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バレンタイン①

10000pvありがとうございます!それと2日間休んでごめんなさい!完結は保証するので温かく見守っていただきたいです!明日はちゃんと投稿します!

2月13日


明日はバレンタインというイベントらしいがどうせ本命など貰えない俺には関係ないので気にしない。気になるといえば隣を歩いている凜が今年もチョコをくれるかどうかだが 勿論義理チョコだが、やっぱり嬉しい。


「明日は バレンタインだね!」

「うん そうだな」

「彰人は誰かから貰う予定あるの?」


この俺を舐めてもらっては困るぞ 凜


「あるぞ」

「え?誰?!誰なの?」


食い気味に聞いてくる凜。そんなに気になるのか?まー確かに女っ気ほぼゼロの俺に本命チョコ渡す女の子がいたらどんな子か気になるか。俺も知りたい…


「母さんだろ それと凜 今年もくれるんだろ?義理」

「何期待してんの きもいよ?」

「きもくねーし てかないん?」

「今年はないよ 義理チョコはね」

「そか…」


義理チョコでも貰えないと悲しいが、こればっかりは仕方ない… 母さんのチョコで妥協するか ん?その手提げかばんに入ってるのって?


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「はい! 豪太君 これ義理だけどよかったら!」

「お?まじ?藤原さん!」

「お返しはいいからね!」

「いや流石に返すよ! ありがとう!」


楽しそうに話す凜と豪太を遠くから見る俺 なぜだろう物凄く豪太を殴りたい。


その後も凜は、クラスの俺を除く男子全員にチョコを渡していた。「今年はないよ」と言っていた時の凜がニヤニヤしていたのでドッキリでやっぱりくれるのを期待していたが、放課後まで待っても凜からは何も貰えることはなかった。思わずため息が出る。自分が思っている以上にショックだったようだ。


「はぁ 結局凜から貰えなかったのは、クラスで俺だけか やっぱり嫌われてるんかな?」



誰もいない教室で一人呟く。虚しい…



「帰るか…」


家路を急ごうと自分の靴箱を開けると、何かが入っていた。


「ん?なんだ?」


取りあえず開けてみると、入っていたのはチョコだった。キチンと梱包され汚れないようにか袋に入れられていた。入れ間違いかと思ったが、箱に彰人君へと書いていたのでその可能性は消えた。間違いなく俺に向けたものだろう。


「よっしゃ!」


思わずガッツポーズがでる。男という生き物は、誰であろうと女性からチョコを貰えると喜ぶ生き物だ。俺はチョコを丁寧にカバンにしまい家路を急いだ。



夏にバレンタイン書くのもどうかと思いますが、御容赦ください!明日に続きます!

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