山口さん ~5~
巨乳のお姉さん山口さんの最終話です。
私達には友情というものはあったけど、
それ以上の関係には成り立っていなかった。
・・・いや、まあ私はあわよくば体だけでもという思いはあったけど・・・
せめて一回くらいは大学生活であってもよかったのにな~
まあ、そこが彼の良さなのかもしれないけどね。
柊君の中では私は本当にただのクラスメイトという思いしかないだろう。
実際に関係としては、それだけでしかない。
だけど、私の中では柊君に出会えたおかげで
大学生活が良い生活になったと思っている。
理由なんて簡単だよ!
小学校の時にはすでに大きくなっていて、
男の達にはからかわれる。
中学校に入ってもそれは変わらずに
その頃付けられていたあだ名が、
“スイカップ!”
どこかのアナウンサーが付けられたあだ名が私にも付けられたのだ。
それが本当にいやでいやで仕方がなかった!
そのあだ名は、中学校だけではおさまらずに高校でも言われてしまって、
男子からはスイカップで、同じ同性からは“ビッチ”という陰口をたたかれていた。
その女の子が好きな男子が
私の胸のことで盛り上がっていたせいで、
私はあらぬ濡れ衣を着させられたのだ。
小学校から仲が良かった同級生やテニス部の先輩で
気さくな人がいたからこそ、楽しく過ごせたけど、
この人達と関わっていない部分については、
いい思い出があまりなくって、思い出したくないことの方が多いくらいだ。
そこまでされると自分の意義というというか、
扱いも自分の中では理解していたのだけど、
それを無理して演じている自分もいたのは事実だ。
その事実を見事に見抜いてきた柊君・・・
しかもその演じる自分を演じなくていいといってくれた
柊君にはものすごく助けられたな~・・・
異性として好きという気持ちはあったけど、
だけどそれ以上に人として柊君が好きだったし、尊敬していた。
困った時には、躊躇することなく一歩踏み出してくれる人何て
そんな人いないよ!
君みたいに危険な中に躊躇なく飛び込んでくる人なんて
今までいなかった!!
だから、柊君は私の中では本当に大切な人になっていた・・・
だからこそ、今の関係を壊したくない・・・
坪倉さんや御船さんのように
自分の思いのままに動くことは私にはできなかったなぁ~・・・
だけど、後悔はしていないと断言が出来る!
それよりもこの出会いがあったからこそ、
こういう人もいるんだってことがわかったことこそ
素晴らしい出会いだと思っているし、
このことに私はものすごく感謝しているのだから。
大学を卒業して、柊君は一旦就職してから、
またこの大学に戻って来る。
私は地元の親が経営する会社に就職して、
高齢になった親に代わって、数年後には社長になる予定だ。
地元はここからずいぶん遠くだし、
柊君の就職する地方とは真逆に位置する地域だ。
出会う確率なんて本当に皆無に近いだろう。
だけど、
「連絡先知ってるのに、なんでもう会うことがないみたいに言ってるんだよ?
大丈夫だよ。
これからもお互い力を借りながら頑張って行こうよ。」
卒業式の日に柊君は確信を持ったように言ってくれた。
ウソでもそんなことを言ってくれたことに嬉しかったのだけど、
実際に柊君は最低一カ月に一度は連絡をくれるし、
仕事でこっちに来た時には必ず声をかけてくれていた。
それは大学時代ともほとんど変わらないペースであり、
忙しいからといっても手を抜かない柊君に本当に感謝している。
私にも大変な時期があり、本当に社長になった時なんかは、
いつも体調が悪い感じになっていたけど、
それを気遣ってくれる柊君には本当に感謝している。
ただ・・・
体調が悪いって言っている私に・・・
焼酎を送ってくるのはいかがなものかと思うけどね?
「いや、山口って酒豪だったじゃん?」
・・・確かにそうだったけど・・・
もうちょっと扱いを女の子らしくしてくれてもいいじゃないかな?
まあ、大学生の時の扱いから変わらないのは
こっちとしても楽しくいいんだけどね・・・
柊君
これからも末永くよろしくお願いします!
私は・・・これからも柊君に甘えるつもりですから!!
気づいた点は追加・修正していきます。
拙い文章で申し訳ないです。




