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第百十話 竹さんと生理

ようやくトモ視点に戻ります。

前回のおはなしのトモ視点です。

タイトルどおりのおはなしです。

ご不快な方はとばしてください。

 あの暴走から十日。彼女はずいぶんと元気になった。

 ここ数日は離れにこもって動画を見たり料理をしたりしていたが、今朝彼女が突然言い出した。

「私、もう元気です」

「そろそろなにかしたほうがいいと思うんです」


 どうも元気になったら落ち着かなくなったらしい。

『なにかしなくては!』と気をもんでいるようだ。

 生真面目な様子がかわいくて愛おしくてたまらない。

 ふんす! とやる気になってるのもかわいい。


 確かにな。そろそろ動いても大丈夫かもしれない。

 だとすると、今後はどうするのがいいだろうか。


 挨拶回りはとりあえず済んだし。

 京都の街中の結界の確認も一緒に済んだし。

 霊玉やらアイテムやら作るか? それとも水やおにぎり作るか?

 でも俺達が巣ごもりしてる間に黒陽がめちゃめちゃ作ったらしいしなぁ。



 俺達がデジタルプラネットに突撃してから一度だけ鬼が出た。

 それは安倍家の能力者だけで対処できたという。

 守り役達の進言で霊力や戦闘力が多くなくても戦えるように戦術を組んでいたのが功を奏したらしい。


 そういうのに使えるアイテム考えて作るか? それとも戦略を練ったり術を考えたりするか?


「とりあえず今後どうするか、どう動くか、一度話し合おう」と黒陽が提案してくれて、守り役達と話し合いの席を設けることになった。




 早速集まった守り役達と安倍家の離れのリビングで今後の方針を話し合う。

 出席者は黒陽達守り役四人と俺と竹さん。

 西の姫やハル達は学校があるから欠席。

 タカさん達も外せない仕事のために欠席。

 ついさっき急に思いついて決めた話だから仕方ない。


 とりあえず現状わかっていることを全員で再度確認する。

 俺が議事録を作って西の姫とハルに渡すことにした。


 わかっていること。問題点。覚醒していない姫の現状。その二人をどうするか。

 ある程度話がまとまったところで一服することにした。



「ちょっと」と竹さんが立った。トイレだろう。

 コーヒーを入れて守り役達に出し雑談をしていたが、竹さんが戻ってこない。


 おかしいな。腹でも壊したか?

 心配になり「ちょっとトイレ行ってくる」と席を立った。



 トイレに向かうと、ちょうど竹さんが洗面所から出てきたところだった。

 ……明らかに様子がおかしい。


「竹さん?」

 呼び止めると、そっと目を逸らす。

 これは。


 また何か隠している。

 どうした? 具合が悪いのか?


 何を聞いても答えてくれない様子に不安が募る。

 と、近寄った彼女からいつもと違うニオイがした。


 これは――血のニオイ?


 サッと血の気が引いたのが自分でもわかった。

 さらに問い詰めるも、竹さんは逃げようとする。

 何も言ってくれない、俺を拒否する様子に腹が立った。


「じゃあ、見せて」

 ムッとしたままそう言ったら、目に見えて顔色が変わった。

 ほらみろ。やっぱりどこか痛めているんじゃないか。

 逃げ出さないように壁際に追い詰める。

 どこが痛いのか特定するために、血のニオイのする腰に手を当てる。


 と。


「―――ひ、ひぎゃあぁぁぁぁ‼」

「ゲフッ」


 至近距離で、真正面から威圧をぶつけられ、つかんでいた手がゆるんだ。

 その隙に逃げられた! 完全に油断していた! くそう!

 

 あわてて追いかけると、彼女は転移陣に逃げ込んだ。

 風のように転移陣に飛び込む彼女に守り役達がポカンとしている。

 が、すぐに黒陽が威圧を向けてきた。


「お前……姫になにをした?」

「なにもしてない!」

「そんなことはないだろう! 泣いてたぞ!!」

「え―――!?」


 絶句して立ちすくむ俺に守り役達が好き勝手な言葉を投げつける。


「あーあ。嫌われたー」

 面白いのを隠すこともなく蒼真様がからかってくる。

「あらあら。おイタしちゃったの?」

「まあねえ。今までよく保ったほうじゃない?」

 白虎とオカメインコの無責任な発言に亀が「お前……」と怒りをにじませる!


