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ちんこよこせと30年

作者: ちんこほしいBBA

1 私の「自称」チョー悲惨な人生の概略


※あらためて警告 男性はガチで読まない方がいいと思います


このエッセイ(といえるのか??)をごらんの皆様、こんにちは、初めまして。

タイトルどおり、私は学校卒業後いきなりブラック企業に入社してしまって、そこで女社員全員から「お前は女じゃない、女の自覚がない、今すぐ死ね」と人格攻撃をされたことをきっかけに30年以上「ちんこがほしい」とずーっと思ってきたBBAであります。


「ちんこがほしい」とは「エッチがしたい」ではなく…文字通り、「つけて性転換がしたい」という意味であります。そっち方面を期待している方はすみません。

エッチがしたいなら素直にセフレ募集した方が早いでしょう。もっとも私のような BBAなんかじゃセフレも寄ってこないでしょうけど。


このエッセイを書こうと思ったきっかけは、母親に「ちんこよこせ!!!今すぐ性転換させろ、女なんてむかつくしチョー最低だし、ガチでうんざりだゴルァ!!!」と30年もぶつけてきたからです。

「埼玉医大でちんこつけさせろ、性転換させろ!!」はブラック企業で人格攻撃をされて以来、長年続いてきた私の口癖でした。パニック障害だったので結局実際に行くことはできませんでしたが。

(注 埼玉医大では現在は性転換手術はしていないようです。FtMで性転換手術するならタイのヤンヒーとかいう病院しかないかな)


で、30年もぐちぐちと「ちんこよこせ!!!」とかいうとんでもないことを私からぶつけられているうちの母親が「あーもう、やかましい!!そんなにちんこちんこちんこちんこちんこってガタガタ言うくらいならとっととそのことを全部まとめて本にでも書け!!血圧が上がってたまらん!!」ってとうとうガチギレしまして…


じゃあ、本当にまとめちまおーかなー。昔と比べて今はネットで全部暴露できるし-。ってことで人生半世紀セレモニーの一環として「オレにちんこよこせ、ゴルァ!!!!」という思いを一気にぶちまけてみることにしましたー!!!


自分がどれだけ女という性が大嫌いか、男がチョーうらやましくてねたましくてしょーがねーのか、忌憚なくずっばずばぶちまけまくるつもりですので、特に男性は読まない方がいいかもですよ。

どうしてもというなら読後の胸糞2000%は覚悟しておいてください。これはガチの警告です。


それでは、発表します。

これが私の「自称」チョー悲惨な人生の概略です。


これまでカウンセラーへのメール相談などで何度も何度も私の「自称」チョー悲惨な人生というテーマの暗くぐちぐちとした長文をだらだら書き散らかしてきていい加減疲れたので、ここではさらっと、さくっと済ませてしまおうと思います。

感情をこめてうんぬん書くと疲れるので箇条書きで。


1 生まれつき感受性が高すぎて超臆病(HSPの上に微エンパス)。このため、10歳のときにパニック障害になるべくしてなってしまった

※HSPは病気ではなく人の性質。しかし心の病にかかりやすいといわれている


2 パニック障害のせいで居残り給食をさせられて「給食が食えなければ5000円もってこい」と男子のいじめグループから毎日脅迫されるいじめを受けた


3 16歳のときにパニック障害がさらにひどくなる おまけに同級生の女に病気をネタにからかわれる


4 18歳の時に母親の言葉がきっかけで歯医者恐怖症に


5 弟が原因で嘔吐恐怖症に

(この他、錠剤が飲めない、一人で食事がしにくいなどの恐怖症がある)


6 学校を卒業後いきなりブラック企業に入社してしまい、そこで女社員全員から「お前は女じゃない、女の自覚がない、今すぐ死ね」となじられ、いじめられる

これが、「ちんこがほしい=男に性転換したい」と30年間思い続けるきっかけとなる


7 ブラック企業を訴えようとするも家族から止められたため肝臓を壊す


8 生きる希望をもとめてめちゃくちゃな小説を書き始めるも、大学の文学部もクリエイターの学校も出ていないチョーど素人のためすべての出版社からガン無視される


9 一度社会復帰して仕事ぶりを褒められるも、うまく職場で立ち回れなかったため結局長続きせず、ブラック企業で受けたダメージを完全回復できるまでには至らなかった


10 さらに新たな職場を求めて求職活動をするも、外を歩いていると横隔膜が痛くなって息苦しくなるという症状に悩まされるようになり、外で働けなくなってしまった


11 数年前母に無理矢理に会わされた親戚の女性から「なぜあなたは外で働かないんですか」と言われたことをきっかけにスイスの安楽死団体ディグニタス(Dignitas) に「安楽死したい」とメールを送った


