月
くだらない1日が終わって
やっと君に逢える時間だね
夕日が沈むこの時が唯一幸せ
君が照らす夜道を歩いて行き着く
たったひとりの世界
段々呼吸が苦しくなるけど
それはきっと寒さのせいだ
君が作る世界
それはとてもとても短いようで
でもとてもとても長くて
あるはずの終わりが見えない
君が描く世界
それはあまりにも美しくて
でもあまりにも儚くて
なんとも言えない
突然は大切なものを奪い去って
要らない現実だけを残していくけれど
僕はまた美しい君に逢う為に
夕日が沈むまで君を待つよ
君に逢うために眠れない夜を超えていく
君が消えた世界
それはとてもとても暗くて
そしてとてもとても冷たくて
君が居るはずだった世界
君がまるで居なかったかのようで
君の存在が世界から消えた