「人聞きの悪いこと言うな! なにもしていない!」

「じゃあなんだ!?」

「こっちが聞きたいよ!!」

 があっと吠えたら、やっと白露様が表情を変えた。


「で? なにがあったの?」


 俺もなにがなんだかわからない。

 だから正直に、なるべく一言一句違わないように、説明した。


「トイレが長いって指摘して?」

「腰をなでた?」


 そのとおりなんだが、白露様と緋炎様の言い方だと――。


「セクハラ?」

 バッサリと蒼真様に断言され、ガックリと机に両手をつく。


「……どうしよう……嫌われた……?」

 己の所業に今更ながら青くなる。

 さっきまで怒りの覇気をぶつけてきていた黒陽は呆れ果てたようにため息をついた。


「とりあえず、姫に謝れ」

「……そ、そうだな」


 転移陣に向かうと、面白がった守り役達もついてきた。

 黒陽は俺の肩に、蒼真様と緋炎様は白露様の上に乗っかった。

 意を決して扉を開ける。


「あらトモくん」


 彼女はいなかった。


「……その、竹さん、来てない……?」

 アキさんにたずねると「今お風呂よ」と言われる。


「なんで?」

「血がついてたから」


「「―――!」」


 やっぱり。あのときの血のニオイは気のせいじゃなかったんだ!

 どこか怪我をしたのか?

 それともなにか病気か?


 黒陽も明らかにうろたえた。

「血、というと」とアキさんに問いかける。


 アキさんはなんてことないように、あっさりと言った。


「生理よ」


「「……………」」


 何を言われたのか理解できなかった。

「ああ」「なーんだ」と他の守り役が気を抜く中、俺と黒陽だけが固まったままだった。


「生理……」

 ポツリとこぼれた俺の言葉に「そう」とアキさんはあっさりとうなずく。


 呆然とする俺の肩の上で黒陽がつぶやいた。


「……せいり……とは、なんだ……?」


 その言葉に、守り役達とアキさんが息を飲んだ。


「何って……。生理よ。月の障り。月経。女の子には毎月あるでしょう?」

「……そうなのか?」

「『そうなのか』って……。貴方、守り役でしょう!? ずっと側にいたんでしょう!? 知らないの!?」

「……知らない」

「ハァ!? 今まで五千年どうしてたのよ!?」

「アンタ妻も娘もいたでしょう!? 知らないわけないでしょう!?」

「そ、そう言われても」

黒枝(くろえ)さんしっかりしてたから、黒陽さんには気づかれないようにしてたんじゃないのー?」


 守り役達がギャンギャン騒ぐ中、アキさんがそっと抜け出した。

 あっちは確か……風呂場。


 竹さんの来る気配に、すぐさま土下座した。


「ゴメンナサイ。配慮が足りませんでした」

 

 チラリと見上げると、竹さんは困ったような、泣きそうな顔をしていた。

 ぐわあぁぁぁぁ! 申し訳ない! ゴメン!

 顔を見ていられなくて額を床にすりつける。


 アキさんに反省をうながされ、再教育を申し渡された。

 反論はありません! 仰せの通りにします!



 そのままアキさんが竹さんを連れていく。

 向こうはアキさんに任せておけば大丈夫だろう。


 俺の肩の亀をつかんで目の高さに持っていくと、首がちぎれるんじゃないかというくらい下がっていた。

 めちゃめちゃ落ち込んでへこみまくっている様子に憐れになった。


 他の守り役もそう感じたのだろう。

「とりあえず明子の帰りを待ちましょう」と緋炎様がまとめた。

「「ハイ」」

 黒陽と二人うなだれる。



 しかし、生理か。

 昔ハルから女性の身体についての講義を受けさせられた時に聞いたが、女に興味なんかなかったから話半分でしか聞いていなかった。

 竹さんのそばにいるなら勉強しなおさないといけないな。アキさんに再教育してもらおう。


 そう思いながらもハルに聞いた話を思い出す。

 どういう症状だっけな。確か――。


 ……………。


 ―――あれ? 俺、さっき竹さんになんて言った?

「出血しているところを見せて」って言わなかったか?


 出血しているところ。

 それは。つまり。


「―――!!」


 ぎ、ぎ、ぎ、ぎゃあぁぁぁ!!

 な、ななな、なんてこと言ったんだ俺は!

 そりゃ見せられないよ! 逃げるよ!!

「トイレ長い」どころじゃないセクハラだよ! むしろチカンだよ!! 変質者だよ!!


「ぐわあぁぁぁぁ!!」


 ガン!

 頭を抱えて床に額を打ちつける!


 なんてことを。俺はなんてセクハラ発言を。

 その上で腰を撫でた。

 ぎゃあぁぁぁ!!

 最低だ! 有罪だ!! 誰が許してくれても俺が許せない!!


