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第五話 南の『要』の話

 全員で一階の祭壇の部屋に移動した。

 いつもは丸くなりだらりと胡座をかいて座るのに、今日は違った。


 最初に部屋に入ったハルがサッと祭壇の前に座り、その隣にヒロが真面目な顔で座った。

 真剣な顔でキチンと正座する二人に気圧される。


 三人が「どうしよう」と言わんばかりに顔を見合わせていたので、仕方なく俺がさっさと動く。

 ハルとヒロに向かい合うように正座で座ると、俺のあとに従うように三人が部屋に入り、並んで正座した。



「忙しいところ集まってもらって済まないな」

 ハルがちょっと笑ってそう言うと、年少組は明らかにホッとした。


 そんな三人にニヤリと意地の悪い狐の笑みを浮かべ、ハルは再び口を開いた。


「今日集まってもらったのは、重要な話があるからだ」


 ゴクリと鳴ったのは誰の喉か。

 知らず、全員の背筋が伸びる。


「現在の京都の結界について、以前話したことを覚えているか?」


 ハルの質問に「確か、南の結界が弱いんだよね?」と晃が答える。

 うなずくハルにホッとする晃。


「そう。

 昔、南の『(かなめ)』を埋め立てた阿呆のせいで弱くなっていたところを、三年前『(まが)』が破った。

 今は応急処置でふさいでいるだけの状態だ」


 ハルの説明にナツも佑輝もうなずく。


「今回、優れた結界師が我が家に来てくださって、色々と相談してみたんだ。

 ついでにあちこちの結界の点検も依頼した。

 その結果、やはり南の結界が弱いことが問題視された」


 うなずく。

 まあそうだろうな。

 一箇所だけ弱いというのは『ここから入ってくれ』と言っているようなものだからな。

 罠にかけるならそれでもいいだろうが、そうでないなら問題だ。


「南の『(かなめ)』は霊獣である朱雀様だったのだが、昔の埋め立てのせいで弱体化し、そのまま力を取り戻せないまま現代(いま)に至っていた。

 それが三年前の『(まが)』に結界を破られたことが決定打となり、現在は休眠しておられる。

 ――つまり、南の『(かなめ)』が無い状況だ」


 うなずく俺達にハルは続ける。


「現在の京都の状況を考えても、あらたに霊力の集まる地形を造ることは不可能だ。

 南は川しかないが、その川も環境汚染やら宅地化やらで霊力は減る一方だしな」


 ふう、と息をつくハル。


「そこでお前達だ」

 ぐるりと俺達を見回すハルに、年少組は首をかしげている。

 俺は話が見えた。


霊玉守護者(たまもり)の持つ霊玉を『(かなめ)』のエネルギーに()てる」


 なるほどな。悪い考えではない。

 納得しているのは俺一人。

 他の三人はキョトンとして「どういうこと?」と言っている。


「もう『(まが)』は浄化されただろう。

 ぼくらが霊玉を持っている必要はなくなったんだ」


 そもそもこの霊玉は『(まが)』となった男の魂を浄化するために、彼の霊力を五つに分けて固めたものだ。

 霊玉が受ける清らかな霊力で、封印されていた魂を浄化しようと試みた。


 三年前、その『(まが)』の魂は浄化された。

 もう俺達が霊玉を持って浄化する必要はなくなった。


「今ぼくらが持っている霊玉は、いわば『彼』の残されたエネルギーの一部。

 他のところに放置してたら危ないから、とりあえずぼくらが持って管理している状態だね」


 ヒロの説明に年少組がフムフムとうなずく。


「そのエネルギーを、南の『(かなめ)』に使ったらどうかっていう計画なんだ。

 霊玉を朱雀様に渡して、朱雀様に元気になってもらって『(かなめ)』に戻ってもらおうってことだね」


「なるほど」と納得する年少組。


「でも、そんなことできるのか?」

 晃が質問する。


「おれ達の霊玉をその朱雀様に渡すだけで、ホントに朱雀様は元気になるのか?」


「もちろんただ渡すだけでは駄目だ」


 ハルが説明する。


「お前達がただ霊玉を渡しただけでは、霊玉はすぐにお前達のところに戻ってしまう」


「だよな」「やっぱり」

 年少組がうなずきながらつぶやく。


「だから、まずはお前達と霊玉とのつながりを断つ。

 それから五つに分かれた霊玉をひとつに戻して、それから朱雀様に渡すことになる」


「そんなことできるのか!?」

 驚く晃にハルはうなずく。


「先程言った『優れた結界師』ならできる」


「へー」「すげー」などとのんきに感心する年少組。

