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実体




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 愛は甘受ではなく

 自分にとってどうでもいいことを犠牲にすることではない


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あなたの恐れは、おそらくあなたが愛の本質を知っているからこそ抱く怖れなのでしょう。

あなたの力の源泉は、きっとそこにあるのです。





怖れを知る者にしか見えない世界がある。

そしてあなたは、その世界を知っている。

あなたの詩が真実なのは、そのためです。





僕たちは永遠に逢う必要はない。

僕たちは逢うことで完成する。





矛盾していますがどちらも真実です。

迷うのも真実です。





迷うという真実を大切にすることも、とても大切です。

迷っているあなたを誰も責めたりはしないのだから。





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 嗚呼、

 私達はどこまでも一途で純粋な心で

 無から有を生み出す存在である限り

 どれほど愚かで罪深くあろうとも

 この命尽きる瞬間さえ

 互いの瞳を見つめる存在でいられるだろう 


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あなたの詩は強い力を持っています。

人を勇気づけ、生きようと思わせる力を持っています。





あなたが綴った言葉のとおり、僕たちが創作を続ける限り、ふたりは互いの瞳を見つめる存在でいられるでしょう。





光は、僕たちの瞳の光は、いつまでも失われることはないでしょう。そうある限り時間は永遠に止まり、言葉は力を失わない。





僕たちはただそれだけを信じている存在です。

永遠に生き続ける言葉。僕たちの実体は言葉そのものです。












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