「最低だ……俺、最低だ……」

 ブツブツ床に向かってつぶやく俺に守り役達が呆れ果てた目を向けていたのはあとから教えられた。




 しばらくそのまま正座で反省していると、アキさんが戻ってきた。

 しゅんとうなだれる俺と黒陽に苦笑を浮かべ、「こちらへどうぞ」と守り役達にソファを勧める。


 ソファ周りに集まって、改めて黒陽の話を聞いた。

 これまでどんなふうに過ごしていたのか。食生活は。衣食住は。霊力の使い方は。

 問われるままに黒陽は答えていく。

 聞くだけで頭を抱えてしまう。

 この主従、よくこれまでやってこれたな!


 これまでの五千年のうち、記憶の封印を施す前は生理はなかったらしい。

 封印をした百五十年前以降は「あったかもしれない」という。

 その時はまだ生まれ落ちた家にいて母親もいたので黒陽には「わからない」という。

 少なくとも家を出て黒陽とふたりウロウロしているときには「なかった」と言う。


 次に口を開いたのは蒼真様だった。

 蒼真様は五千年前の高間原(たかまがはら)で竹さんを診察したときのことを覚えていた。

 初診のときに色々と問診したときに生理の状況も側仕えから聞いたという。

 それによると、その時の竹さんは初潮も迎えていなかった。

「ひどい霊力過多症だったからね」と説明する蒼真様に白露様も緋炎様もうなずいていた。


「記憶の封印のあとは多分初潮はあったはずだよ。

 ウチの姫の覚醒もそのときが多かった」

「そういえばウチの姫も」

「初潮が来たら、女の子は体質も霊力の質も変わることがあるからねえ」

 黒陽を除く守り役達はうんうんとうなずいている。


「それまでに初潮もなかったのは、精神的なものと食生活だろうねえ」

 蒼真様がそう断じる。


 医療従事者として、蒼真様には女性の身体の仕組みに関する知識もあった。

 その蒼真様の見解によると、竹さんはとにかく思い詰めていたという。


 五千年前、高間原(たかまがはら)から落ちてすぐに竹さんは亡くなった。

 すぐに生まれ変わったけれど、その時から『災禍(さいか)』の封印を解いた罪にさいなまれていたという。

 ずっと「ごめんなさい」と言い続け、罪を償うように懸命に働いていたと。


「あれじゃあ、とても体調を整えるなんてできないよねえ」

「そうだったわねえ」

 蒼真様の言葉に白露様も緋炎様もため息をつく。


「最初の国で『災禍(さいか)』の気配を感じて、探したけれど国が滅びた後なんか、ひどかったものねえ」


 その言葉に、黒陽の様子に、どれだけ彼女が傷つき苦しんだのか伝わってくるようだった。

 ぐっと拳を握る俺に気付かない守り役達はさらに話を続ける。


「竹様、動けるようになったらさっさと家を出てたわよね」

「うむ」

「何歳くらいで家を出てたの?」

「三歳から五歳だな」

 黒陽の答えに守り役達は一斉に苦虫を噛み潰したような顔をした。


「もっとゆっくり家にいたらいいのに」

「ウチの姫なんて死ぬまで家にいたこともあるわよ」

「そうは言うが、姫の高霊力にいろんなモノが引き付けられたり、姫を利用しようとするものが後を絶たなかったりするんだ」


 黒陽の説明に「あー」「そうだったわねー」と守り役達も渋い顔だ。


 守り役達の話によると、竹さんは昔からお人よしだったらしい。

 困っている人がいるとすぐにお守りを作ってあげたり治癒をかけてあげたりしていた。

 その話はすぐに広まって『神童』とか『神の使い』とか崇め奉られることになる。

 厄介ごとしか呼ばないそんな状況に竹さんと黒陽はさっさと家を出た。

 それを毎度毎度やっていたらしい。


「で、家を出てごはん食べなかったっていうんだろ?

