表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/23

第15話 新生活と結婚

 後日。

 すっかり回復した俺と瑠海は、新しい住処を探しに不動産屋さんへ。

 ネットで探したものも合わせて見て回った。


 市内に良さそうな物件がいくつか見つかり、隣町のアパートへ。


 二階建ての築五年とそこそこ新しい建物だった。


 家賃もお手頃。

 ここに決まりだ。


「決まりかな」

「そうだね、隼くん。ここを新たな家にしましょう」

「前の家はどうする? 実家は親父が使うと思うけど」

「あ~、私の家ね。大丈夫、もう解約するから」

「分かった。じゃあ、このアパートで暮らしていこう」

「うん」


 数日後、俺は瑠海の車に必要なものを乗せて運んでもらった。

 俺はそれほど荷物がないから手軽だ。

 けれど、瑠海は違った。


 たくさんの電化製品やらソファやらあるから運搬に大変だった。もちろん、引越し業者に頼んだけど。


 そうして俺たちはついに新居へ。


「ついにこの時が……感動的だな」

「いよいよ一緒に住むんだね」


 手を繋ぎ、アパートを見上げる俺と瑠海。

 今頃になって俺は緊張感が増した。

 新しい生活が始まるんだよな。


「ああ、瑠海。さっそく部屋へ」

「うん、一緒に行こう」


 階段を上がって二階へ。

 ここが俺たちの部屋だ。


 玄関の扉を開け、中へ……。



「おぉ、綺麗に整っているね」

「業者さんが進めてくれたからね。細かいところは、私たちでやらなきゃだけどね」


 部屋の奥にはまだダンボールが山積みだ。

 これから仕分けていかないと。


「さっそく整えていこうか」

「そうだね。でも、せっかくだから……」


 瑠海が抱きついてくる。

 俺は察して瑠海を抱きしめた。


 お互いに見つめ合い、俺は自然と瑠海にキスを交わしていた。



「瑠海、好きだよ」

「うん、わたしも隼くんが好き。大好き……」



 部屋はあまり片付いていないが、ソファに寝そべって俺は瑠海とイチャイチャした。



「……瑠海、俺そろそろ我慢できない」

「いいよ、隼くん。私をいっぱい愛して」



 その言葉に興奮し、俺は瑠海の服を脱がしていく。そうして俺は瑠海の隅々まで愛し――交わった。


 瑠海は俺のことが好きすぎて、一日中求めてきた。


 こんな可愛い義妹と同棲できるなんて幸せすぎる。



 ――高校卒業後、俺と瑠海は結婚した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