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決別?(凜視点)

由美とは凜さんの親友の橘さんのことです

あとタイトルと内容が合致していない感が拭えない。

良いタイトルありましたら感想のほうで教えていただけると幸いです!

「ねぇ 凜少し話さない?」



長かった委員会も終わり、帰る準備をしていると隣のクラスの樹下さんに呼び止められる。正直私は、樹下さんが苦手だ。どこか彰人のことを陰キャラだとか見下している節があるから



「いいけど 手短にね」




樹下さんが苦手なのもあるけど、なにより由美が言ってた今日の下校時に起こる「良い事」が凄く気になるので、長引かないように樹下さんに釘を刺しておく。



「おけー!恋バナしよ 恋バナ」



「う、うん」





「私最近彼氏と喧嘩したんだけど…」



どうでもいい話を聞くのは非常に苦痛。そんな心境からか適当に相槌を打ち、意識は彰人の晩ごはんの献立を考えていた。ハンバーグ?いやそれは4日前に作ったからパスタかな?



「それでさ 凜はどうなん?」


「え?」


聞いてなかったので思わず聞き返す



「それでさ 凜はどうなん?」




彰人のことを言うと追及され更に時間がかかりそうなので軽く受け流しているとしびれを切らしたのか樹下さんが核心をついた質問をしてきた。



「だから!本当のところ源君とどうなの?」



「な、なにもないよ! あんなやつとは本当に」



彰人の名前が出ると顔が熱くなり、彰人との関係を否定すると胸が少し痛む。けど一刻も早く帰るにはこう言うのが最善のはず ごめん!彰人



「本当かなぁ?この前だって源君に介抱されてたじゃん」




早く会話を終えたかったから・彰人が私を看病したことを知ってることへの動揺・バレンタイン以来どこかそっけない彰人への小さな不満 理由はどうあれ私は最低な言葉を思わず発してしまった。



「だ!か!ら! 源君とはただ家が近いだけであんなやつ好きでもないし、嫌い!嫌いだから…」



私の返答に満足したのか、二言三言交わすと、樹下さんはようやく解放してくれた



「ようやく帰れる」



思わずため息が漏れる 本当に疲れた。自分に嘘をつくのは



「彰人からだ」



彰人からのメッセージだ。自分でもニヤニヤしているのがわかる。おそらく晩御飯の催促だろう。


「え、」



メッセージの内容は、今日由美が言っていた「良い事」が彰人との下校‘だった’こと そして彰人のお世話をもうできないという私にとっては余りにも残酷でショックなことだった。



次回更新日は、未定なのでブックマークをしてお待ちいただけると幸いです。ついでに下の☆を★にしてほしい!!(切実)

今回はお話進みませんが、「すれ違い」を重視している作品なのでご容赦ください。

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