山口さん ~2~
巨乳のお姉さん山口さんのお話です。
「柊君のおかげで見事にうまく早く終わったよね。」
「みんなの努力の結果じゃない?」
「それもあるけど、うまいこと人の心理を掴んでるじゃん。」
「・・・ひどい言われような気がするけど?」
「褒めて褒める。私にはない才能だしね。」
「・・・十分に男の心は掴んでいると思うけどね?」
「そう?まあ、けど、痛い目にも合ってるけどね・・・。」
私が思わずそう苦笑するとそれに合わせて柊君は、
「まあ・・・大変だったね。」
そう言って、苦笑するのであった。
自分でも自覚しているけど、私はスタイルがいい。
ほっそりとしている部分はほっそりとしているし、
何よりも胸の大きさが凄まじい!!
それでめんどくさいことになったのも事実なんだけど・・・
数カ月前の新歓コンパで、そこはまあ、他大学との交流サークルであった。
正直にいて、私の周りにはすでに数人の男がいて、
その中に私が一人紅一点でいたグループだ。
で、そのグループメンバーが交流サークルの新歓コンパに参加することにったので、
まあ、私も参加しておくかっと思って参加したのだけど、
その席で、先輩達はすでにお酒を飲んでいて
ほろ酔い気分で楽し気にしていた。
私達は、ただ飯をガツガツと食べながら、
そこそこ盛り上がっていたところに、
「お前達、楽しんでるか?」
そういって、別大学の男の先輩が私達のテーブルにきたのである。
・・・まあ、その後は予想通りで、絡み酒タイプの男の先輩だったようで、
私達に色々と言ってくるし、たかだか1、2年歳が上っていうだけで
人生の先輩風を吹かせてくるのであった。
正直に言って・・・
ウザい先輩である・・・
それでも私達も笑みを浮かべて対応していたのだけど、
それで気分を良くした先輩が・・・
「えぇ?!」
何と私の胸を鷲掴みにしてくるのであった!!
思わず驚きの声を上げてしまうし、
周りのメンバーは呆然とその姿をみていた。
あまりに唐突であったため全然抵抗とかも出来ずにいると
更に嬉しそうに揉んでくる先輩!!
「ちょ、ちょっとやめてください。」
そう言う私に対しては、
「いいじゃん!減るもんでもないしさ、
だいたいよくやってんじゃないの?
服装もエロいし、慣れてるだろう?」
そんなことを言ってくるのであった!!
それに周りの人達も、
「うぉ~すげえ!?」
「マジかよ!?俺も揉みてぇ!!」
何てことを言って、囃し立てているのだった!!
・・・もう、最悪・・・
この中で騒ぎ立てるもの気が引けるし、
私が我慢していたらと思っていると・・・
「うがぁ!?」
そんな声を出す先輩!
それもそのはずで、いきなり私達の傍に来た男の人が、
その先輩の顔を掴んだのである!!
そして、後ろへと引っぺがしてくれたのだ!
「な、何するだよ!?」
先輩がそう言って文句を言おうとしたところで、
「さっきの動画に撮らせてもらいましたんで、
一緒に警察に行きましょうか?」
そういって、動画を先輩に見せながら、先輩の腕を掴む。
「ちょ、ちょっとまて!!警察って!?」
「セクハラですからね。警察でしょう。」
真顔でそう答える男の子に、先輩達は焦り始める。
「今のは冗談じゃん。そいつのジョークだよ。」
「冗談?嫌がっている相手に?さっきのやめてくださいもこの動画に入っています?」
真顔でそう言いながら、更には、
「警察に行くのめんどくさいんで、ここに呼んじゃいましょう。」
そういって、スマホをいきなり操作し始めるのであった!
それに慌てたのは周りにいた先輩達であり、
「ちょ、ちょっと!冗談じゃんかよ。」
「冗談?本気で嫌がってましたけどね?
それを見ていただけというか、囃し立てていた先輩達も同罪ですし、
これだけの人を捕まえるのは・・・やっぱり警察呼びましょう。」
そう言って、更に操作をしようとする柊君を必死に止める先輩達・・・
結局、私に対して先輩達が謝りその場は終わったのだが・・・
「あ、ありがとう。」
「あれ・・・助けて良かったんだよね?」
「うん・・・助かったよ。本当に。」
「じゃあ、良かった。ああ・・・腹減った、安心すると気が緩むね。」」
お腹が鳴ったのをごまかすようにいう男の子に、
「ご飯食べてないの?」
「今、来たところだからさ。」
「じゃあ、さっきのお礼にご飯を食べに行こう。」
そう言って、私は助けてくれた男の子を連れて、ご飯を食べに行くのであった。
気づいた点は追加・修正していきます。
拙い文章で申し訳ないです。