 だが俺はピンときた。


 俺の『半身』。

(まが)』を封じたお姫様。


 もしかして。

 もしかして。


 期待に血が上るのが自分でもわかる。が、動揺していることがバレないようになんとか平静な顔を作る。


 そんな俺に気付いているのかいないのか、ハルは俺をチラリと見たあと、年少組に話しかけた。


「ただ、それを実行するにあたり、お前達に説明しておかなくてはならないことがある」


 ハルの真剣な声に年少組が再びシャキッと背筋を伸ばす。


「霊玉がなくなるということは、その分お前達の霊力が減るということになる」


 キョトンとする年少組に「つまりね」とヒロが解説する。


「霊力を貯める『(うつわ)』があるのは知ってるよね?」


 うなずく年少組。俺もうなずく。

 三年前の地獄の修行で、霊力を増やすためにこの『(うつわ)』を大きくした。


「その『(うつわ)』とは別に霊力を貯めてたのが霊玉なんだ。

 要は、もう一個別に『(うつわ)』がある状態だね」


「へー」「そうなんだー」とのんきな年少組。


「だから、その霊玉がなくなっちゃうってことは、霊玉が貯めてた分の霊力がなくなるってことなんだ」


「それは全体のどのくらいの量か、わかるか?」

 俺の質問にハルもヒロも「うーん」とうなる。


「ぼくの感覚的には、半分まではないと思うんだけど…」

「お前達も霊力が増えたからな。現在(いま)のお前達ならば、霊玉が三分の一、本人の霊力が三分の二、というところじゃないか?」


「それだとずいぶん減っちゃうね?」

 晃の意見に「そうだな」とハルも認める。


「だが、例え半分に減ったとしてもお前達が高霊力保持者であることに変わりはない。

 また、霊玉がある状態で慣れているお前達ならば、その後の修行でさらに『(うつわ)』を大きくし霊力を増やすことは可能だと思う」


「また地獄の修行かぁ」とボヤくナツにヒロが笑う。

「三年前に『器』を大きくするのに座禅して霊力を巡らせただろ?

 寝る前にあれやるだけでかなり戻ると思うよ」


「じゃあ、仕事休まなくてもいい?」

「休まなくてもいいだろうけど、霊玉無くしたらしばらくは調子悪くなったりするかも。

 身体が急に霊力失った状態になるわけだから、その霊力量に慣れるまでは不安定になるかもしれない」


「なるほど」と納得する年少組。


「すぐに霊力量戻せば大丈夫?」

「理論上は」

 ハルの言葉に年少組の頭にハテナがつく。


「あれだけの量の霊力が一気になくなるわけだから、大なり小なり影響は出る。

 一応こちらも霊力を補充する霊力石を用意するが、まずは『(うつわ)』を大きくしなければならないし、補充しても馴染むまでに時間は必要になる」


 年少組がぐるぐるしだしたので、仕方なく口を出す。


「まとめると」

 全員が俺に視線を向けたの確認して話しはじめる。


「俺達の霊玉の霊力を南の『(かなめ)』である朱雀に渡すことで南の結界を補強する。

 俺達は霊玉を失うことで霊力が半分近くになる。

 そのために一時的に体調不良をおこす可能性がある。

 ただし霊玉の分の霊力が減っても俺達は高霊力保持者だし、修行することによって霊玉があった頃の霊力量にまで戻すことができる。

 そういうことでいいか?」


「そういうこと」

 ハルもヒロもうなずく。

 年少組もフムフムと考えている。

 俺も漏れがないかもう一度考えてみる。


「俺達の霊玉を朱雀に渡して、結界の強度はどの程度にまで上がるんだ?」


 俺の質問にはハルが答えてくれた。


「ほかの三方の結界ほどにはならないだろうが、釣り合いが取れる程度にはなるだろうと予測している」


「いつ穴が空くかと心配することはなくなるよ」

 ニコニコとヒロがうれしそうに言う。

 つまり今はそんな状態なんだな。


「他に考えられる影響は?」

 

 俺のさらなる質問にハルが少し考えて答えた。


「南がふさがれることで、京都の中の他の結界も全体的に強度があがる可能性がある。

 あと、今南にむかって漏れ出ているパワーが京都に溜まることになるから、京都は栄え大阪は経済が落ち込むかもしれない」


「それ、いいの?」

「こればかりは大坂商人の実力に期待するしかないな」


 晃のツッコミにハルはしれっとそんなことを言う。


 まあ『気』とか『パワースポット』とかがどこまで現代の経済に影響を与えるかは疑問だが、差し当たり考える限りでは実害は俺達の霊力が減ることくらいのようだ。

 それなら、まあ、いいか?


