第二話 規則とかどうでもいい
俺はすぐさま委員長から遠ざかり、、教室に入った。
ーガラッー
「キャーキャーーーー!!!拓ぅ~!!今日もかっこいいなぁ~。」
『アハハ…おはよう』
うざいんだよね。こういうのが一番、、「好きです」とか告られた時があった。でも俺は、、「ごめん無理。 じゃ」で、その場から立ち去った。その時、、委員長に会った……。
「なにしてるの?花園さんと、沖田君?」
『ゲッ!?』
俺は本当に不運な男なんだと、、今でも思う。
「学校の規則に反していますよ?花園さん?その制服。」
ここで、学校の規則について、教えておこうか……
~学校の規則~その一
① 女子のスカートは膝又20cm ② 女子のリボンは必ず付ける ③ 女子も男子も絶対に腕まくりをしない ④ 頭髪茶髪は許さない ⑤ 男子のベルトは黒か茶色を原則とする ⑥ 下着は目立たない白か黒を原則とする
などなど…
これを守ってなかったら、、生徒指導室おくりなんだって……委員長はこれを全てクリアしている。まさに完璧女だ…俺はその完璧さが嫌いの一つでもある。もっと、、髪は茶髪で軽い化粧ぐらいしてて、軽いパーマで…みたいな女の子だったら、、好きになったかもしれなかったのにさぁ…おしいよなぁ~…って!!全然おしくもなんともねぇーし。なに考えてんだろ。俺は……。