



 ふと、ナニカの拍子につらつらと考えるタイミングがありまして。


 これがリアルに出現したらどうなるだろう。


 その妄想を文字に起こしてみたのがコレ。



 一部読者の方が気分を悪くなさる部分があるかもしれません。


 その際には前の画面に戻って、自衛をなさって下さいませ。

 男性的特徴と女性的特徴の両方を体に備えた、男性とも女性とも言いにくい特殊(とくしゅ)な性別。


 いわゆる ふた○り ですね。


 この ふたな○ について、考察……と言いたいけど、実在してるかどうかさえ知らんので妄想語りをしたいと思っております。


 あー、もちろんノクターン(成人指定)みたいな描写はせずに書きますので、期待はしないで下さいね?





 まず先ほども言ったけど、両性具有とは? を詳しく(詳しいか?)語ってみます。



 両性具有の意味は既に語りましたが、これの出自かな? は宗教や神話でも登場してますね。


 それで扱いとしては、両方の性別の機能を(そな)える、人間として完璧(かんぺき)で完成された姿だとか一部で解釈されていたり。


 場合によっては神性も備えた、正に神の象徴とか言っていた派閥もあったとか?


 他には神話で、深淵だの混沌(カオス)だのと呼ばれて、何もかもがゴチャゴチャになって、あらゆるモノが存在していた時代の名残(なごり)とか。


 そんな時代にしか存在していない、特別な存在だとか。


 なんか大層(たいそう)な設定があったりしますね。


 もちろんそんなの関係ねぇとばかりに、ただノクターン目的で珍しくもない存在として、社会に浸透してるって設定も否定しません。



 日本でも陰陽(おんみょう・いんよう等)の概念に当てはめて、男性を陽、女性を陰とかって分けていて、両性具有だったりどっちとも言えない人を半陰陽とかって()()()()呼んだりしますね。


 つまり陰陽合一(ごういつ)


 陰と陽の調和がとれた理想の状態だの、無限のエネルギーが出てくる状態だの。


 こう言われたりしていますが、実際はどうか、本当に分からん(暴言)



 とまあ、両性具有って結構凄いものだと一部で認識されていますが、扱いは不人気(ニッチ)




 なぜだ!?


 ……いや、分かってますよ?


 両方有ったって、それをネタにしてどんな話を作れば良いかってなれば、ノクターンネタしか湧いてこない汚れた思考ですもん。





 はい、そこで次に進んでドーーン!



 なぜ人気が無いか。


 さっきも書いた不人気だからってのに、もうちょっと踏み込みます。




 それはズバリ、両方の性別から望まれにくい。



 男性視点で見れば、一方的に突く側であるはずなのに、相手も男性のモノを持っていて反撃される恐れがある。


 これが敬遠(けいえん)ポイントじゃなかろうか。


 他にも、男女で事に(およ)ぼうとしたら、見馴れたモノが相手に生えていました~で、異性として・性欲を向ける対象として認識できなくなってしまうとかも有る?


 この辺があり得そう。



 では女性側はどうか。


 両性具有は大抵女性の肉体に男性のアレを生やす形で描かれるので、ほぼ同性と認識されて、そもそも性欲を向ける対象になっていない可能性。



 あとはそれを発展させて、女性同士の会話が面倒とかって奴を絡めてみる。


 言葉の一つ一つには裏があって、表面上は取り(つくろ)ってるけど裏を読むと皮肉や中傷ばっかりな言葉の応酬(おうしゅう)


 言葉通りに受け取っていたら、同性として下に見られる。


 そんなのを相手に結婚なんてしたくない。


 外でも家でも、そんな会話ばっかりでは疲れて仕方ない。



 こうなるかな?


 異性愛者が前提で語れば。


 もちろんアレやコレやと違う方々が()られるから、単純な話じゃないけど。





 それで次。


 なぜ両性具有は、女性の体がメインになる描写が多いのか。




 これ。


 特に男性同士がお好みの御姉様(がた)からすれば、逆かもしれませんが。



 御姉様方には強い味方、受け・ネコが(オメガ)産む(バース)設定が有りますからね。


 アレは別に、合法的に男性同士で絡ませるため()()の設定ではないんですがね( ̄▽ ̄;)


 御姉様方の認識では、男性が男性の体で子供を産める設定に反応して、ヒャッハー(むしろヘブン?)状態になってるっぽい……のかな?


 自分がネットで見てる限り、日本でオメガバース設定を愛用している絵を見かける場合は、そっちが異様に多いので((( ;゜Д゜)))


 でも実際の設定は……各自で調べて下さいませ。



 閑話休題(はなしそれすぎ)



 なぜ両性具有は女性の体がメインになるのか。


 これは他の作品(か?)で前にも書きましたね。



 男性から出た母乳を飲みたいか? 飲んで育ちたいか?



 コレ以外にも一応、根拠(なのか?)はあります。


 (変化する)手間が(男性を主とするより)かからない。



 酷い話ですが、端的な結論としてはそれに行き着きます。


 もう少し詳しく書きますね。


 女性の体だと、男性の特徴であるモノを生やすだけで済むから。


 排泄器官を大きくして、生殖器としての機能を足せば良いだけの肉体変化。


 これで済むんですよ。




 じゃあ男性ならどんな変化が必要か。



 まず生殖器として、生殖機能を持たせた新しい穴を追加。


 ……あの一部の女性が大好きな架空(や○い)穴ですね。


 それに赤ちゃんを育てる母乳を出すために、乳腺の追加と言うか改造と言うか。


 ……男性でも母乳 (らしきもの)が出せるビックリ人間もいるとか聞きますので、その辺を考慮。



 これで終わり?



