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柊君へ ~Another Story~  作者: Taさん
第三章
185/201

青木さん ~6~

元ヤンキーの大学事務員青木さんのお話です!

「いてぇーーー!!やめろ!!」


そう叫ぶヤンキーに対して、冷静に柊君は、



「忠告はしたよね?」


そう発言するとまた力を更に込めたのだろう、

ヤンキーが一段と大きな声で叫ぶのだ!


だけど、ここでもヤンキーは、



「い、今なら許してやる!どうせこれ以上できないんだろう?

 だったら、もう放せよ!そしたら許してやるから!!」


そんなことを言いだすのである。

・・・何でヤンキーの方が立場が上なのか・・・


そんな中、柊君はニッコリと笑いながら、



「別に許してもらう気はないし・・・そろそろ折るよ。」


そう言って、また一段と深く沈んでいく!?


本気で折るつもりだ!?


唖然としてしまう私と、ヤンキーの方も本気で折ろうとしていることが理解できたのだろう。



「や、めてくれ!お願いだ!頼む!!」


そんな命乞いをしてくるのである!!


それに対して、何と柊君は、



「許して許されるものなの?」


そうニッコリと微笑みながら・・・


ガコ!?


そんな音が聞こえてきそうな異常な方向へと肩が動き出したのである!?


次の瞬間にヤンキーは泡を吹いて倒れ込んだ・・・


・・・


誰もが言葉を失っていると、

柊君はそのまま手を放して立ち上がり、こちらへと歩いてくる。



「だ、大丈夫?」


「え?それは僕ですか?僕は大丈夫ですよ。

 それとヤンキーの方も大丈夫ですよ。

 肩を外してやろうかと思ったんですけどねぇ~、

 その前に失禁したのと泡を吹いたので止めました。」


そんなことを爽やかな笑顔で言う柊君・・・


正直に言っていいかな?


何なのよこの子!?


見た目が幼顔なくせにめちゃめちゃじゃん!?


っていうか、ケンカ慣れが半端ない!!


普通ビビッてしまう場面でも全然気にもせずに手を出すし、

しかも躊躇ない!?


・・・


私は呆然とする中で、柊君は平然と、



「お腹すきましたし、次の教習まで時間もないですから

 急いでご飯食べに行きませんか?」


そんなことを平然と言ってくるのである・・・


とりあえず・・・怖いんですけどこの子!?


え?


だって、今の現状を見て・・・というか、

引き起こして何事もなかったようにいうの?



・・・こ、怖すぎよ・・・


むしろ少しは心の変化があれば、もっと親しみを持てるけど、

ここまでくると恐怖心が沸いてくるんだけどな・・・


まあ、とりあえず、気絶したヤンキーは教習所の職員さんが、

休憩室で寝かしておきますとのことで、警察沙汰にはならなかったのだけど、

いいのかな?それで?


教習所としても警察を呼んで評判を下げたくないという理由は分かるし、

こちらも被害がないからいいけどさ・・・


・・・むしろある点についてはこちらは利益を得ている。


柊君があんな笑顔を浮かべるくせに好戦的だということだ・・・


羊の皮をかぶった狼!!


まさに彼にはピッタリな言葉である。



「・・・ケンカしたことある?」


そんな私の質問に対して、



「・・・ないですよ・・・怖くって。」


そんなことを言うのだけど、



「平然と中華を食べるの止めなよ!!そこは怖がるフリでもしなよ!!」


「あ!?」


そう言って、私のセリフを聞いて、わざと箸を冷静に置いてから

震えるようなしぐさをしだす柊君・・・



「・・・完全にフリだよね?」


「・・・そんなことないですよ。」

 ちょっと青木さんの心が曲がっているから、

 そんな風に受け取ってしまうんじゃないんですか?」


「なに!?私側の問題だとでも!?」


「・・・。」


「何かいいなさいよ!!」


まあ、柊君の意外な一面・・・見たくなかった・・・を見れてからは、

また一歩仲良くなれたよな気もするけど・・・


大学でも話しかけてくるようにもなったし、

何かあれば相談しに来たりもするようになった。


たまに柊君の知り合いという人たちも紹介してくれるようになった。


イイ子なのは分かるけど・・・


私の中では・・・


ないわぁ~・・・


年下云々もあるけど、学生相手てのもあるけど・・・


それ以上にヤンキーなのは無理!!


私の好みはもっとまじめな人だから!!


っていうか、何気にどうして私の周りにはヤンキーしか集まってこないのよぉ!!!


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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