 そりゃ生理も来ないよ」

「………問題があるとは思わず………」

 責めるような蒼真様に黒陽の首がまた下がる。


「……もしかして、逆?」

 ポツリと落とした緋炎様の言葉に、うつむいた黒陽が固まったのがわかった。


「思い詰めて食事がとれなくなった竹様を生かすために、高霊力の場所を巡っていた?」


 緋炎様のつふやきにアキさんが「どういうことですか?」と詳しい解説を求める。


「高霊力保持者は、周りの霊力を取り込んで生命活動を維持することができるの。

 食事をとらなくても平気ということね」


 うなずくアキさんに緋炎様が続ける。


「食事をとらなくても生命活動を維持できる――つまり、思い詰めて食事がとれなくなった竹様が生きていけるということ。

 そのために家を出た。

 そうなんでしょ? 黒陽さん」


 黒陽は何も言わない。

 何も言わないことで、それが本当の理由だと、誰もが理解できた。


 何と声をかけていいのかわからない。

 褒めればいいのかしかればいいのか、なぐさめればいいのか励ませばいいのか。


 白露様も蒼真様もアキさんも、物言いたげな、微妙な顔をしていた。


 しばしの沈黙。

 やがて「ハア」とため息を落とし、緋炎様が口を開いた。


「――まあね。男性の黒陽さんに女の子の身体の気遣いができるわけなかったわね。

 ――私達が気遣わないといけないことだったわ。ゴメンね黒陽さん」


 その言葉に黒陽はバッと顔を上げた。

 慈しむような微笑みを浮かべる緋炎様に目をうるませ、ブンブンと首を振った。


「お前達は悪くない。私が情けない守り役だっただけの話だ」

 そうしてまたシュンと落ち込んだ。



「事情はよくわかりました」

 唐突なアキさんの発言に全員がアキさんに注目した。


「つまり、今の竹ちゃんは、ようやく身体もココロも整ってきたということですね」


 その言葉に黒陽がハッと顔を上げた。

 他の守り役達も顔つきが変わった。


「やはりトモくんの――『半身』の存在が大きいですかね」

 アキさんの問いかけに蒼真様が考えながらうなずく。


「――そうだね。『半身』はお互いに足りない部分を補い合うというから。

 この男が側にいることで竹様が安定していっていることは、間違いないと思う」


「姫は今までにないくらい食事をとっている。睡眠も。

 おそらく、この五千年で一番健康だと思う」

 黒陽も真剣な表情で言う。


「――ねえ」

 緋炎様が守り役をぐるりと見まわした。


「それって、竹様の霊力が高いまま安定している、ってことに、ならない?」


 その言葉に守り役達が息を飲んだ。

 その驚愕の意味がわからない俺が「なに?」とたずねると、なにやら考えていた白露様が口を開いた。


「――『災禍(さいか)』を滅するのに必要不可欠なのが、蘭様と竹様なの。

災禍(さいか)』を斬ることができるとすれば蘭様だけだろうし、封じることができるとすれば竹様だけ。

 ウチの姫と梅様はあくまでサポート要員ね」


 もちろんそのサポートがあってこそ斬ることも封印することもできるのだろう。

 そこまでの話が理解できたことを示すためにうなずく。


「で、今までの竹様は、戦いのたびに霊力を使い果たして魂まで削って亡くなっていたのよ」


 あのひとならやりかねないと理解できるのでこれにもうなずく。


「でも、今までの状態が生理もこない未成熟な状態だとすれば。

 今、これまでにないくらい体調がよくなって霊力も高いまま保てているとしたら。

災禍(さいか)』を封じられる可能性は、格段に上がるわ」


「―――!」


 それはつまり。

 それは。


 緋炎様も真剣な目で続ける。


「おまけにウチの姫も転生しているから。

 竹様が封じて、ウチの姫が斬れば――」


「『災禍(さいか)』を、滅することが、できる――?」


 責務を果たすことができる――?


 ブワワワワワー!

 全身に鳥肌が立った!

 守り役達も、アキさんも、呆然としながらもどこか高揚したような表情だ。


 ついに。ついに責務を果たすことができる?

 五千年成しえなかったことが、果たせる?


 竹さんを、救うことができる!?


 知らず拳が震えていた。

 なにか言いたいのになにも言葉にならない。

 ただ呆然とお互いの顔を見合わせることしかできない。


 やがてハッとしたように緋炎様が表情を引き締めた。


「ううん。まだ可能性の段階だわ。

 まだ『災禍(さいか)』を特定できていないし。

 ウチの姫も梅様も覚醒していないし。

 まだまだ油断は禁物だわ」


「そ、そうね。

 こういう、『もしかして!』って浮かれたときに足元をすくわれることが、今までにもあったものね」


 白露様もそういって頭をぶるんぶるんと振った。

 蒼真様も黒陽も「そうだね」「うむ」とうなずく。

 それでも守り役達の顔には期待が浮かんでいる。


「なにはともあれ、トモ」

「はい」


 緋炎様の言葉に返事をすると、ちいさなオカメインコはキリっと表情を引き締めて俺に命じてきた。


「引き続き竹様の側にくっついてお世話をしなさい。

 アンタが『鍵』と菊様も言っていた。

 きっとそれはこのことだわ。

 竹様の身体とココロの健康を保つこと。それがアンタの最優先任務よ」


「言われずとも」

 俺の返事にオカメインコがうなずく。


「このこと、さっきの議事録に入れときなさい。

 菊様にも晴明にも報告の必要があるわ」

「かしこまりました」


 そうして俺は守り役四人公認のもと、竹さんをさらに甘やかすのだった。

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