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1章 15話 スライムの森EX7

少しだけセミスミのステータスを変更しています。

白色のスライムがいなくなったあとは、簡単だった。虹色のスライムを狙ったら、黒色のスライムが5色弾を虹色のスライムの防御に使う。その後、黒色のスライムを撃ったら普通にダメージがはいる。攻撃がこっちにむかず、私だけ攻撃当てれてたら試合はすぐ終わる。





1割ずつ削って黒色のスライムもポリゴンとなり消えていった。どうやらあくまでも呼び出されたこのスライムがさらに仲間を呼ぶことはできないみたいだった。つまり、最初に戦った劣化スライムキングとは別の劣化したスライムという認識でいいのかもしれない。





まぁそれはともかく残り一匹である虹色のスライムに私はライフルを向けた。私は勝利を確信していたけど油断はしてなかった。その時に、虹色のスライムが消えて、気がついたら私が吹き飛ばされて、木にぶつかってとまった。そして、





........................................





〘命運のリストバンド〙が発動しました。





........................................





つまり、これは私が即死攻撃を食らったってことになる。攻撃が全く見えなかった。そして虹色のスライムが今いる場所は、私がさっきまでたっていた場所。コレをみるに体当たりをしてきたのだと思う。まさか、今まで攻撃手段がないと思っていたけど、どうやら違ったみたい。窮鼠猫を噛む。ということわざがあるように、虹色のスライムも1人になったときの攻撃があったんだね。





私は立ち上がりながら銃をむけた。そして再び虹色のスライムが見えなくなった瞬間に、





一発命中(ワンショット)。」





と、言った。すると、私の銃から勝手に玉が発射されて、見えていなかった虹色のスライムを弾き返した。これは私の技スキルの1つ。例え私に見えていなくても、必ず弱点ヒットのクリティカルで通常攻撃よりかなり強い一発当てることのできる技となる。取得条件は一回の戦いで、攻撃を弱点に20回以上当てること。虹色のスライムは今の攻撃で4.5割削れた。そして、私はすかさず、





連射(リピートモード)




と、言った。これも私のスキルで、どんな敵にもこれより前に撃った攻撃を同じ場所にくりだす技となる。そしてこれの取得条件は連続で撃ったものを百発百中で命中させるというものだ。私はここまで技スキルを使わずここまで来ていたが、虹色のスライムのスピードを見て流石に無理と悟った。





それでも、負けず嫌いな私はスキルを使ったのだ。これで残り0.4割。私は動き出す前に、虹色のスライムを撃ち抜いた。そしてやっと虹色のスライムはポリゴンとなって消えていった。本当にボスラッシュしているような感覚だった。





虹色のスライムが消えたあと、ファンファーレが鳴り響いた。ダンジョンクリアの合図だと思う。そして最後に虹色のスライムがいたところに宝箱があらわれた。





私が念の為、周囲の確認をしたあとその宝箱に近づこうとしていると、今度はベルの音が鳴り響いた。





........................................





現時点を持ちましてプレイヤーネーム《セミスミ》によって初のEXステージがクリアされました。





よって以下のことがメンテナンス後に追加されます。




1、第一層ステージボスの出現。



2、第二層の開放。



3、新アイテム、新技、新クエストの追加。





これからもfwoをお楽しみください。





........................................





第一回イベントの開催決定。




本日もプレイしていただき誠にありがとうございます。




リアルタイム3日後の土曜日に第一回イベントを開催いたします。詳細は後日改めて連絡いたします。





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と、運営からのアナウンスが流れた。どうやら今までクリア者いなかったらしい。やはり難しかった分達成感も大きかった。ただ、私のゲーム名が流れたし、これからはより、気をつけた方がいいかも。有名になったら人は集まるものだ。いい人、悪い人関係なく。だからこそ、PKに気をつけるべきだね。まぁそんなことはおいておいて、今は、眼の前の宝箱の中身が、気になるしね。後のことは後で考えようと。















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