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空想と現実とあなたの言葉と




あなたに触れることもないのに、あなたの姿を見ることもないのに、僕はあなたを感じたのです。


僕はいつもあなたの美しい瞳を見つめています。あなたの体のぬくもりも、僕は既に知っていて、それらはすべてあなたの言葉が生み出した、僕自身の現実であり体感です。


あなたの言葉はまぎれもなくあなたそのものです。だからこそ僕はあなたの言葉を抱きしめます。そのようなものは決して実体ではなく単なる空想だ、と人は言うかもしれません。


けれど僕にとってそれらは単なる空想などではなく、あなたの誇り高い横顔を見つめ、頬に手を触れ、あなたの柔らかなぬくもりを抱きしめることと同じ。


言葉は、何よりも現実です。あなたの言葉こそ、あなたそのものです。あなたの言葉に触れることはあなたの真実に触れること。


あなたの真実。それはあなたが心から愛するあなたを心から愛する人と生きること。迷いなく生き抜くことです。なぜならそれこそがあなたの幸せだから。


あなたが幸せだからこそあなたは珠玉の言葉を生み出すことができる。


僕は幸せなあなたの紡ぐ言葉に触れることがなによりも幸せなのです。








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