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第百九話 暴走後一週間

 あの暴走の直後から高熱が出て丸三日。

 俺は抱きまくらとしての日々を過ごしていた。


 全然熱が下がらない。心配で心配で必死で霊力を循環させた。

 冷却シートをこまめに替えた。黒陽も氷を出したり薄い水の膜で彼女の身体を包んだりした。蒼真様もこまめに診察してくれ、状態と時間を見ながら投薬してくれた。


「ごめんなさい」

 熱にうなされながら、泣きながらそんなことを口にする彼女。


「『ごめん』じゃないよ。竹さんはなにも悪くないよ」

 そう言っても彼女は泣く。


「せっかく『役に立てる』と思ったのに」

「迷惑をかけた」

「やっぱり自分はダメな子だ」

 そう言って「ごめんなさい」と泣く。


「私が『しあわせ』になるなんて赦されない」

「私は『罪人』だから」

「罪を償わないといけないから」

「なのになにもできない」

 そう言って「ごめんなさい」と泣く。


 かわいそうで胸が締め付けられた。

「そんなことないよ」「大丈夫だよ」

 なにを言っても彼女は泣く。

 そんな彼女に俺も苦しくなった。

 ただ抱きしめて霊力を循環させた。

 邪念が出る余地はなかった。自分が濾過(ろか)装置になったつもりで、ただ必死に彼女を抱きしめた。


 熱にうなされるためか眠りが浅くなった彼女は一、二時間おきに目を覚ます。短いときは三十分も経たずに目を覚ます。

 その都度彼女の作った水を飲ませる。俺の握ったおにぎりから数粒むしりとり彼女の口に入れる。まさかあの水作りおにぎり作りがこんな形で役に立つとは思わなかった。


 投薬の時間に合わせて黒陽が蒼真様を連れて来る。診察して薬を飲ませてくれた。

 目が覚めるたびに氷枕と冷却シートを替える。黒陽の作った氷を口に含ませる。

 どうにか熱を下げようと懸命に対処した。



 ベッドに彼女とふたり潜って抱き合い、霊力を循環させる。

 ぐるぐると循環する霊力はまるで『鳥の巣』のよう。

 まんまるで、あたたかくて、俺と彼女のふたりだけの『世界』のよう。

『巣ごもり』という言葉がピッタリだと感じた。

 ふたりだけの『巣』の中で、ただただ抱き合っていた。



 寝言でも、目が覚めても「ごめんなさい」と泣くからその都度「大丈夫だよ」と応える。マイナス思考を叩き潰す。

「大好きだよ」「大事だよ」と愛をささやきココロに刻み込む。


 キスをする。頬に。額に。唇に。

 唇へのキスを目撃しても黒陽はなにも言わなかった。

 なにも言われないことが彼女の状態を示していた。


 ショートスリーパーの俺なのに、彼女にくっついてずっと一緒に眠った。

 やはり俺も眠りが浅くなったらしく、彼女が目を覚ましたらすぐに目が覚めた。

 そうして水を飲ませ米粒を食わせマイナス思考を叩き潰してキスをする。


「お前が『竹様の薬』だ。他のことはなにも気にするな。竹様のことだけ考えろ」

 蒼真様の言葉に従い、ただ彼女を抱きしめて霊力を流した。



 彼女と俺が動けない分は黒陽が動いていたとあとから聞いた。

 黒陽の錬成する水でも同じような効果があるか検証した結果「使える」となった。

 黒陽は水や霊玉をせっせと作っていたという。


 安倍家のひとを使って黒陽の水をペットボトルに小分けにしたりおにぎりを作ったりした。

 それを安倍家所属の能力者に配付し試させたところ、試した全員が高評価をよこした。

「もっと欲しい!」という能力者達に「非常時のみ使用すること」と厳命してハルは配付を許可した。

 アイテムボックスを持っているひとばかりじゃないから、持っていないひとには時間停止のかかるカバンに入れて渡したという。


 安倍家にも時間停止のかかる箱をいくつも用意して備蓄していった。

 その『時間停止のかかる箱』も黒陽が作った。



 俺達が巣ごもりしている間もいろんなひとがいろんな形で動いていた。


 ナツが『白楽様の高間原(たかまがはら)』に行って帰ってきた。巣ごもり真っ最中だったから行くときも帰ったときも会えなかった。

 ヒロと佑輝の『霊力酔い』は収まったという。

 晃は相変わらずひなさんにくっついていたらしい。

 保護者達もハルもそれぞれに動いていた。




 暴走から四日目。

 ようやく彼女の熱が微熱にまで下がった。

