好きです
俺はあなたにしか恋をしない。
俗で言う、好きになってはいけない人をどうしよもなく好きになってしまった事がある。
俺の好きな人は、もう誰かの妻であり母親だ。
しってる?既婚者に恋をするってとんでも無く辛いんだよ。
しってる?既婚者に愛を告白する事をしちゃいけないわけじゃないんだって。
どうしても気持ちを伝えたかったら、「好きでした」って過去形で伝えなきゃいけないんだって。
相手を本当に大切におもうなら、愛を伝えたいなら戸惑わせたくないもんね。
未来は初めからない恋なんだし。
え?で言ったのかって?
俺は言わなかったよ。
過去形で伝えるなんて無理だよ。
今でもこんなに好きなのに。
この気持ちが過去形になるのにはあと、五億年はかかるよ。
あれから何年経つかな?
その人は今この地球のどこかにいるってことしかわからい。
それなのにまだあなたへの気持ちは、哀しほどに変わない。
俺、どっかおかしいのかな?
今でも苦しい日々は続いてるよ。その苦しみもさ、心地の良い暖かさを孕んでいてさ。
訳わかんないだろ。
何故か半月がポッカリと夜空に浮かんでる日には自動的にあなたの事を思い出す。
あ〜もうすぐ冬が来る。
今日もあなたが、あなたの大切な人達と幸せに笑っている事を願うよ。
この物語は、単純に家庭のある人を愛してしまったバカ男の恋物語だ。