第004話前世??
(再投稿)細かい所を編集しただけで、
ストーリーは変わってないので
4話を前に見た人は見なくても大丈夫です
前世の記憶を手にしてから1日が経った、特に変わった事は一つもない。しかし、最近気になることがある。
何故か関わってもいない、近所の坂本さんが、
妙に話しかけてくるんだ。
しかも、話の内容は天気がいいですね。や今日は学校で何やったの?とか、どうでもいい事を話しかけてくるのだ。
(なんでずっと関わっていなかった坂本さんが急に話しかけてくるんだ?)まぁいいか、それより、、
やっと夏休みだー!!
僕はこの時を待ちに待っていた。夏休みは一大イベントだし、楽しもう!!前世の記憶?もうそんなのどうでもいいや!とにかくこの1ヶ月楽しもう!!
ー数日後ー
今日はスイカ割り!もっと右!あとちょっと左!そこ!
おー!ちょうど綺麗に割れた!!やったー!!
そういえば意外ともう坂本さんも話しかけて来なくなってきたなぁ。まぁいいか
「お母さーん」
ー夏休みが終わる前日ー
もう今日で夏休み終わっちゃうよ!
海に行ったり、お祭りに行ったり、色々楽しかったなぁ
あ、そういえば全然気にしてなかったけど丁度1ヶ月前に
前世の記憶を思い出したんだよなぁ
ジラーティスさんがちょうど1ヶ月後に次の記憶を覚えられるって言ってたけど本当かな?
ーその日の夜ー
明日で夏休み終わりか、明日は最後に終わってない宿題でもやるか
じゃおやすみー
ー前世の記憶ー
「余命1ヶ月?」
医師「そうです」
僕はこれを聞いてから生きる気力を失った。
そんな時、最後の力を振り絞って、僕はとあることを行った。
後世に記憶を伝える?
ジラーティス「はいそうです。その力さえあれば貴方は
後世の人間に記憶という形で指示をできるようになったり、目を瞑ると後世の人間の目線を見ることができるようになります」
「しかもあなたは後世の人間が死ぬまで生きることもできるのです。」
「ですが、昔の人の記憶を手にする能力、記憶を伝える能力というのは世界に十数個つずつしかないので、裏社会では物凄く重宝されています。」
「例えば、大企業の社長、会長などが密かに後世の人間に指示する時などに使われております。」
「この力は持ってる人が指定した人にしか、渡せません。」
「そこで私はなんと手にする能力、記憶を伝える能力、2つを指定した人にあげるという力を持っているのです。」
「そこで私がなぜ、この力を持っているのかと言うと私は先祖代々受け継いできたのです。この力は先祖代々、受け継ぐにつれて力が弱まっていく一方だったのです。
そこで私は、
この代で他の人に受け継ぐことに決めました。」
「ですが、私が急に先祖以外の人に譲渡することにより、
譲渡された人は、誰かに譲渡することは出来なくなり、
その人の事を殺した人は、私みたいな力を手に入れることが出来るというおかしな仕組みになってしまったのです。」
「なので貴方は私が作った安全なシェルターにある
椅子に後世の人間が死ぬまで座ってもらいます。
ですが、後世の人間は自由に動かないと、意味が無いので、色々な敵が攻めてくると思います。
なので貴方の能力を使って大人の貴方が、後世の人間に生きるためのアドバイスをして下さい!」
「でも、なんで僕を、、」
「貴方の事を隠れて見に行った時に凄く絶望していらっしゃいましたよね?」
「まぁ、、」
「私は貴方のそんな姿を見て救ってあげたいと思ったのです。なので私は貴方に力を渡す事に決めたんです。」
「今からでも私は貴方に力を譲渡する準備は出来ております。」
(なんだこいつ、めちゃくちゃ怪しいな。そんな力聞いた事ねぇよ。)
(でもどうせ死ぬならワンチャンに掛けるか)
「わかりました。でも一つ質問があります。近くにコンセント繋ぐ所ありますか?」
「そんな事ですか、それなら勿論あります。」
「なら僕が使ってるスマホとそのスマホを充電出来る設備を用意してもらって、そのスマホで知り合いを呼ぶ事を出来るようにして下さい。」
「はい。わかりました。」
こうして僕はシェルターで、後世の人間に記憶を伝える事になった。
〜当日〜
僕はシェルターに案内され、そこにある椅子に座り、
目を瞑った。
ー前世??の記憶終わりー
第4話終わり
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