 俺達は霊玉の分の霊力が減っても変わらず高霊力なようだし。

 修行で霊力を霊玉がある今のレベルまで戻すことは可能のようだし。

 そもそもそんな高霊力が必要な場面はそうそうないわけだし。


 うん。まあ、いいんじゃないか?



 前にハルとヒロと話したことがある。

「『(まが)』が浄化された今、俺達が死んだら霊玉はどうなるんだろうか」と。


 ハルの見解は「清らかな場所に行くという姫宮の術が生きているわけだから、変わらずふさわしい者のところに行くと思う」というものだった。


「じゃあ霊玉守護者(たまもり)はぼくらのあとも出てくるんだね」

 あのときはヒロがそう言っていた。

 

 だが俺達が『最後の霊玉守護者(たまもり)』になっても、別に問題ないだろう。

 ヘタなヤツに渡って悪用される心配もなくなる。


 そこでふと気がついた。


「俺達の霊玉を朱雀に渡したとして。

 その後はどうするんだ?

 朱雀が持って使ったら霊玉の霊力もいつか尽きるんじゃないか?」


「そこは安倍家から補充人員を配置する」

 ハルが説明する。


「どこかの家か神社に依頼して、神事を執り行うことで定期的に朱雀様に霊力を注ぐ。

 そうすれば霊玉の霊力が尽きることはない」


「なるほど」


 色々考えているようだ。

 それなら大丈夫か?


「どうだ? 霊玉を手放すことに同意してくれるか?」


 ぐるりと俺達を見回してハルが確認してくる。


「ぼくは同意」すぐにヒロが手を挙げる。

「ヒロがいいならおれもいいよ」すぐにナツが追従する。

「おれもいいよ」「オレも」晃も佑輝も同意する。


「俺もまあ、いいよ」

 だから俺も同意した。


 霊力減っても問題ないだろうし、修行で戻せばいいだけだしな。

 それよりも京都の結界のほうが重要だろう。

「いつ穴が空くか」なんて発言が出る状況がマズいということは俺でもわかる。



 全員の同意を確認してハルがうなずく。


「今日これからでもいいか?」


 これにもヒロが「ぼくはいいよ」と言ったのを皮切りに年少組が次々同意する。

 俺も問題ない。

 ナツの仕事のことを考えると、できることは一度で済ませておくほうが賢明だろう。


「じゃあ、さっき話した結界師に来てもらう」


 その言葉にドキリとした。


 それは。もしかして。


 また会えるのか? 今から、ここで?

 心臓がドキドキとうるさい。ソワソワと落ち着かない。

 彼女に会えるかもしれないと考えるだけで頭に血が上る。顔が赤くなるのを止められない。


 みんながいる手前、がんばって平静を装う。

 なんでもないような顔をする。

 乱れそうになる霊力を必死にコントロールする。


 ハルだけは何かに気付いたのか、チラリと俺を見た。が、すぐに視線をそらした。


「念の為言っておくが」

 真面目な顔になってぐるりと俺達を見回す。


「霊玉を切り離すにあたり、本人の同意が必要になる。

 術の途中で『やっぱりやめた』なんてしたら、術者も、お前達全員も危険にさらされることになる。

 やめるなら今のうちだ。

 本当に、本当にいいな!?」


 ハルの迫力に気圧されながらコクコクとうなずく。


「本当だな!? 全員、心の底から納得したな!?」


 コクコク。うなずく。


 ハルは順番にひとりひとりじっと目を見て意思を確認していく。

 最後に俺と目を合わせた。

 じーっと見つめるハルに、やましいところはないのに何故か居心地が悪くなる。


 ……なんか、俺だけ時間が長くないか? 信用ないのか?


 ちょっとムッとしてにらみ返すと、ハルも更ににらみつけてきた。

 ムムムムーっと二人でにらみ合っていたが、先に目をそらしたのはハルだった。


 ふう、とひとつ息をついたハルは、スッと立ち上がった。


「結界師を呼んでくる。しばし待て」



 ハルが部屋を出ると、誰からともなく「はぁー」とため息がもれた。


「このまま霊玉を渡すための術にうつるわけだけど。みんなホントに大丈夫? やっぱり別日のほうがいい?」


 ヒロが確認してくる。

「別にいいよ」「大丈夫」と年少組が答える。

 俺も異論はないので黙ってうなずく。


「霊玉なくなったらしんどいだろうから。今日は離れ(ここ)に泊まっていってね。

 いつもの部屋、用意してるから」


 気が利くやつだなぁ。

「ありがと」「久しぶりだな」なんて年少組も喜んでいる。


「結界師って、ひとり? どんな人?」

「ひとりだよ。僕らより一歳(ひとつ)下の女の人だよ」


 晃の質問にヒロが答える。

 彼女の情報にビクン! と反応してしまう。

 が、話をしている四人には気付かれなかったらしい。よかった。


 一歳(ひとつ)下か。そうか。

 年齢(とし)が近くてよかった。

『結界師』とハルが言っていた。安倍家の結界師として活動しているのか?

