【章間補足】第3章 登場人物・舞台紹介
第3章『終焉の茶会、日々是再建のこと』に登場した主要人物と舞台について、簡単にご紹介します。
読者の方へ向けた、簡易的な設定ガイドです。
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【登場人物紹介】
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■ゴロー
男/身長190cm/黒髪(短髪)・黄色い瞳/属性:雷
ラフで砕けた口調が特徴の長身青年。頭はあまり良くないが、仲間想いで行動力は高い。
巻き込まれ体質で、やたらとモテるが本命を作らない主義。魔力コントロールは極端に苦手。
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■万里
女/身長165cm/黒髪 (セミロング)・青い瞳/属性:氷寄りの水
冷たい口調と鋭い視線を持つ少女。合気道を応用した体術が得意。
医療魔導師だが、魔力制御が壊滅的に下手で暴発常習犯。
ゴローの幼馴染で、的確なツッコミ役。
戦闘服に魔力石を組み込み、接近戦を主体に戦うスタイル。
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■ラミリス
性別不明/身長160cm/淡いピンクの髪・赤い瞳/属性:炎
種族・性別不詳のゲーマー気質な存在。
日中は寝ており、深夜に活動する完全夜型で、マスターの睡眠中は結界装置の管理を担当。
クロマからの指示を仰ぐことが多く、実務能力は高いが生活力は皆無。
食事は夜食のカップ麺限定で、料理スキルは皆無に等しい。
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※三名ともギルドに魔術師登録済み。高ランク依頼をこなしており、長期不在も多い。
魔力コントロールは全員そろって苦手。
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【舞台紹介:食糧供給ダンジョン】
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ギルド《終焉の茶会》の裏に月が作り上げた、地下ダンジョン。
目的はただひとつ――ギルドと街の食糧自給。
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■生成方法
・月がどこからか連れてきた“ダンジョン生成系の魔物”に無理やり働かせて作成。
・入口はギルド裏に設置。DIYで固定化された、完全人工ダンジョン。
・魔力注入と地形操作により、全6層構造が完成。
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■ダンジョン構造(※各層はスキップ不可)
1層:野菜ゾーン(キャベツやトマトなどが自然採取可能)
2層:穀物ゾーン(小麦・米など)
3層:加工品ゾーン(パンやチーズなどの生成品)
4層:魚介ゾーン(川魚や貝類)
5層:果物ゾーン(木の実や果樹)
6層:肉ゾーン(鳥・牛・猪など。低確率で高級肉もドロップ)
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■登場魔物・採取方法
・各層に現れるのは、主にスライムなどの雑魚魔物。
・子どもでも安全に倒せるよう設計されており、運動も兼ねて“冒険ごっこ”感覚で潜れる。
・各ゾーンの「守護スライム」を倒すことで、その層に対応した食材が手に入る。
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■備考
・ダンジョンの最下層(6層)へは、上層をすべて踏破しないと辿り着けない仕様。
→つまり「肉が欲しいなら野菜も穀物も摂れ」という、過酷な栄養バランス指導設計。
・採取物はギルドで調理・加工可能で、教会や街にも供給されている。