 いえいえ。


 骨格も変化させないと。


 世界的に有名な筋肉映画俳優様がとあるキワモノ映画で、男性の体で子供を産む作品がありましたが、実際に産めるかが疑問です。


 産後に、骨盤ケアが~なんて聞きませんか?


 男女で骨格……と言うか骨盤にも違いが有るんです。


 画像を検索して、見比べてみて下さい。


 男性の骨盤で子供を産めるか?


 となれば、多分かな~り(きび)しいんじゃなかろうか。


 なので、赤ちゃんが安全に生まれるためだけでなく、母体の安全のためにも骨格に変化は必要。


 骨盤だけ女性のにすれば良いんじゃないかって? 体のバランスがおかしくなりそうですが、大丈夫ですか? その提案。


 多分変になって、バランスがとりにくくなって歩くのも大変になりそうですが。




 …………はい。


 分かりましたね?


 変化したら、見た目がほぼ女性なんですよ。


 骨格が女性化しますので。 骨格と言う体の芯が女性っぽくなるので。


 体がほとんど女性化するので。



 見た目がここまで変化するなんて、手間でしょ?


 それで遠回りながら、結局は男性始まりの両性具有でも、外観上女性体がどうしてもメインとなる。


 そもそも女性に生えるなんて、天文学的数字……下手すれば天文学的数字よりもブッ飛んだ確率かもしれない変化ですが。


 それでも何ヵ所(かしょ)も何ヵ所もその天文学的数字を引き当て続けて変化せねばならん、男性が主となった変化よりは少ないので。


 女性が主になった両性具有が発生する確率の方が高い。


 …………何度も言うけど、極めて極めて低いであろう確率で数倍の差~なんて言っても、ほぼ誤差ってのは見ないものとする。




 いかがでしょうか?


 どこまでも屁理屈として受け取られるかもしれませんが、説得力は有りますでしょ?





 ………………まあ、究極の言い訳である「フィクション(かくうのはなし)だから!」とか「男性体の両性具有でも安全に出産できる()()だから!」で全てがひっくり返るんですけどね。


 これを出されたら「うん、そうだね!」としか言えなくなってしまうので。







 そんな訳で、今回は両性具有について妄想してみました。


 これに対するは“可逆(もどれる)TS”ですかね?


 どっちにもなれるのは、とても大きい強み。


 男女で骨格等からくる身体バランスの違いで、歩くのも難しいかもだけど。


 どっちも需要はとても小さいけど。



 じゃない。


 もし将来、現実に両性具有が発生しても、多分あの女性に生やしただけの姿がメインになるか~と語った部分によって、定着するのはそちらだと思われます。


 ……いや、調べたら突然変異的にふたなりは実在するらしい。 らしいけど、どっちの性の特徴も中途半端なのが多く、創作みたいなドーン!バーン!じゃないようです。


 でもそんな突然変異的な1代限りの変異ではなく、自然と変化していくのであれば。


 人為的に変化を促す場合でなければ。




 余談ですが、もし自分が人為的に両性具有になれるチャンスがあったなら、多分飛びつくかも。


 理由は好奇心。


 認知が進む前に、安易になったら好奇の目とか偏見とかで大変かもしれないけど、多分それでも自分は飛びつくんじゃなかろうか。


 男性であり女性でもある。 なんて、現代ならばあり得ない体験が出来るのは魅力。



 ミスマッチ感の有るものが好きだったりするし。


 学生の頃のバイト中に来店したお客様で、小中学生みたいな身長のおば様を実際に見て受けた、衝撃は忘れられないし。


 男性なのに女性っぽいのも、女性なのに男性っぽいのも、十分アリと思う奴ですし。


 □リなのに巨乳のキャラとか、アンバランスさが見た目にも面白いと思いますもん。


 ……まあ巨乳と言っても、限度がある認識ですが。


 他人視点でも、胸で腹が完全に見えない様なサイズのは、ちょっと御免被りたいですが。


 際限無く大き過ぎるのは流石に引く感性ですが。

 神話なんかにはソコソコ存在したりする両性具有。


 でも全年齢を対象にする健全な話だと、見せる場所も無い上に「だからどうした」と言われるから、どうにも使いにくい設定。



 天然の両性具有が遺伝する形でリアルで出現したら、世の中はどう変わるんだろうか?


 両性具有の排斥運動が始まるのだろうか?


 それとも男性女性の両方が減って、性別の壁がなし崩しに壊れる世界が来るのだろうか?


 ああ……良さそうな所や面白そうな所しか妄想し(かんがえ)てないかもだけど、やっぱり面白そうなんだよなぁ。


 両性具有が存在して、定着した世界って。

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― 新着の感想 ―
なるほどなぁ、骨格か。確かにそこの変化は必要になる。 男性に「穴」が出来た存在(カ○トボーイと言うのだったか)は、メリット?が少ない訳か。 そりゃそうだ。 まあ、女性に生やした場合でも、睾丸の有る無…
[一言] うん、こじらせてますね(笑)。 現実ではほぼ不可能、そして物語にするなら女性に付けた方が話になる。 でも考え始めちゃうといろいろと。 考え方や男性、女性特有の行動などは両性だとどうなる…
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