12 死ぬ前にせめて何か成し遂げたいとやっぱりめちゃくちゃな中二病小説をアマゾンのキンドルで出版 チョー自己満足(笑) 


なぜ「自称」チョー悲惨な人生なのかといいますと、文字通り私より悲惨な方々も多いからですよ。

私くらいの年になると、頭から内臓から全身に癌が転移して、筆舌に尽くしがたい苦しみに耐えているという方も実際におられます。


それでも、いろいろなことで気分が沈むときはやっぱり「オレの人生が世界一悲惨だ」って思いたくなるんですわ。特に私のような人間は。


ついでに言うと、ネットの掲示板とかにもこれまで何度も何度も私の「自称」チョー悲惨な人生についての長文を書き散らかした覚えがあります。

書かないと心が潰れて壊れそうだったんで。

ですので、「この話はネットで見たことがある」なんて思う人も多くいるかもしれませんね。


ブラック企業に入ってしまってから現在に至るまで、女に生まれてしまったことで被ってきた不運と不幸に対する怒りをぶちまける場がどこにもありませんでした。

ブラック企業を裁判所に訴えようとしたら、全力で家族に止められてしまったのでよけいです。

そのおかげで怒りが肝臓に向いてしまい、とうとう肝臓も壊してしまいました。


私は、女らしいことが全部大嫌いです。

若い頃は今は亡き栗本薫先生の『グイン・サーガ』とかが心から好きだったのですが、ブラック企業に入ってから女性漫画家や作家などの作品に激しい嫌悪感を抱くようになってしまい、集めていた『グイン・サーガ』も全部捨ててしまいました。


実は私は、とても男らしいペンネームでめちゃくちゃな中二病小説も書いております。

アマゾンのキンドルでチョー自己満足販売中笑

女らしいペンネームはとっくに捨ててしまいました。

お金かけて性転換できないなら、せめて名前だけでも完全な男になりたかったもので。


それではこれから、私が女が大嫌いな理由、ちんこよこせ、と30年間叫び続けてきた理由をがんがんぶちまけていきたいと思います(笑)



1 HSPで生きていくのすら大変だから(切実)


私が女が嫌いな理由、それは「心の病にかかりやすいから」です!!

女に生まれただけでホルモンに心を振り回されるから、男の何倍も心の病にかかりやすいんですよ。そう考えただけでもむかっ腹がたってきます!!

さらに女には更年期というふざけたものもありますから、一生ホルモンに心身を振り回されてひどい目に遭います。


しかも私の場合、それに加えてHSPで微エンパスというとんでもない属性もついていますから、これで神経が壊れない方がおかしいだろうと(笑)


HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは、生まれつき感受性が強すぎる人のことです。

HSPそのものは病気ではありません。しかし、あまりにも感受性が強すぎるというその性質ゆえ、普通の人よりもパニック障害やうつ病などの「心の病」にかかるリスクが高いとされています。


私は典型的なHSPです。その証拠としてあげられるのは


1 小さい頃はとても臆病で予防注射をするのも一苦労であった。母の話によると看護婦三人がかりで押さえつけてやっと注射ができるくらいだった


2 日本人のタレントが出ているドラマが見られない

(後述のエンパスとも関係あり)


3 腹が減るとすごく怒りっぽくなる(笑)


その他、美術や音楽に深く心動かされる、などなど、あげるときりがありませんわ。

本気で診断テストをしたところ、21くらいの項目のうち半分以上は当てはまりました。


さらに、うちの母の家系がHSPの家系です。

これは最近わかったことで、とても驚かされました。

2、3年前に92歳で亡くなった伯母が、典型的なHSPだったのです。

伯母はあまりにも気が利きすぎる性格で、人が少しでも何かを言うとその裏の裏まで読み取ってしまっていました。

「気が利きすぎる」ことも、「人の不快な思いにすぐに気づき、快適にする方法を見つけられる性格」というHSPの特徴の一つです。

母の話によりますと、伯母の生家にも似たようなHSPの人がいたようです。


そんなHSPの私が、10歳のときにゴア表現すれすれのとんでもない紙芝居を交通教室で見せられました。


それは、子供に見せるものとしてはすさまじい内容の紙芝居でした。

トラックにひかれた女の子が足を切断することになりました、というストーリーのもので、なんと、血の海の中から、トラックに引きちぎられた女の子の足が入った鮮血でどっぷりぬれた靴下を引き上げるという、ホラー映画ファンが震えて歓喜する(!?)すごいシーンが入っていたんです。


で、最後はぎゅいーんって回るでっかい丸のこぎりで足を切断するという、これまたホラー映画ファンが泣いて喜ぶシーン(!?)で締めとなりました。

交通事故を減らそうという使命感に燃える警察官のホラー紙芝居の力作でした(笑)

