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7.お引越し

   7.お引越し


「元村人のみんな、引越しだー!」


「「「やったー」」」


 みんな嬉しいのか口角を上げて喜んでいる。

 そういえば名前を全員に付けてからNPCではなくなったから口を動かす様になり話しやすい。

 意思疎通が出来るのは楽しいよな!

 



「出発のお時間です」


「よし、じゃぁー出発だー!」


 徒歩かよ。

 なんで歩くの? 普通オオカミとか馬に乗っていくだろ。

 だが何故か疲れない。

 みんなは疲れているのか、ぜぇぜぇ言いながら歩いてる。

 あれ、友也も疲れない様だ。

 

《スキル疲労回復レベルMAXを取得しました》


 とかさっき言ってた気がする。

 そのおかげかな。

 

 疲労回復のおかげでゴブリンの国に疲れずただだた面倒いと思うだけで着くことができた。

 どんな国だー?

 

(やば、これがゴブリンだけの国? 凄すぎる……)


 俺の目の前に広がるのは立ち広がる壁。

 

 中に入ると俺は言葉を失った……

 建物がいちいち高すぎる。

 これでも国としての強さは一番下なんだろ。

 魔王軍はどれぐらい強いんだろ……


「ロイ様〜」

 

 ぐへっ……誰だ俺に勢いよく抱きついてきたのは。

 

「こちらはこの国の女王様です」


 女王様だと、こんなヘラヘラしてる奴が?

 

(でも、ちょっと可愛いかも……ゴブリンの中では)


 まずは話しやすい様に擬人化させる所からやろう。

 また疲れるのか、嫌だなー

 まてよ、疲労回復のスキルを取得しているからー


「じゃんじゃん来てねー。擬人化させちゃうよー」


 もうすぐ終わる。

 だけど何も疲れてない。

 精神的には疲れたけど……


「ロイ様〜!」


 また抱きついてきた。

 ちょっと可愛いからってそんなに抱きつかれると面倒になってくるよ。

 エイダだっけかな? エイダの肩を押し顔が見え上目遣いで俺を見る形なった。


(か、か、可愛いすぎる! 擬人化させると俺好みの女の子になってる!)


「結婚しよう」


 あっ、心の声が。


「はい!」


 おっと、嫁ゲットしたぜ。

 現実世界では家が貧乏過ぎて周りの人に避けられてたからな……悲しい現実。

 だがゲームの世界で嫁が出来た。


(やっぱりこの世界に来てよかった)


 この瞬間初めて賢は幸せという物を知った。

 


 

 


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平日は、学校とかで短くなるかもです。

土日は3回ぐらい投稿出来ると思います。

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