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柊君へ ~Another Story~  作者: Taさん
第三章
199/201

水野さん ~6~

芸能活動をする水野さんのお話です!

私には協力してくれる人は大勢いる!

だから、今から考えていることはすぐに協力者が現れた!



「私の友達が柊さんのことを好きみたいなんだけど・・・。

 どんな人かわからないんだよね。

 進めていいものかどうか・・・。

 だってさ、結構モテてるって言われると不安もよぎっちゃうんだよね~。」


そう私が呟けば、



「俺、調べてくるよ!」


「まかせておけ!」


「任せていてね!私の知り合いが柊さんと知り合いみたいだから

 聞いてみるね!」


そう言ってくれる友人が私にはたくさんいた。

そんな彼・彼女達の協力のおかげもあって、

柊さんについて色々な人から聞きだしてくれる。


そしてさらには・・・


聞きだすだけではない人も当然いた!!



「この時間には、ここで家庭教師をしているみたいだよ。」


「この日は塾の講師を・・・。」


「この日はホテルのフロントを・・・。」


次々に上がってくる個人的なバイトなどの時間とともに

そこにいる時の写真まで上がってくるのである。


まあ・・・


私が知らないところで行われており、

私は相談したら彼らが勝手にやってくれたことなのだから

私には何の責任もないけどね。


どんどん上がってくる柊さんに対する情報をまとめて行く。

その中で、すぐに分かったことの一つに



“柊さんには彼女がいること”


である。


しかも彼女は柊さんと同じ地元出身で、一つ上の先輩である。

さらには、柊さんはその人を追いかけてこの大学に進学したらしいこと。


・・・そんな気持ちで受けて、受かるような大学ではないはずだけど・・・


その彼女さんは頭が悪いようで、近くの女子大みたいだけど・・・


この情報を得た私は、私に靡かないのも分からないでもないと思った。


だけど・・・


それでも私に靡くのが当然じゃないんだろうか?と思ってしまう面もある。

正直に言って、その彼女がどんな人までは分からないけど、

私よりも美人てことはないだろうし・・・


まあ、だけど、これで小野もそうだけど、

あれだけ私をコケにした柊さんも同じように

落とし入れることができるんじゃないだろうかな?


だって、彼女がいるのにコッソリと小野と会っているとなれば

・・・浮気でしょう?



・・・面白い事実を知れたな~・・・


頭の中にはいろいろと案がまとまってきていた。


あとは・・・実際に会っているところを調べるだけだね・・・



そう思うと居ても立っても居られないのが私の性分で、

すでに柊さんの住まいがどこであるのかを知っているため

その辺りを張り込みをするようになていた。


最初は、私が時間がある時に近くの公園とか、グランドから

柊さんの部屋の灯りを見ていた。


ただ、そこを観ていても何も得られないことに気づいて

私は今度は柊さんがバイトしている先、

近郊での張り込みまでするようになっていた。

そして、移動する柊さんの後ろについて尾行するようになっていた。


もともと車の免許も車も持っていたのだから

尾行も張り込みをするのも簡単だ!


仕事があって出来ない日もあったけど、

みんなの協力のもとで、柊さんの行動は丸裸にできた。


一カ月ほどの間でどんなスケジュールで動いているかが分かったので、

あとは、このスケジュールにない行動をとる時がきっと怪しい!!


そう判断していると、ある平日の夜にいつもこの日はバイトにいくはずなのに

寮の部屋に戻ってから、少ししてから寮をでていく。


ただし!


手には何の荷物を持たずにである!!


しかもいつも出掛ける時間よりもずいぶんと早い時間にである!!


これは怪しいじゃないか!?


寮を出て、これまたいつもとは違う方向へと歩き出す柊さんを見ながら

どうするかを考え始めた。

そして出した答えは、私はゆっくりと柊さんの後ろをついて行く!!

であり、私は柊さんの後ろをピッタリと尾行し始めるのであった。


ドキドキしながら、こっちを振り向かないことを願いながら尾行するのであった!


その行為に私は、まるでスパイ映画にいるみたいで、

自分の中ではドキドキとワクワクが止まらないのである。


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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