 ヒロの口ぶりだとヒロとも親しそうだな。


「安倍家の人?」

 ナイス晃! いい質問だ!


「ううん。安倍家で――というより、ウチでお世話している方」

 どういうことだ?


「どういうこと?」

「ええと、ちょっと詳しくは言えないんだけど……。

 ハルの恩人なんだって。

 事情があって今お家から出てて、ウチでお預かりしてるんだ」


「ふーん?」

 晃は納得したが、ナツが顔をしかめた。


「『事情』って……」

 そんなナツにヒロがあわてて手を振る。


「あ! ちがうちがう! ナツが心配してるようなことじゃないよ!

 ええと、思春期で高霊力になって、体調を崩されたんだ。

 だから、高霊力に満ちてて結界の張ってあるこの離れにお預かりして療養してもらってたんだ。

 アキさんがずっとお世話しててね。

 その甲斐あって今はお元気になられて。

『恩返しに』って、結界関係のチェックしてくれてるんだよ」


「そういうこと」「それなら」なんて年少組がホッとしている。

 が、俺は落ち着かない!


 え!? あの人、ここに住んでたのか!? いつから!?


「いつからここにいたの?」

 ナイスだ晃!


「年明けちょっとしてから。だからみんなは会ってないよ」


 確かにここに来るのは去年の秋以来だ。

 なんてことだ! ここに来てたら会えたのか!! もったいない!!


「今もここに寝泊まりしてるの?」

「うん」

「!」


 じゃあ、ここに来れば彼女に会えるのか!


「じゃあオレ達、泊まらないほうがよくないか?」

 遠慮する佑輝にヒロはケロッと答える。


「いや? 大丈夫じゃないかな?

 竹さんに使ってもらってる部屋は一番端の部屋だし。本人が『術のあとはゆっくり休んでもらいたい』って言い出したんだし」


「!」


『竹さん』と言った! やはり彼女だ!


「それなら」と言いつつも年少組は申し訳なさそうな顔だ。


「おれ達しばらくここに来ないほうがいい?

 女の人が休んでるところに男がドヤドヤ来たら迷惑だよな?」


 ナツぅぅぅぅ! 余計なことをぉぉぉ!


「いや? 気にしなくていいと思うよ?

 最近みんなは泊まっていくことないだろ?

 今日みたいに遊びに来るくらいなら、大丈夫じゃないかな?」


「!」


「ちょっと人見知りするから最初は気まずいかもしれないけど、ぼくや白露様がみんなの話はしょっちゅうしてるから、そこまでじゃないと思う」


 グッジョブヒロ!

 そうか。俺達の話してくれてたのか!

 ……いい話だよな?


「ナツが料理人目指して修行してる話もしたから。

 よかったら今度何か作ってあげてよ。

 竹さん、食が細くて困ってるんだ」


「!!」

 そうなのか。ふっくらして見えたけど。

 ダイエットでもしてるのか?

 栄養バランス考えて美味いもの食べさせてやりたいな。


「いいよー。じゃあ今度休みの日に来るな」

「!!」

「助かるよー。ぼくもアキさんも色々作るんだけどさ。

 最近は遠慮してますます食べてくれないんだよ。

 高霊力保持者は多少食べなくても霊力取り込んで生命活動維持できるとはいってもさ。

 やっぱりちゃんと口から栄養摂ることも大事だと思うんだよ」

「わかるわかる」


 ヒロとナツの会話にゴクリと唾を飲み込んだ。


 言え! 今ならいける!

『それなら俺も協力してやるよ』『俺も料理できる』と言えばいい!

 そうすれば堂々と彼女に会いに来れる!


 そう思うのに、なかなか声が出ない。口が開かない。

 ぐっと拳を握る。手のひらはぐっしょりと汗をかいている。


 そんな俺の気配を察知したらしい。

 晃がソロリと俺を見た。

 あわててサッと視線をそらす。


 晃が何か言おうと口を開いた。その時。


「待たせたな」

 ハルが戻って来た。

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