1章 12話 スライムの森EX4
私がサークル超えると、森の中には違いないだろうが、大きいドーム状の場所だった。広さは、体育館2個分くらい?そこには虹色のスライムがいた。スライムエンペラーと名前が書かれている。スライムエンペラーは大きさはさっきの、黒スライム(スライムキング)より、小さいがどんな感じなのだろう?というか、スライムの森って名前らしく最後の最後までスライムなんだね。
スライムの攻撃手段は、基本的に体当たり、魔法攻撃、触手攻撃、仲間を呼ぶ。の4パターンだけど、それ以外の攻撃あるのかな?私はワクワクしながら挨拶代わりに一発核を狙って撃った。
どうやら、今までは最後の準備期間?みたいだったのか一発当たった瞬間スライムエンペラーは動き出した。核直撃なのに減った量は0.3割程度。これは、長期戦になりそう。
まずはいきなり仲間呼びなのか虹色のスライムから赤色のスライム、青色のスライム、黄色のスライム、緑色のスライム、紫色のスライム、橙色のスライム、藍色のスライムがあらわれた。いや仲間呼びじゃないのかな?
大きさはスライムエンペラーと同じサイズなのだけど、代償はないみたいだ。とりあえず赤色のスライムがファイヤーボールより一回りくらい大きいファイヤーボールを撃とうとしていたため、私は赤色のスライムの核を撃ち抜いた。それで赤いスライムのHPは2割削れた。単純計算で後5発かーそれが7体分はでかいなー。
私はそう考えながら、走りだした。ほぼ同タイミングで青色のスライムがウォーターボールを撃ってきたためだ。それと、何故か森の地面が砂漠とかしたため、下にも警戒してる。そして空は夜になった。まだゲーム初めて4時間くらい?時間的に、夜になる時間帯ではない。これもステージギミックかな?
私は走ってウォーターボールを避けると、次は紫色のスライムから禍々しいボールが飛んできた。私はエリアの限界まで下がって、木を盾にした。すると、盾にした木がプシューと、音をたてながら若干えぐられていた。もしかして、いやもしかしなくても、これって毒?
私の中で紫色のスライムの警戒度が上がった。それとは別に、虹色のスライムは全く攻撃してくるモーションがない。なんなら召喚したスライムの後ろに隠れている始末だ。このスライム戦う能力ないのか?
私は、敵の観察のため一瞬とまった瞬間、ゴロゴロと聞こえたため少し離れた木の下にうつった。すると毒にえぐられていた木に雷が落ちた。
コレを発動したのはおそらく黄色のスライム。空に向かってなにか撃つモーションあったし。雷が落ちた場所に黄色い玉みたいなものがある。
なんとなくわかってきた。おそらくそれぞれの色のスライムって属性もちだ。赤色のスライムはファイヤーボールだしたから炎属性。黄色のスライムが雷だしたからそのまま、雷属性。青色のスライムはウォーターボールだしたから水属性。紫色のスライムはポイズン、つまり毒属性。残りの3体のうち、橙色のスライムはおそらく砂属性。おかげで砂漠化しているけど、それ以外にもあるのかな?
藍色のスライムは、おそらく空を夜にしたのに関わり合って、緑は草とか?そこまで考えて、一瞬嫌な予感がしたため自分が立っている木の下から離れた。すると私がたっていた位置に大量に葉っぱが木から降ってきた。それも葉っぱとは思えないほど速いスピードで。だいたい地面にボールを投げつけるようなスピードだ。しかも普通の葉っぱではないみたく木の根の部分に刺さっている。これもはやクナイと言ってもおかしくないと思う。
つまり、ここのボスは属性もちの厄介なスライム7体倒さなければ進めないということかな。試しに虹色のスライムを狙ったが弾丸はウォーターボールで落とされた。それなのに青色のスライムを撃つと防御せずにあたる。これで青色のスライムも残り四回。
よし、確認もすんだからとりあえず紫色のスライムから倒そう。こいつが1番厄介だからね。即死しなくても毒なら継続ダメージありそうだし、何より1番怖い。




