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第一章あらすじ

 トラックに轢かれ死んだロボットオタクの青年は、面倒事を押し付けそうな光り輝く超存在にファンタジーロボット世界へと転生させてもらえることになった。

 かくしてチートロボットを願った彼は、チート性能を有するロボット"に"転生させてもらった。


 脳内ハンガーのロボット名からゼフィルカイザーと名乗る彼だが、自身のセンスでは己の性能をまるで発揮できない。そんな彼が出会ったのは、魔力が少なく戦闘用魔動機(マジカライザー)は操縦できないものの高い操縦センスを持った少年アウェルと、ロボットの存在意義を脅かす戦闘能力を持つ蛮族少女セルシアだった。

 アウェルの力を借りて強大な竜王を一撃のもと消滅させ、ついでに星にかかったリングもごっそり消滅させたゼフィルカイザーは、機体によって提示された邪神の封印、ないし討伐というミッションのため、二人に協力を頼み旅に出る。


 道中、賢者の少女(知識欲の亡者)パトラネリゼ、パワード忍者スーツを操る陰陽忍者ペンギンハッスル丸を仲間に加えた一行。

 旅の途中、有害植物生命体エルフに襲われた町を助けるためエルフの討伐に出たゼフィルカイザーは、その中で乗り手の感情に呼応する新たな力、【O-エンジン】を解放した。また、戦いの最中、旅に出てすぐに戦った古式魔動機ベルエルグの乗り手、婚期を逃した女騎士リリエラと再会した。

リリエラに、セルシアがトメルギア公国における内乱において公王に連れ去られたカーバイン領主ギルトール伯爵家の美姫によく似ていること、そしてセルシアの亡き父ナグラスが、ギルトール伯爵家の筆頭騎士であり件の姫と恋仲であったと言うことを教えられる。


 かくして大陸唯一の国家である、魔法文明の炎の大公家を祖とするトメルギア公国を目指す一行は、カーバインにおいてトメルギアの王妹でありながら頭も股もゆるい痴女、ハクダに出くわす。トメルギアに巣食う邪教主バイドロットの愛人でもある彼女は、現カーバイン領主ルイベーヌ侯爵家に伝わる古式魔動機フラムリューゲルを狙っていた。

 ハクダとその配下を退けた一行だが、トメルギア公王の落胤である可能性のあるセルシアはハクダたちに目をつけられてしまう。殺られる前に殺るタイプのセルシアは、国クラビッチを血祭りに上げるために公都を目指すことを決める。


 そして公都も直前というところ、待ち構えていたハクダとその配下を倒したゼフィルカイザー達は、邪教の司教と、彼の操る魔力によって編み上げられた災霊機ファントムライザージビルエルと名乗る機体に苦戦を強いられる。

 ゼフィルカイザー達を助けたのは、漆黒の魔動機エグゼディを操る、これまた漆黒の鎧を纏う黒騎士ガルデリオンだった。ガルデリオンは返す刀でセルシアを倒し、エグゼディでゼフィルカイザーをも一閃に倒して、セルシアとパトラネリゼをさらって行った。

 ダメージを負ったゼフィルカイザーと、それ以上に失意に沈んだアウェルだったが、セルシアを助けるためにリリエラに協力を取り付け、公都へ足を進める。


 一方、さらわれたセルシアは自分を倒したガルデリオンに雌の顔をしてパトラネリゼの正気度をゴリゴリ削っていた。


 さらに一方、黒騎士ガルデリオンは、トメルギアに伝わる大魔動機と、魔法文明が施した邪神の封印解除の手段を探って邪教主バイドロットに命令を飛ばしていた。二人は魔族であった。

 ガルデリオンは魔界の魔王軍の筆頭騎士であり、バイドロットはその配下、炎の四天王だった。しかし長年の潜伏任務と贅沢で魔界から心が離れていたバイドロットは、ガルデリオンへの叛逆を決意する。


 公宮に潜入したアウェルたちだったが、アウェルはリリエラやハッスル丸とはぐれ、そしてトメルギア王子イルランドと出会う。そして事情を知ったイルランドは、アウェルをとある人物に引きあわせた。彼女こそセルシアの母親、ギルトール伯爵令嬢であった原始人ヘレンカだった。

 解き放たれた原始人の暴虐によって崩壊し行く公宮の中、バイドロットは己の災霊機ラグナロクを顕現させる。しかし魔族ゆえの膨大な魔力こそあれ、戦闘の才に乏しいバイドロットはリリエラの協力もあり容易く打ち倒される。

 しかし隙をついて逃れたバイドロットはセルシアを抑え、セルシアの身柄を用いてトメルギアに伝わる大魔動機グラン・マジカライザーヴォルガルーパーを起動させてしまう。

 全高10mにも満たないロボットが闊歩する世界において直立全長100mオーバーというサイズ比の狂った巨体が暴れ回り、ゼフィルカイザーは致命傷を負ってしまう。その中で打ちひしがれたアウェルは、しかし己が守りたいものを見出し、魂を振り絞ってゼフィルカイザーを再起動させ、セルシアを助け出す。

 そして真の力を発揮したゼフィルカイザーは絶大な力でヴォルガルーパーを一蹴してのけた。


 アウェルの姿に心打たれたセルシアはガルデリオンと今一度の勝負を望み、これに打ち勝つ。砕けたセルシアの剣からは陽光のような輝きがこぼれ、ガルデリオンはその剣を聖剣ソーラーレイと呼び、いつかセルシアを手に入れると言い放って立ち去ろうとする。

 だがそうはさせじと追撃するゼフィルカイザー。ヴォルガルーパーを倒した力の反動の中、アウェルは持ち前の操縦センス、さらに相手の機体の能力を読み切る眼力でもってエグゼディを打ち倒した。

 砕けたエグゼディの兜の中には、ゼフィルカイザーに似た造形のフレームが覗いていた。その正体を確かめる間もなく、エグゼディは空間転移で逃げおおせた。


 戦いが終わり、互いを認め合うアウェルとセルシアを見守りながら、ゼフィルカイザーは己の第二の生に意味があったことを噛みしめるのだった。

 次回予告


 ヴォルガルーパーとの戦いから一月。ゼフィルカイザー達の姿はトメルギア公都にあった。


 傷跡が刻まれつつも復興しつつあるトメルギア。しかしそんなことは関係なく、地上最大の母娘喧嘩が勃発しようとしていた……!!


 崩壊するトメルギア公宮、腑抜けたアウェル、まだまだ底を見せないこの世界の生態系。


 果たしてトメルギアはどうなってしまうのか!?

 三十路へのカウントダウンが迫るリリエラの婚期と再就職は……!?



 次回、転生機ゼフィルカイザー


 第十四話



 セルシア追放令



「あたしはあんたみたいにならない。絶対に」



 次回もお楽しみに!

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