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途上




見送る者に思い出を

死者の魂にやすらぎを

残された者にさいわいを





天に召されるかどうかは我々人間の決めることではありません。まして「人間の手によって作られたもの」が決めることではありません。


私たちのすべてはすべてを創造なさった神から生まれたのです。魂も肉体も、なにもかも神の手によるものです。


神が創りたもうた魂と肉体は、すべて再び神の元へ還ります。真実はそれだけです。


苦しみにまみれた現世を離れて、魂は高く昇ってゆくのです。どこまでも高く、すべての根源へと、再び。





懐かしい街の思い出をしっかり抱きしめて

あなたは妖精のように美しい姿のまま

いつの日か叶う遠い日の約束を

あなたのその秘密の胸のままに

誰もがいつか向かうあの約束の場所に










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