登場人物
今のところ出ている人物(出てくる予定の人物だけ)を載せています。
これから増えていくので、ちょくちょく人物紹介を挟んでいく予定です。
【イーリス国】
建国400年目
王とその継承者しかディアークは名乗れない。
ディアークの名を持っていない王族は皆ワーレンを名乗る。
【王族】
<故・先代国王> 326年~395年 (享年 69歳)
乱世を生き抜き、平和な時代を築いた。英雄とはともに戦場を駆け回った戦友。
<国王>
エルガー・ディアーク・フォン・イーリス (現 55歳)
先代が築いた平和な時代を維持したいと思っている。あまり革新的な政策はしない。外交に力を入れ各国と友好関係を保っている。
<故・第一王子> 369年~397年 (享年28歳)
イムレ・ディアーク・フォン・イーリス
眉目秀麗、頭脳明晰、剣術にも優れ初代国王の再来といわれていた。だたし、優しすぎる故の甘さがあった。
3年前いきなり病に倒れ、帰らぬ人となる。
<第二王子>
リヒモンド・ワーレン・フォン・イーリス (23歳)
容姿:茶髪(光に当たると金髪に見える)。紺碧の瞳。堀が深く迫力のある美男子。
性格:カリスマ性で人を引き付ける。冷酷で情け容赦がない。武に優れている。
<第三王子>
クラウス・ワーレン・フォン・イーリス (18歳)
容姿:オリーブグレージュの髪色に月白(よりちょっと濃いめ)の瞳 *月白(やや灰色の青紫系の色)
一見はかなげな印象を与える美形。
性格:比較的穏やかな性格だが、頭の回転が速く少し腹黒い。圧倒的文系派、剣術は護身適度。
【アーレンベルク家】
イーリス国の侯爵家
王家からの信頼も厚く、現当主は法務大臣を務めている。古くから優秀な文官を輩出しており、世襲制ではないが、その厳格さから代々当主が法務大臣を務めている。<王国の天秤>と呼ばれている。
<現当主>
ライモンド・フォン・アーレンベルク (47歳)
法務大臣を務めている。冷静沈着で厳格な性格。
<侯爵夫人>
アメリー・フォン・アーレンベルク (40歳)
<男主人公・嫡男>
ルドヴィック・フォン・アーレンベルク (24歳)
容姿:落ち着いた光沢のあるブロンドヘアーに群青色の瞳。鼻筋が通っている美形、優し気な印象を与える容姿。
性格:冷静に物事を見て道筋を立てて行動に移すタイプ。少し抜けている。アーレンベルク家では珍しく、剣術も得意。気心が知れた仲では良く喋るが、それ以外では口下手。
【クルムバッハ家】
イーリス国の辺境伯家
昔から国境を守り抜いてきた、王国最強の一族。<王国の宝剣>の異名を持つ。
<祖父 英雄> (69歳)
ジークフリート・フォン・クルムバッハ
先王とともに戦場を駆け回った。その時の褒章として、第二王女であったアレッサと婚姻を結んだ。
容姿:赤毛に柳色の瞳
<祖母 元第二王女> (64歳)
アレッサ・フォン・クルムバッハ
<現当主> (45歳)
キーランド・フォン・クルムバッハ
隣国との国境を守り、王国屈指の兵が集まった軍を率いる。領地運営などの事務的な仕事が苦手で、基本的に能天気だが、戦となると優れた指揮力を発揮する。
<辺境伯夫人> (42歳)
ナディア・フォン・クルムバッハ
<嫡男>
アダルウィン・フォン・クルムバッハ(22歳)
父親とは違い、あまり剣術は得意ではないが、軍師としては優秀。主に領地経営に回っており、実質辺境伯家の実権はアダルウィンが握っている。冷静でいて穏やかだが、怒ると静かに怒るタイプ。
<長女>
ペルレ・フォン・クルムバッハ (20歳)
華やかな美女。明るく社交的で2年前、(一応政略結婚ではあったが)恋愛結婚した。
<次男>
カーティス・フォン・クルムバッハ(18歳)
とにかく自由奔放。父親と同じで武に優れているが喧嘩っ早い。情に厚く、平民とも仲がいい。良く学園から抜け出し、傭兵として小さな戦に参加したり、平民たちと一緒になって何かしている。その性格ゆえ一部の貴族からは遠巻きにされているが、実はあこがれている男性貴族も多い。妹であるアデリナを溺愛しており、急に家に帰ってきたと思ったら、お土産を大量に持ってくる。
<主人公>
アデリナ・フォン・クルムバッハ(17歳)
容姿:赤毛(茶色に近い柿色)に柳色の瞳。祖父である英雄の色を受け継ぐ。美女というより、整ったかわいらしい顔。
性格:普段は冷静だが、本当はお転婆。昔からカーティスと隠れて木登りや鬼ごっこをして良く怒られた。
悩みや不安をため込むタイプ。前世の記憶ゆえ周りとは違った価値観を持つ。