表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
柊君へ ~Another Story~  作者: Taさん
第二章
95/201

湯村さんと山口さん ~6~

湯村さんと山口さんの最終話です!

「・・・湯村・・・お前、文系コースにいるのに・・・


 何で国語と英語が俺より悪いんだ?」


「だ、誰にだって苦手はあるわよ!!」


「・・・だけど、国語と英語が苦手って・・・そもそも文系あってないだろう?」


「別に国語と英語は苦手じゃないわよ・・・。」


「・・・この点数で?」


「そうよ!!そもそも数学や理科が苦手だから、

 文系コースを選んでるのよ!!」


「・・・もしかして・・というか、そうなんだろうけど、

 これより数学がひどいのか?」


「・・・。」


「黙ったってことは肯定したってことか・・・。」


「・・・。」


「ちなみに、テストの答案用紙見せてみ。

 どれくらい分かってないか確認するからさ。」


「・・・いや・・・・。」


「いやって・・・それじゃあ、お前の実力がよくわかんないんだけど・・・。」


「絶対に見せない!!

 だから、すぐに私に勉強教えてよ!!」


「むちゃを言うな・・・。

 それに湯村、お前って理科は生物だろう?

 俺は生物じゃないからな!

 それは教えれないぞ。」


「別に生物は自分でするわよ!!

 だから、他の勉強教えてよ!!」


「・・・ならさ・・・。」


「・・・?なに?」


「久本に襲われよ。

 あいつは生物先行しているし、全部まとめて教われるだろう?」


「ふぎゃふぎゅ!?そ、そんなこと出来るわけないじゃん!!」


「・・・どこから出したその声は?

 何で久本には出来ないんだよ?」


「・・・それは・・・。」


「別に・・・


久本のことを好きなのはみんなにバレバレなんだし、いいんじゃない?」



「ふぉぉぉおおぉお!?な、なんで知ってるのよ!?」


「・・・お前がバレてないって思ってることに俺はビックリだけどな・・・。」


「ば、バレバレなの!?」


「そう、バレバレ、良かったね久本が鈍感男で。」


「あわわわわわ・・・。」


「お、ちょうどいい所にきたし!久本~!!」




テストの点数を見たら、きっと引きますよ!


私、一桁って初めて見ましたからね!!


そして、全科目を合計しても100点超えない人なんて本当に要るだって驚きましたよ!!


・・・よく2年生に進級できましたよね?


十数人は進級できずに落ちてますけど・・・


なぜその中に湯村先輩がいなんでしょうか?


ちなみに湯村先輩の中間テストの結果ですが、


得意な国語は9点、英語は7点・・・


で、苦手な数学は6点、生物は4点・・・


・・・似たり寄ったりでは?


もうこの点数だとどっちが得意とかいうのおかしくないですかね?


文系、理系共に苦手だってことでしょう?


そもそも勉強が苦手なんでしょう?


なら、本当に来る高校を間違えたと思ってますよ。


いや、ここの高校に来てくれなかったら、

私が会えなかったので来てくれてよかったのですが・・・・


それとバレバレなのは本当ですからね!


柊さんだけじゃなくて、みんなにバレてます!


ちなみに茶道の先生にもバレてます!


陸上部の顧問にもバレてます!


なぜか用務員のおじさんにもバレてますから!!


・・・何で?


柊先輩ナイスです!!


久本先輩にお願いしましたね!


ここで、湯村先輩が勉強教わって、

その勢いで告白してくれるはずです!!


だって、これをチャンスだと思うタイプですもん!!


ほぉ~ら


最初はおずおずとしてただけど、

勉強教わっている途中から、意識し始めたでしょう?


本当に単純で可愛らしい・・・


いよいよ、テストも大詰め!


いよいよ告白を・・・


したぁ~!!!


そしてフラれたぁ~!!!


ありがとうございます!久本先輩!!


大丈夫ですよ!湯村先輩!


私がめくるめく女子との世界に引きづり込んでみせますから~!


2人で幸せになりましょう♪


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