今これをアメリカで上映すれば、全米が泣いたナンバーワン間違いなし、たぶん。


このようなゴア表現をもろに見せられたものですから、当然私の神経は一気にぶち壊れてしまいました。

しかも、折り悪しきことにホラー紙芝居の上演は四時間目という給食の時間の直前に行われたものですから、パニック障害の症状の一つのひどい吐き気を催して早退せざるを得なくなりました。


さらに、その翌日から「給食を食べるとまた気持ちが悪くなるのでは」という、これまたパニック障害の典型的な症状の一つの予期不安に見舞われるようになったのです。


女でありHSP。この最悪なコラボレーションのおかげで、私はこれ以後長年塗炭の苦しみを味わわされることになりました。

日本の学校では学校給食法を360度曲解しているバカ教師どもと「出されたものは何が何でも残さず食べるのが人としての美徳(キリッ」などと公然とのたまうバカ親どもが大勢いるせいで、「給食を残すような奴は人間じゃねぇ!!!」という確固たる方針に基づいた“素晴らしい”食育が行われています(超皮肉)。


私も当然ながら、この“素晴らしい”食育でびしびしびしびしいってむち打たれましたぁ。

今にしてみれば、よく自殺しなかったもんだなぁって感心していますがね。


小学五年生の時の担任が「うちのクラスに給食が食べられない子がいるなんて絶対にあってはならないざーます!!!」って態度丸出しの、ギャグ漫画によく出てきそうなすっげぇ超絶鬼婆教師でした。

某ウォッチのメーカーの方にお願いして、彼女を強い妖怪の一人として特別出演させてもらいたいくらいです。


鬼婆教師によって、私は毎日毎日お昼過ぎまで居残り給食をさせられました。

おまけにこのことがいじめまで誘発しました。

普段から他のクラスメイトに意地悪ばかりしている女子児童がここぞとばかりに毎日毎日「あんた、ちゃんと給食食べなさいよね!!!」って典型的な少女漫画の悪役を気取ってねちねちと嫌みを言ってきました。


さらに彼女の上をいく素晴らしいキャストもいました。

男子のいじめグループ三人が、毎日私の連絡帳に「給食が食えなければ学校に5000円もってこい」と書き込んで脅迫してきたのです。


もちろん担任の鬼婆教師は喜んでこのいじめを公認していました。

日本の学校の先生にとって「給食を残すような奴は人間じゃない」んですから、当然ですよね。


これでいじめ撲滅を標榜してる先生とか学校って…

ま、これじゃ、あと数百年、いや永遠にいじめをなくすなんて無理でしょうな。

自分たちでいじめの原因作りまくってるんだもん。ぷっ!!


ま、個人的に私は、いじめる奴なんて全員問答無用で警察の豚箱にぶち込むしかないと思いますけどね。

昔、ある弁護士が言ってましたが、いじめを教育問題として考えてしまうからダメなんですよ。

いじめは犯罪!!とはっきり定義しないと、いつまでたってもいじめは学校からなくせません!!


中学生になると、平気で金を脅し取ったり、暴力を振るってけがをさせたり、果ては女生徒にレイプまでしやがるバカどもが多いですが、こういうのって大人がやると即刻暴行罪とか脅迫罪、強姦罪で豚箱行きですからね。

こんな奴らを教育という美名のもとに、罰せずに野放しにしておく大人が悪いんです。


学校の中だろうが外だろうが、犯罪は犯罪!!

これを徹底させないとね。

アメリカみたいに警官を学校に巡回させて、変なまねをするような生徒は即刻逮捕で豚箱にしょっぴくのが一番ですよ。

最近はやりのネットいじめも同じ。こういうのも即刻全員名誉毀損で逮捕が一番。


なんでいじめる奴が学校でのうのうとしていて、いじめられる側が登校拒否とか、自殺とかしなけりゃならんのでしょうか。

いじめる奴は猿のように頭が弱い人間ばかりなんですから、一度豚箱にぶちこんで、たんまり罰金でも払わせなければ身にしみないんですよ。容赦なくぶったたいてやればいい。


大人になってもいじめはなくならないんだから、学生時代からいじめる奴には絶対に情けをかけず、完膚なきまでに徹底的にたたきつぶすことを学ぶべきですね。

さもないと自分がつぶされるし。


怒るべきときにはどんな手段に訴えても気が済むまで徹底的に怒らないと、ブラック企業を訴えられなかったために肝臓を壊した私のようになりますので注意しましょう。


それでは、ここで、私が独断と偏見のもとに勝手に定義した、幸せで平穏な学校生活を送るための条件を発表します。


【日本で幸せな学校生活を送るための3大条件(笑)】


1 幼少時からホラー映画が大好きであること


→鮮血を引いた無数の生首が、内臓が、手足がぶんぶん宙を舞う!!!ってゴア表現満載のホラー・スプラッタ映画を1000回見ても泣くどころか、むしろきゃっきゃっと笑って大喜びできる子なら、同窓会でも自慢できるくらいにチョー素晴らしい学校生活を送れること間違いなし!!!


