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柊君へ ~Another Story~  作者: Taさん
第二章
94/201

湯村さんと山口さん ~5~

湯村さんと山口さんの話です!

「で、何をお願いしたいの?」


「ふぐ、ふぐ・・・。」


「もう泣くな!俺が悪いみたいじゃんかよ!!」


「悪いんだ!!柊君が悪いんだ!!」


「ああ・・・もう・・・いいけど・・・で、なに?」


「・・・再来週から期末テストがあるじゃん。」


「あるね。それで?」


「テスト勉強を教えさせてあげようかと思って。」


「めんどくさいからヤダ。」


「な!?こんなJKからのお願いを無下に断るなんって!?」


「さっきからJKっていうけど・・・別に全然興味がないからな。」


「なぁ!?鈍感か!!」


「・・・そもそも同い年だからな。

 なのに、それに反応するわけないだろう?」


「するだろう!!

 健全な男の子だったら!!

 うちの弟は、毎日エッチな本をコソコソ見てるよ!」


「・・・それは否定はしない・・・。」


「やっぱり!!エッチ!変態!スケベ!!」


「いやいや、健全な男子はそんなもんだって!

で、お願いってのは勉強を見て欲しいわけ?」


「・・・変態に教わる気はない!!」


「じゃあ、いいよ。めんどくさいこだけだしね。」


「そこはもっと食いついてきてよ!!」


「超めんどくさいんですけど・・・。」


「ため息つくな!!勉強みてよ!

 勉強見てくれないと・・・


 僕・・・


 留年しちゃんだから!!」


「・・・は?」


「だから、柊のせいで留年しちゃうんだよ!!」


「いやいや、俺は何もしてないだろうが?

 そもそも留年しそうってどういうこと?」


「どうもこうもない!テストの点数が赤点で留年しそうなの!」


「・・・それが俺のせいなら、世界に戦争がなくならないのも

 俺のせいにされてしまうわ・・・。」


「そうだよ!!ぜーんぶ!柊のせいだからね!!」


「何でだよ!で、何がヤバいの?


「・・・。」


「いや、応えろよ!じゃないとどう対応していいかもわからないだろう?」


「・・・全部・・・。」


「は?」


「だから、全部よ!!」


「・・・マジでか・・・。」




そんなことで泣いている湯村先輩・・・


どうして泣いているのかがわからにけど・・・


可愛いから許してあげる。


というか、ほっと泣き顔を維持させてください!柊先輩!!


その姿を私の脳内に色濃く残させてください!!


ああ!!


いい!


その断り方!!


絶望に打ちひしがれた表情になったてるし!!


どうして、柊先輩が引き受けてくれうと思ったんだろうかな~。


絶対に断ると思いますよ!


だって、湯村先輩バカですからね!


中間テストで全教科で赤点ってありえないでしょう!


同級生の茶道部の面々も引きっぱなしだったのを覚えてますか?

同性でお友達なはずなのにアレだけ引くってよっぽどですよ!


っていうか、あれだと本気で留年しちゃいますよね?


・・・


それもありだな・・・


留年したら私と同じ学年に・・・


ありだな・・・


文系は3クラスしかないから、

一緒のクラスになれる確率がぐっと高い!!!


・・・


とりあえず・・・


柊先輩には必ず断るように説得しましょう!!


柊先輩が勉強教えたりするともしかしたりする可能性がありますからね!


独学で勉強してくれたら、きっと私と同級生になれます!


そしたら、毎日・・・


ギュッとして・・・


ハフハフして・・・


揉み合って・・・


ああ・・・何て素晴らしい高校生活なんでしょうか~!


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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