 それでもつらそうに俺に抱きついてくるからかわいそうでかわいくて抱きしめて霊力を送った。


 蒼真様の薬のおかげか、微熱になったからか、高熱のときよりは深く眠っている。そのおかげで俺も三日ぶりにぐっすりと寝たらしい。


 俺が目が覚めても彼女はまだ眠っていた。

 そのことに安心して一息つく。


 時間の確認。さっき薬を飲ませて四時間か。俺にしてはよく寝たな。

 彼女の霊力の確認。かなり落ち着いてきたけどまだ乱れてるな。

 熱は……下がらないな……。

 周囲を確認したが黒陽が見当たらない。蒼真様に連絡するために渡されていた連絡用の札に伝言を入れ飛ばす。


 ほどなくして黒陽と蒼真様が来た。

 眠る彼女を診察してくれた蒼真様は「もう二時間寝させよう。薬はそれから」と決めた。

 投薬間隔が広がったことにホッと肩をなでおろす。


 

 蒼真様と黒陽が「よく三日で下がったな」「一週間は続くと思った」と驚いていた。

 俺がくっついていた効果だろうとふたりは分析する。

「引き続き抱きまくらになっておけ」と命令される。


 俺に異存はない。命令どおり引き続き抱きまくらになっていた。




 微熱になってからは彼女の眠りが少し長く深くなった。

 起きていられる時間も少しずつ長くなっていった。

 そのたびに「ごめんなさい」と泣くからやっぱり「大丈夫」と言ってマイナス思考を叩き潰した。


 半覚醒状態で甘えてくるのはこれまでもあった。

 今回の微熱状態も半覚醒状態と同じらしく、ベタベタにくっついて甘えてくれる。

 正直、役得以外のなにものでもない。

 そうは思うが、とにかく弱っている彼女を支えるのに必死で邪念の出る余裕はなかった。

 だから唇にキスしても黒陽はなにも言わなかったのかもしれない。



 昔の夢を見るらしく、眠っていてもうなされている。

 ビクリと大きく跳ねて起きるときもあった。

「いやあぁぁぁ!」と泣き叫んで起きるときもあった。

 その都度抱き止め「大丈夫」「大丈夫」となだめる。


「ごめんなさい」「ごめんなさい」

「大丈夫。大丈夫だよ」


「私が悪いの。私のせいなの」

「違うよ。貴女のせいじゃないよ」


「私があのときあの樹に触れなければ」「私が森に行かなければ」「私が生まれなければ」「私のせいで」


「違うよ」「貴女が生まれてくれて、生きていてくれて俺はうれしいよ」「俺の『半身』」「俺の大事なひとを傷つけないで」


「大好きだよ」


「俺には貴女が必要だよ」


「俺のそばにいて」

「ずっとそばにいて」

「離れないで」



 彼女はずっと俺にすがりついていた。

 泣き叫んでいるときも。眠りに落ちるときも。眠っているときも。


 溺れるひとが助けを求めてもがいているようだと思った。

 救われたくて、どうすればいいのかわからなくて、たまたまそばにいた俺にすがっているだけかもしれない。


 それでもいい。それでいい。

 それで少しでも彼女が『救われる』ならば。



 暴走から五日目。土曜日。

 彼女の微熱は下がらない。

 アキさんとヒロが心配していると蒼真様が伝言してくれた。


『大丈夫だよ』とメッセージを送ったら『食料はまだある?』と返ってきた。

 彼女は水と少しの米粒しか食わないが、俺は普通に飯を食ってる。

 彼女が死蔵させていたアキさんの弁当を俺のアイテムボックスに移動させておいて助かった。

 とはいえ確かにそろそろ在庫がヤバい。

 正直にそう返したら『差し入れ持っていく』と返ってきた。


 しばらくしてまたメッセージが入った。

『用意できたよ』『部屋に持っていくね』


 心配で、彼女の顔が見たいのだと察した。が、こんな弱りきった顔を見せたら余計に心配するかもしれない。


 彼女はよく寝ている。これならちょっと離れても大丈夫か? トイレに行くときは大丈夫だから、もう少しくらいなら平気か?

『リビングで受け取る』とメッセージを返して、そっとベッドを抜け出した。


 リビングで五日ぶりにヒロに会う。

 アキさんは遠慮してくれたという。

 竹さんの状況を話し、ヒロからは周りの状況を聞く。『災禍(さいか)』に関しては動きがないこと。鬼が出現したが安倍家の能力者だけでどうにかできたこと。修行から帰ってきたナツの状況。守り役達の状況。

 ザッとではあるがお互いに情報をやり取りして差し入れをもらって部屋に戻った。


 部屋の扉を開けた途端!

 ドッと滝が現れた!

 暴走してる!? なんで!?

