【章間補足】第4章 登場人物・舞台紹介
第4章『終焉の茶会、黒板と木槌とDIY』に登場した主要人物と舞台について、簡単にご紹介します。
読者の方へ向けた、簡易的な設定ガイドです。
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【登場人物】
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■ 神崎 泰蔵
男/身長173cm/白髪・黒い瞳/役職:学園長
エルミナ学園の学園長。外見は老人で、語り口もまさに昔気質の“おじいちゃん”。
教員の取りまとめ役として頼られており、意外とフットワークも軽い。
一人称は「わし」。
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■ 柊 湊
男/身長174cm/黒髪・黒い瞳/担当:国語
親しみやすくフレンドリーな国語教師。ラフな口調で、生徒からの人気も高い。
一人称は「俺」。ノリは軽いが、教員としての責任感は強い。
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■ 橘 葵
女/身長166cm/黒髪・黒い瞳/担当:数学
真面目で理詰めの数学教師。冷静で的確な判断力を持ち、会議ではツッコミ役に回ることも多い。
眼鏡がトレードマーク。一人称は「私」、話し方は常に敬語。
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■ セレナ
女(精霊)/外見:白っぽい色調・浮遊/属性:光/担当:魔法基礎・魔法の歴史
光の大精霊。非常におっとりした性格で、困ると「うふふ」と笑って逃げる癖がある。
一人称は「わたくし」。その優雅な外見と口調は、生徒にも教員にも人気。
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■ シルフ
男(精霊)/外見:緑っぽい色調・浮遊/属性:風/担当:魔法基礎
風の大精霊。気まぐれでふわふわした態度だが、授業は真面目にこなす。
困ると突風で逃げる癖がある。一人称は「オレ」。飄々としていて掴みどころがない。
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■ ミミ
女(猫獣人)/身長156cm/茶髪・茶色い瞳/担当:魔法薬学
明るく元気な猫獣人の先生。語尾が「にゃ」など猫っぽく、愛嬌たっぷり。
失敗してもめげない性格で、生徒たちには「先生というよりお姉ちゃん」扱いされることも。
一人称は「あたし」。
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■ グレン
男(熊獣人)/身長198cm/黒髪・黒い瞳/担当:体術
無口で大柄な熊獣人の体術教師。言葉は少ないが、とても穏やかで優しい。
どんな重い荷物でも軽々と運ぶパワー系。一部の女子生徒からは密かに人気。
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■ 夜行
男(妖怪)/身長186cm/黒髪(長髪)・黒い瞳/担当:歴史(魔術史・人外差別史)
妖怪たちの総大将。冷静沈着で、常に周囲を観察しているような目をしている。
「女泣かせの夜行」の異名を持つが本人は無自覚。式を使役する妖術の達人。
一人称は「俺」。
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■ ラットン
男(ネズミ妖怪)/外見:白毛・赤い目/担当:言語全般
紳士的で礼儀正しい、ネズミ型の妖怪教師。語学に精通しており、複数言語を話せる。
一人称は「我輩」。小柄だが態度は大きい。
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■ カグラ
女(九尾)/身長170cm/オレンジ髪・赤い瞳/担当:魔法基礎(実技)
色っぽく妖艶な雰囲気を持つ九尾の教師。恋バナが大好きで、授業中に脱線することもしばしば。
一人称は「わたし」。
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■ ヒサメ
男 (ぬらりひょん)/身長168cm/白髪・青い瞳/担当:魔法基礎(実技)
掴みどころのない性格のぬらりひょんの教師。いつの間にか会話に混ざっていることも。
一人称は「オレ」。冗談なのか本気なのか、誰にも分からない言動が特徴。
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【舞台紹介:エルミナ学園】
■ 所在地
エルノアの街の中心寄り。ギルド《終焉の茶会》からやや離れた広場の隣に立地。
街中でも比較的安全で、種族を問わず通学しやすいよう配慮されている。
■ 建築設計
すべて月ゆえの手によるもので、魔法も道具も使わず、有り余る魔力と手作業で完成させた異質の建築。
設計から施工までひとりで担当している。
■ 内部構造(正門~校舎)
・正門はギルドの方向に設置(月の個人的配慮による)
・正門左手に体育館と室内プール、魔法実技演習場
・中庭を囲むように校舎が建てられており、薬草が育てられている
■ 各フロア構成
・1階:職員室、生徒玄関、保健室、魔法薬学室、食堂
・2階:初等部の教室
・3階:中等部の教室
・4階:高等部の教室
・5階:図書室、美術室、音楽室、技術室などの特別教室
■ 運用状況
・保健室はあるが、保健医は未着任(ほぼ開かずの間)
・食堂はあるが、調理係も未配属。現在は月が自ら対応中
・教員は週7日出勤(勤務:月月火水木金金)、生徒は土日休み。教員の昼食は弁当かギルドにて




