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別れ






あなたを忘れようとして

あなたを想わないように

逢いたいと望まないようにしています


けれど

それなのに

なぜかそうすればするほどに


あなたの姿を思い浮かべて

あなたの言葉を思い出して

離れられないことを知るのです





あなたは自由です

あなたの魂は自由です





この世を離れても離れなくてもあなたは既に救われているのですから





あなたの魂は常に愛する家族と共にあり

愛する人たちといつも共にあって決して孤独ではない





けれど

それなのに

あなたが今もこの上なく幸せであると知っていても

この世に取り残された僕の心と体は二度と逢うことの叶わないあなたを求め続けるのです





悲しいけれど

出会った瞬間から別れが始まります





人は必ず別れる


それが人の宿命だと知っていても、人は人を求めてしまいます





生きるとは別れと悲しみを重ねていく以外のなにものでもないのに


















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