秦野君 ~2~
なかなかのクズの秦野君のお話です!
学校に向かう途中で、メッセージが届いたので
俺はスマホを確認する。
“今日、家に来て欲しい・・・”
それは俺のセフレ2番目からの女からのメッセージである。
はぁ~、なんでお前に命令されなきゃいけないんだよ!!
そう思いながら、メッセージを女に返す。
“今日は忙しいから明日でいいだろう?”
そのメッセージを送った後、すぐに女からメッセージが返ってきて、
“だって・・・さみしくて・・・”
そのメッセージを見ながら、イライラが募ってくる!
何様だ!?お前は!!
所詮、性のはけ口程度の女がなにを言っているんだよ!!
俺に命令するんじゃねえよ!!
“そんなわがままを言うな!!”
そうメッセージを送って、スマホをポケットにしまう。
するとすぐにポケット越しにメッセージが届いたのが分かったのだが、
それに返事をすることはない。
しばらくすると今度は電話だろう。
ずっとスマホが振動していた。
だけど、俺はそれには出ずにそのまま学校へと向かう。
どうせ、あの女からの連絡だからな。
はぁ~・・・この女もそろそろ切るか?
今抱えている女は3人・・・いや、昨日の晩抱いた女を合わせると4人か・・・
俺が大学に入ってすぐにやったことは、
セフレを7人集めることをやった!!
日替わりで楽しむことをしたのだが、ちょっとしたことでバランスが崩れてしまい、
相当めんどくさくなったので、女どもをドンドン切ってやった。
やっぱり欲を出し過ぎてもよくないな・・・
そう思って、その後は3人程度まで減らして、
調整をしているのである。
ウザくなったり、古くなったりしたら切ればいい。
それが俺の考えだ。
この2号を切ってから、昨日の女を3号にするか・・・
ただ、その3号も新しい女が出来たら、すぐお払い箱だけどな。
俺は思わず笑いながら学校へと行くのであった。
学校には2限から授業に出た、
出たのは出たけど、授業中はスマホをいじって終わったのだが・・・
さっきの電話はやっぱり2号からの連絡であり、
最初はさみしいとか何とかの言葉が着ていたが、
その後は、俺が怒ったということを分かったのだろう。
すぐに謝罪のメッセージへと変わっていた。
このまましばらく放置しておいてから、また声をかけてやるか・・・
そう思いながら、俺は自分のスマホをまたポケットへと入れる。
そして、俺は昼食を俺の彼女である日暮と共に採りに向かうのであった。
「おはよう!」
「・・・おはようって、今はもう昼だけど?」
日暮は橋口さんや土井さんといった女子達と一緒に食堂でいつも食事をとっている。
だから、俺はその席へと行く。
まあ・・・そこにいるのは俺だけではなく、別の中西という男子もなぜかいるのだけど・・・
こいつ・・・
自分がストーカーだと気づいてないんだろうか?
ホント、男として最低な男だな・・・
女が嫌がっているんだから、嫌なことをしてんじゃねえよっと思いながらも
こいつを俺は切ることはなく、笑顔で接してやる。
だって・・・
こいつはくそ真面目だから、テスト期間や提出物の時に使える奴だからな・・・
それがなかったら、即座に切り捨てる男だ。
俺は日暮の横に座って、話をしながら、一緒のグループにいる橋口さんと土井さんを
チラリと横目に納める。
橋口さんは・・・スタイルは良くないけど、顔がいいからな・・・・
このレベルなら、すぐにでも俺のセフレにしてやるのに・・・
こいつの馬鹿な彼氏をすぐに捨てて、俺に靡けばいいのにな。
バカな男とは釣り合わないだろうに?
土井さんの方は・・・まあ、顔はいいだろう。スタイルもまあ、標準だな・・・
こいつもセフレでいいなら付き合ってやる程度だな。
そんなことを考えながら、日暮と話す。
理知的で、顔もいい。
スタイルは・・・まな板が傷だけど、まあそれくらいだ欠点は。
街を一緒に歩けば、男が振り返るレベルだし、
こいう女を連れてこそだろう!!
そんな女がテニスサークルにいるとはな~・・・
これが俺にとっての運命なんだろうか?
俺の後ろを三歩後ろを歩くタイプだろうな日暮は・・・
結婚するならこんな女が良いんだろう。
そうすれば、俺にセフレを数人いたくらいだったら、
何も言わないだろうしな・・・
都合がいい女・・・
俺の中で、日暮に対しての印象はそんな印象だった・・・
そんな印象だったのに・・・
この女が飛んでもないことをしやがった!!
頭のねじがおかしいんじゃないだろうか!?
気づいた点は追加・修正していきます。
拙い文章で申し訳ないです。




