未知の星
とても短いですがゆっくり見てください。
「おい。もうすぐ着くぞ。あの未知の星に。」
興奮しながら操縦する隊長がいった。
「ええ。そうですね。」
「お前は、驚かないのか。誰も行ったことがない未知の星に、我々がどこの国よりも速く到達するんだぞ。」
「いや、驚いてはいますけど。あの星は、地球に最も環境が近いのですよ。宇宙人なんかがいたらどうするんですか。」
今までこの星にどの国も行かなかったのには、理由がある。それは、皆が見たこともない宇宙人を怖がっているからだ。もちろん、そんなものがいるわけではない。いくら、環境が、地球に近くとも宇宙人などが存在するはずがないのだ。
私は、ため息をつきながら答えた。
「そんなものがいるわけ無いだろ。君は、なんのために宇宙捜索隊に入ったんだよ。
「それもそうですね。そろそろ着陸するので準備しましょう。」
しかし降りた先には、驚きの光景があった。なんと、自分とそっくりの人間がやってきたのだ。
「隊長どうしますか。護身用の鉄砲で撃ちますか?」
「何ふざけたことを抜かしてん………。」
隊長が止めたときにはもう遅かった。
なぜなら、一瞬で隊長の姿が消えてしまったのだから。
最後まで見ていただきありがとうございました。