 あわてて彼女のもとにたどり着くと、彼女はベッドの上で丸くなって大泣きしていた。

「わあぁぁぁん!」「うわあぁぁぁん!」とわんわん泣く彼女。


「竹さん!」

 すぐさまベッドに上がりぎゅうっと抱きしめると彼女が涙でぐしょぐしょの顔を俺に向けた。


「……………とも、さ、」

「うん。ごめんね。ちょっとヒロと話してた」


 彼女は俺をじっと見つめ、震える手で頬に触れた。

 そのままペタペタとあちこち触れてくるから大人しくされるがままになっておく。


「……………生きてる……………」


 ああ。なにかこわい夢を見たのか。さしずめ俺が死ぬ夢といったところか?


「生きてるよ。大丈夫」

 そう言って抱きしめると、彼女はぎゅううぅっと俺にしがみついてきた。


「トモさん」「トモさん」

 必死ですがる彼女に申し訳なくなった。

「ごめんね」「もう離れないよ」「ずっといるよ」

 そう謝罪すると彼女はボロボロ泣いた。


「死なせたくない」「傷つけたくない」

「私がいたら、傷つける」

「巻き込んだら、トモさん死んじゃう」


「死なないよ」「大丈夫」「そのために修行してきたんだ」「巻き込んで」「そばにいたいんだ」

「離れてごめんね」「そばにいるよ」「大丈夫だよ」


 せっかく落ち着きかけていた霊力がまた暴走したせいで乱れてしまった。失敗した。

 それからはトイレ以外は離れず、ずっと抱きしめていた。

 



 日曜日に晃とひなさんが様子を()にきてくれた。黒陽が頼んだらしい。

 黒陽が転移で連れてきた精神系能力者であるふたりによると、竹さんはずっと「自分を責めている」という。

「本人は『誰かに責められている』と思っている。でも、その『責めている』のは竹さん自身」

「こればっかりは本人が納得しないことにはどうにもできない」


浸入(ダイブ)』するまでもなく、扉を開けただけで竹さんの記憶と感情に『当てられた』ふたりによると、竹さんは相当過酷な記憶を抱えているらしい。

 耐性訓練をかなりやっているはずの晃も青くなっていた。

 ひなさんに至ってはぶっ倒れた。

 意識を取り戻したあとは晃にべったりくっついて「これは私の記憶じゃない」「晃の記憶でもない」とブツブツ自分に言い聞かせていたという。


 そんなにか。


「トモが吐き出させてるんでしょ? それが何よりの薬になると思う。

 とにかく吐き出させて、なぐさめるしかないと思う」

「なるべく前向きになるように声掛けしてあげてください。できれば楽しいこと、面白いことを話してあげて、昔の記憶に目を向けないようにできたらいいんですけど」


 ふたりのアドバイスに「ありがとう」と礼を言い、再び巣ごもりに徹した。




 微熱がようやく平熱に下がったのは暴走から一週間後のこと。

「こんなに早く下がるなんて!」と黒陽も蒼真様も驚いていた。


 あれだけ乱れていた霊力もようやく落ち着いた。

 普段どおりの澄んだ水のような霊力が澱みなく流れているのを感じる。


 これならもう大丈夫。

 不思議とそうわかって、ホッとした。



 当の竹さんも自分の体調がわかったらしい。

 目覚めるなりベッドの中で俺に抱かれたまま「迷惑かけてごめんなさい」としょげた。

 だから「迷惑じゃないよ」と笑いかけた。


「迷惑じゃないよ。ずっと貴女を抱けててうれしかった」


 キョトンとする彼女がおかしくてすぐにぎゅうっと抱きしめる。


「具合悪いのは心配だったけど、貴女にくっついてるのも抱いてるのも俺は平気。

 竹さん、まだ具合悪いでしょ? もーちょっとこうしてようね」


 わざとそう言ってこめかみにキスをする。

 狙いどおりかわいいひとは「ぴゃっ!」とおかしな悲鳴を上げて飛び上がった。


「も、もう元気です!」

「そんなことないよ。まだ病み上がりだよ。もーちょっとくっついてたほうがいいって」

「も、もう大丈夫! 大丈夫だから!」

「大丈夫じゃないよ。ホラホラ。大人しくして」


 かわいくてかわいくて構い倒していたら彼女が爆発した。


「もう大丈夫なの! 大丈夫なんだから!!」

 俺にプンプン怒るのなんて初めてで、それだけ気を許してくれているんだと何故かわかって、うれしくてしあわせでニヤニヤしてしまった。


「もう! なんで笑ってるの!?」

「竹さんがかわいくて」

「か――! か、かか」

「からかってないからね?」

「―――!!」


 真っ赤になってぶすうっと頬を膨らませてそっぽをむく彼女がかわいくてたまらない!!

