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わたしたちしかいない学校
完全にうちの創作ストーリーです。
久しぶりに学校に行くんだ、私。周りに誰もいないけど、今日、だよね?図書室で集合するのって。
私は新川菜帆。中学2年生の不登校してた女子生徒。母さんが一ヶ月前に死んでからずっと家にこもってた。今は父さんと2人暮らし。昨日やっと精神的に安定したけど、いきなり呼び出しがあってびっくりしたよ。
「あれ?あれれれれれ?そこにいるのってもしかして、菜帆?」
私は驚き、ふっと後ろを見た。そこにいたのは親友の宮早蘭香だった。
「おひさー!そっち大丈夫?家計支えてたのってそっちのお母さんじゃなかったっけ?」
「蘭香…久しぶり。一応大丈夫。この前父さんがいい会社に入ったんだよね。だから、おかげで家計も問題ないよ。」
私たちは笑った。蘭香が私がいなくても元気にしてたと知って、安心した。
自動ドアを通過して、私たちは学校の中に入った。そこで待っていたのは、私たちの28人のクラスメイト。私たち2年3組を紹介するね。
続きを楽しみに待ってて下さい。