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柊君へ ~Another Story~  作者: Taさん
第三章
190/201

山口さん ~2~

巨乳のお姉さん山口さんのお話です。

「柊君のおかげで見事にうまく早く終わったよね。」


「みんなの努力の結果じゃない?」


「それもあるけど、うまいこと人の心理を掴んでるじゃん。」


「・・・ひどい言われような気がするけど?」


「褒めて褒める。私にはない才能だしね。」


「・・・十分に男の心は掴んでいると思うけどね?」


「そう?まあ、けど、痛い目にも合ってるけどね・・・。」


私が思わずそう苦笑するとそれに合わせて柊君は、



「まあ・・・大変だったね。」


そう言って、苦笑するのであった。




自分でも自覚しているけど、私はスタイルがいい。

ほっそりとしている部分はほっそりとしているし、

何よりも胸の大きさが凄まじい!!


それでめんどくさいことになったのも事実なんだけど・・・


数カ月前の新歓コンパで、そこはまあ、他大学との交流サークルであった。

正直にいて、私の周りにはすでに数人の男がいて、

その中に私が一人紅一点でいたグループだ。


で、そのグループメンバーが交流サークルの新歓コンパに参加することにったので、

まあ、私も参加しておくかっと思って参加したのだけど、


その席で、先輩達はすでにお酒を飲んでいて

ほろ酔い気分で楽し気にしていた。


私達は、ただ飯をガツガツと食べながら、

そこそこ盛り上がっていたところに、



「お前達、楽しんでるか?」


そういって、別大学の男の先輩が私達のテーブルにきたのである。


・・・まあ、その後は予想通りで、絡み酒タイプの男の先輩だったようで、

私達に色々と言ってくるし、たかだか1、2年歳が上っていうだけで

人生の先輩風を吹かせてくるのであった。


正直に言って・・・


ウザい先輩である・・・


それでも私達も笑みを浮かべて対応していたのだけど、

それで気分を良くした先輩が・・・



「えぇ?!」


何と私の胸を鷲掴みにしてくるのであった!!


思わず驚きの声を上げてしまうし、

周りのメンバーは呆然とその姿をみていた。


あまりに唐突であったため全然抵抗とかも出来ずにいると

更に嬉しそうに揉んでくる先輩!!



「ちょ、ちょっとやめてください。」


そう言う私に対しては、



「いいじゃん!減るもんでもないしさ、

 だいたいよくやってんじゃないの?

 服装もエロいし、慣れてるだろう?」


そんなことを言ってくるのであった!!

それに周りの人達も、



「うぉ~すげえ!?」


「マジかよ!?俺も揉みてぇ!!」


何てことを言って、囃し立てているのだった!!


・・・もう、最悪・・・


この中で騒ぎ立てるもの気が引けるし、

私が我慢していたらと思っていると・・・



「うがぁ!?」


そんな声を出す先輩!

それもそのはずで、いきなり私達の傍に来た男の人が、

その先輩の顔を掴んだのである!!


そして、後ろへと引っぺがしてくれたのだ!



「な、何するだよ!?」


先輩がそう言って文句を言おうとしたところで、



「さっきの動画に撮らせてもらいましたんで、

 一緒に警察に行きましょうか?」


そういって、動画を先輩に見せながら、先輩の腕を掴む。



「ちょ、ちょっとまて!!警察って!?」


「セクハラですからね。警察でしょう。」


真顔でそう答える男の子に、先輩達は焦り始める。



「今のは冗談じゃん。そいつのジョークだよ。」


「冗談?嫌がっている相手に?さっきのやめてくださいもこの動画に入っています?」


真顔でそう言いながら、更には、



「警察に行くのめんどくさいんで、ここに呼んじゃいましょう。」


そういって、スマホをいきなり操作し始めるのであった!

それに慌てたのは周りにいた先輩達であり、



「ちょ、ちょっと!冗談じゃんかよ。」


「冗談?本気で嫌がってましたけどね?

 それを見ていただけというか、囃し立てていた先輩達も同罪ですし、

 これだけの人を捕まえるのは・・・やっぱり警察呼びましょう。」


そう言って、更に操作をしようとする柊君を必死に止める先輩達・・・


結局、私に対して先輩達が謝りその場は終わったのだが・・・



「あ、ありがとう。」


「あれ・・・助けて良かったんだよね?」


「うん・・・助かったよ。本当に。」


「じゃあ、良かった。ああ・・・腹減った、安心すると気が緩むね。」」


お腹が鳴ったのをごまかすようにいう男の子に、



「ご飯食べてないの?」


「今、来たところだからさ。」


「じゃあ、さっきのお礼にご飯を食べに行こう。」


そう言って、私は助けてくれた男の子を連れて、ご飯を食べに行くのであった。


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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