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ルスターVSバルク

「お前ら!

 こんな口だけ野郎のいう事は気にするな!!

 叩き潰せ~~!!!」

 バルクは右腕を失い、痛み、焦り、怒りに苛まれ、スキル『咆哮』を再び発動した。



 スキル

 『咆哮』

 発動 

 

 効果:仲間を統括し、仲間の能力を向上させる。

 クールタイム60秒

 持続時間30秒   


 


 ザシュッ



 オーク達がルスターに襲いかかろうとした最中、耳障りなノイズ音が正確にバルクの五感を掻きむしった。

  


 「あぁああああ!??」

 (何だ・・・この光景は・・・

 俺は夢を見ているのか・・!?

 俺のスキル、『咆哮』はどうなっちまったんだ!!!)

 


 ザシュッ

 

 

 それは、バルクの額から汗が口元へと伝うその一瞬の出来事であった。



 ザシュッ



 この風を切るような音とともに、バルクの眼前で同胞のオーク達が次々倒れていった。


 

 気づけば、周りのオークは全員倒れており、フィールドに立っているのはルスターとバルク二人だけとなった。

 

 

 バルクは本能的に感じていた。

 今までこの場を支配していたのは自身であり、それは揺るぎないものだと確信していた。

 だが、この僅か数秒の間に支配する側が自身ではなくなったこと、自身が狩る側から狩られる側に変わったことを。



 「ふぅ・・」

 

 

 「後は、、、

 お前一人だな。」

 ルスターは息一つ乱れず、バルクを睨みつけながら、静かにそういった。



 「バ・・・

 バカな!!!

 この俺の精鋭のオーク軍団にさらに俺のスキルが加わってパワーがあがったのに、一瞬でやられただと!!

 信じられぬ!!!

 キ・・・キサマ・・

 本当にただの人間か!!?」



 「わ・・分かったぞ!!!

 キサマも俺達と同じならず者だなあ・・・

 だから早く覚醒しやがったのか!!」 



 「ゴツイ図体の割にベラベラ喋るのが好きそうだな。

 情報を聞き出すのも時間がかからず済みそうだ。」

 ルスター



 「調子に乗るなよおおぉ!!!

 クソガキの分際で勝った気になりやがって!!!

 俺にはまだ隠されたスキルが三つ残ってるんだ!!

 見せてやるぜえぇ!」



  スキル

 『ブロックチェーン』

 発動 

 

 効果:鎖(武器やアイテム)を体の周りに張り巡らせ、自身を守る。

 クールタイム60秒

 持続時間10秒   



 スキル発動と共に鎖が生き物のようにバルクの周囲を回転しながら守護しだした。

 「おらぁああ!

 こっからだぜええ!

 かかってこ・・・・」

 

 

 シュピーン!!!!



 スキル

 『雷鳴 一閃』

 発動


 効果: 雷のような速さでターゲットを貫く 

 クールタイム30秒


 

 ドーン・・・



 大きなバルクの体は重力に逆らうこともなく、その音とリンクするように地面に崩れ去った。

 それは、ルスターが『雷鳴 一閃』によりスキル『ブロックチェーン』の間をすり抜け、高速でバルクの体を貫いた結果であった。



 「すまない、

 スキルあと二つ残してるんだっけ?」

 バルクを背に頭を後ろに向け、ルスターは浅い笑みを浮かべた――

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