救世主(かと思ったら巻き込まれ)
誤字脱字日本語がおかしいなどあまり気にしないでいただけると嬉しいです!!!
ついにツッコミ登場!!!!!
正気な人がいないぜっ!
[朝・教室前]
転校生・白石ナナミは静かに教室のドアの前に立っていた。
ナナミ「(初めてのクラス、ちょっと緊張するけど
まぁ、普通にやればいいか。
この学校評判悪くなかったし。
平穏な生活が送れればそれでーー。)」
ナナミはドアノブに手をかけた。
けれど、教室内からの爆音でドアが吹き飛んだ。
メグ「行っけえぇえぇえぇえぇ!!粉チーズ砲!!」
サラ「発射角度45度や!空気抵抗を計算せい!!」
ルカ「今…白き粉(粉チーズ)に世界が包まれる…」
ナナミ「…………え?」
状況を整理しよう。
教室に入ろうとした。そこまではいい。
で、その後ドアが吹き飛んで目の前に3人の女の子が粉チーズ砲(?)を囲んでいる。
メグ「やばい!!このままだと教卓が粉雪になる!」
サラ「ロマンの代償やな。もはや味噌カルボナーラ や」
ルカ「…………ここは、、チーズに沈む街」
ナナミ「(ここ…本当に高校?理性、どこに置いてきた
の?)」
先生「あぁ、来た来た。転校生だ。」
↑ツッコまない時点でかなりイカれてる。
[教室注目]
先生「今日からみんなの仲間になる白石ナナミだ。 仲良くしろよ」
メグ「うわっクール系女子!?かっこいい!!」
サラ「この教室に常識人が来るとは…」
ルカ「今……天地はひっくり返った(ありえないことお
きちゃった)」
ナナミ「白石ナナミです。よろしくお願いします」
先生「席は………早乙女の隣だ」
ナナミ「(………終わっ)」
[絶望しながら席に着くナナミ]
メグ「ねぇ、ナナミちゃん、IQいくつ?」
ナナミ「えっ?普通だと思うけど………」
メグ「うちらはね〜大体IQ2くらい」
サラ「二桁あると逆に浮くからな。脳の空気読めなさ
がでてしまう」
ルカ「……2こそ選ばれし混沌と秩序の交差点」
ナナミ「IQの話してるのに内容がひとつもないよ…」
[授業中・美術]
先生「はいっ、今日は自分を描いてみてね〜。」
メグ「完成しました!!題名は『生命体メグ・宇宙 に飛ぶ』!です!!」
→赤いタコ(球体)に青い足6本(棒人間の足かな?)
サラ「見て見て。これ理性をなくした猿のイラスト
やけど自画像や」
ルカ「我は深淵の旅人。この闇の絵が我そのもの」
ナナミ「(誰ひとりまともに描いてない…)」
先生「白石ちゃんは?」
ナナミ「普通に鏡見て描きました。」
全員「おぉ〜〜〜ー!!!」
メグ「逆に個性的じゃん!普通すぎて逆に前衛!」
サラ「保守と攻めの境界線、ついに突破されたか」
ルカ「……この者、まさに秩序の象徴」
ナナミ「お願いだから、普通を前衛にしないで…」
[放課後]
メグ「ねぇ、ナナミちゃん!明日、朝からチーズ会
しようよ!!」
サラ「毎朝チーズで黙祷や。健康にもよさそう」
ルカ「純白の液(牛乳)の祈り…」
ナナミ「やだよ!!!」
全員
ナナミ「というかさっきから何?粉チーズ砲にIQ2に
朝チーズ会って!?このクラスどうなってん
の!?常識は?秩序は?」
メグ「ナナミちゃんって、ツッコミ上手いね」
サラ「だいぶ芸歴あるなこの子」
ルカ「……真なるツッコミ…混沌に射す光……」
[ナナミの帰り道]
ナナミ「(なんかちょっと、いやだいぶ疲れたな。
でも、笑っていた自分がいたのも事実…)」
ナナミ「明日は、、朝チーズ会…ちょっとだけ来てみ
るか………」
次回予告
静かに限界を迎えつつあるナナミ。
果たしてボケ三銃士を抑え込めるのか!?
↑授業中の邪魔してくる
最後までお読みいただきありがとうございます!!
新キャラ設定公開します!!
常識人・待ちに待ったツッコミ
白石ナナミ
→常識人で基本冷静。でも、感情が高ぶるとテンション高めのツッコミをぶっ放す。
ボケを理解できるぐらいには柔軟だけど心の中で全力否定している。基本は標準語。
キレる時だけ関西弁ツッコミが出る(出身は関東)
口癖・「常人はいないの……?」