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プロローグ とある冒険者の悲(喜)劇

イヤイヤ どう考えてもオカシイだろ

自分で言うのも変だけど

今の俺 絶賛毒状態なのだけど…

歩かないとダメージがこないんだよな

後数歩で道具屋があるんだけど

HPが2しか残ってない…

あ、これは詰みました…

なんて言ってられない死んだからって

国王が「おお、レリウスよ 死んでしまうなんて情けない」なんて良いながら

生き返らせてくれないんだよ

そこまで親切設定じゃないのよ(涙)


道具屋の親父も俺の姿を見えてるんだから

ここまで売りに来てくれてもいいじゃないか

駄目?

そっか駄目か…








ケチ…







しかし、困ったな どうしよう

もう2倍の値段でも良いから誰か売ってくれよ

せめて後2レベル上がってたら毒消しの呪文を覚えてたはずなのに…

このままじゃ毒じゃなく餓死しちゃうよ

それも町の中で…




おっ!

やった

人が俺の近くまでやってきた

「あんたー 悪いんだけど毒消し買ってきてくれないか?」

彼は言った

「剣は装備しないと意味がありませんよ」

…( ̄▽ ̄;)






そんなこたぁ わかってるんだよぉぉぉ‼







あれから…二日が過ぎた

俺は今も絶賛毒状態である…

このままマッチ売りの少女のように

俺はこの場所で天に召されるのだろうか

ポイズンスライム相手に嘗めプしてた俺の馬鹿…







「おっさん…何してるん?」

意識が朦朧としてる中

誰かに揺り起こされた

「ん…誰だ!」

天使が俺を迎えに…

なんだ…この小憎たらしいガキは…

しかし、これはチャンスだ

「すまない 毒消しを買ってきてくれないか?」

ガ…おぼちゃまは鼻をすすりながら

「いいけどお金ないよ」

俺は財布を持ち出して

「これで買ってきてくれ!❗」

おぼ…クソガキは財布を掴むと一目散に道具屋の反対側に逃げ出しやがった

まてーーー

あ、、、思った時には遅かった

俺はクソガキを思わず追いかけて…天に召された

こうやって彼は棺桶に入ったのでした

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