 照れてるのも()ねてるのもわかって、そんなのも全部俺に甘えてるからしてくれるとわかって、やっぱりニヤニヤしてしまう。


「かわいい」

「ひにゃっ!?」


 かわいくてかわいくて、ぐっと抱き寄せ頬にキスをする。

 真っ赤になったかわいいひとはさらに赤くなった。かわいい。


「もうおしまいなの! もう甘えんぼさん終わりなの!!」

「えー。もーちょっと甘えさせてよ」

 ジタバタするのかわいい。全然抜け出せないのに。かわいいなぁ。


 これだけ大声だせて暴れられるなら元気になったと言えるだろう。よかったよかった。

 ついでにマイナス思考もどこかに吹っ飛んだようだ。やれやれ。


 過保護な守り役が苦虫を噛み潰したような顔でギリギリと歯ぎしりをしている。

 このくらいでやめておかないと殺されるかもしれない。

 仕方なく腕をほどくと、大声を出して暴れたかわいいひとはベッドから転がり落ち、ぐったりとうずくまった。


「ホラ。やっぱりまだ具合悪い」

「わ、悪くないの! もう元気なの!!」


 すかさず抱き寄せようとしたら逃げられた。残念。




 一週間ずっと抱き合ってイチャイチャベタベタしていたから、彼女にくっついているのが当たり前になってしまった。

 少しでも離れたら抱き寄せたいしキスしたい。晃のこと言えない。俺も重症だ。


 床上げした彼女はキチンと服を着替えて御池に行った。

 みんなが大袈裟なほど喜んで彼女の回復を祝ってくれた。

 そんな一同に彼女は照れくさそうにしながらも申し訳なさそうにしていた。


 ほんの少しだが彼女は朝飯を食べた。そのことにホッとする。

 しばらくは無理に動かないよう蒼真様にきつく言われた。薬も飲むよう渡された。


 どうしようか、なにをしようかと相談して、『バーチャルキョート』のまとめ記事を見ることにした。

 ネット上に数多(あまた)上がっているゲーム実況系動画やそのまとめ記事。

 それらを「一度確認しておけ」とハルが決めた。


 これまで竹さんは報告書を確認するだけでゲーム画面が動くのを見たことがないという。

 どんくさいのはゲームの中でも変わらず、ハルの婚約者がつきっきりで指導しても街中を歩くだけで精一杯だったらしい。

 だから激しい操作が必要な『バトルモード』は入ることすらできなかったと。


「ついでにお前も『バーチャルキョート』やってみろ」とも指示される。

 そうだな。俺、システムいじってばかりでユーザーとしてゲームに入ってなかったもんな。


 そうしてふたりで動画を確認した。

 彼女がいちいち驚いたり感心したりするのがかわいかった。


 俺も『バーチャルキョート』をプレイしてみた。

「なんでそんなすぐにできるの!?」と彼女が驚いていた。

『貴女がどんくさいだけでこのくらいは普通だよ』と思ったが黙って微笑んでおいた。

「すごい」「すごい」と褒めてくれるから有頂天になった。



 昼飯は俺が作った。

「おいしい!」と喜んでくれるからまた有頂天になった。

「それに比べて自分は…」と落ち込むからすぐさま叩き潰す。


「竹さんがなんでもできたら俺が貴女を構えないじゃないか」

「俺が貴女に食べさせたいんだから。竹さんはなにもできないほうがいい」


 そこまで言っても彼女はしょげる。仕方のないひとだなぁ。


「そこまで言うなら、一緒に料理する?」

 その提案に、彼女は喜んだ。

「やってみます!」と張り切るのがかわいくて、ひとつひとつ教えながらふたりで料理を作った。

 ごくフツーのカレーとごくフツーのサラダに、それでも彼女は喜んだ。

「私でもできた!」と輝く笑顔を浮かべた。


「トモさん。ありがとうございます」なんて感謝してくれる笑顔がかわいくて愛おしくて、ぎゅうっと抱きしめた。

 いつもはあわてて逃げようとする彼女が、一瞬驚いただけでハグを返してきた!

 それだけで俺もしあわせでなんか報われて、ますます彼女を抱き込んだ。


 彼女と作ったカレーとサラダを夕食に出してもらった。

 一同から口々に褒められた彼女がどこか得意げに笑っているのが微笑ましかった。


「やっぱりトモが竹様の一番の薬だね」

 蒼真様がそう言って笑った。



 次の日ものんびり過ごした。

『バーチャルキョート』プレイして。まとめ動画見て。ふたりで料理して。

 穏やかでしあわせな時間に、彼女はゆっくりと、でも確実に回復していった。

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