2 大食いタレント並の特大バケツ胃袋を持っていること


→大食いならオレに任せろ!!ってくらいの大食いタレントも真っ青の特大バケツ胃袋を持っている子であれば、間違いなくクラスの英雄としてたたえられて、学校と給食センターから感謝状ももらえるぞ(嘘)!!

五人前くらいわけなくぺろり!!なら一生の幸福が保証されるぞ、喜べ!!!


3 心身ともにチョー鈍感であること


→目の前で何回自爆テロが起ころうが、何度大震災とか集中豪雨とかに見舞われようが、絶対にトラウマなんて負わない、心身ともチョー鈍感な人間であれば、学校生活で友達100人が作れるどころか、世界で指折りの大富豪になれる!?…かもしれない。


こうでないと、近所のマンションとかから飛び降りて自殺しなけりゃならないかも。

こっわーい。


パニック障害にかかったせいで、居残り給食のほかにも私は人間不信が加速するような周囲の無理解や冷笑、からかいにさいなまれています。

日本の社会では目に見える病気や障害(例・癌や四肢切断、半身・全身麻痺など)以外はすべて「怠け、甘え」であるとしてバッシングの対象となるからです。

電車に乗っていてうっかりパニック障害の症状なんて出てしまいますと、他の乗客からそれこそ奇妙なものでも見るような目でじろじろと見られまくったことも何度かありました。


高校一年生のときに私は授業中にひどいパニック障害を発症して早退したことがあるのですが、その時もクラス中から大笑いされましたわ。

このことからも、いかにパニック障害やうつなどの心の病が日本では冷笑・バッシングの対象になっているかがよくわかります。


パニック障害になったおかげで「私だけが人生で貧乏くじを引かされている」と考えるようになってしまったんですが、高校生のときにパニック障害のことをクラス全員から笑われたおかげさまで、さらに「他人に悩みや病気があるなんて絶対に嘘だ」とまで断定的に考えるようになってしまいましたね。

だって、パニック障害になってからずーっと、私と同じ、あるいはそれ以上にひどい心の病にかかっている同級生とかの話なんてぜんっぜん聞かないし。

だから「これって絶対私だけが引かされた貧乏くじだよねぇ」って思わざるを得ませんわ。


これらは30年以上という時の流れによって少しは薄まってきましたが、それでも自分にとって面白くないことがあると「他の人たちはみんな悩みも病気もなーんもなくて、何もかもチョー順風満帆な人生でいいでちゅねぇー」ってつい考えたくなるんですよね(笑)


さらに、高校三年生のときには高校一年生の時の私のパニック障害の症状を目の前でまねしてからかってきた同級生の女まであらわれました。

この女は、私の住んでいる市では結構有名な団子屋の娘です。

よくこんな腐りきった根性の娘がいるのに人様に団子なんぞ売ってられると思いましたね。


私は最近まで、この女を殺してやりたいほど憎んでいました。

性格のことならまだしも、病気のことをからかうなんてのは、正直言ってまともな人間のやることではないですね。

だから私は、この女に「てめーのような、人の病気をからかって喜ぶような最低の人間のクズは、今すぐ車ごと崖に突っ込んで転落して死にやがれ!!富士の樹海に入ってとっとと死ね!!一生誰にも理解されないひどい病気にかかって死ね!!」ってたっぷりと憎しみのたけを込めた手紙を送りつけてやりました。


この女のようなサイコパスには容赦する必要なんてみじんもありませんから。

いくら罵詈雑言をぶっかけたところでこいつにはカエルの面に水なんですから、徹底的にサンドバッグにしてやりましたぁ。

このほかにも少しここには書けないようなやべぇことをしたことも懺悔します(笑)

もっとも、サイコパスなんぞに人権はないと私は思っていますから、やったことはみじんも後悔してましぇーん。

文句あるなら最初から人のパニック障害なんかからかうんじゃねーよ。


周囲の無理解にさいなまれているという状態は、残念ながら現在も続いています。

うちの母の弟の叔父が勝手に私をなってはいけない人間の悪い見本に仕立て上げているんですよね。

叔父は今でも年に二、三回は私の家に押しかけてきて、私を「ろくでなしの暇人」としつこくバカにしています。


二、三年前に母によってその娘本人に強引に会わされたときには本当にひどい目に遭いました。

会ったとたん、いきなり「あなたはなぜ外で働かないんですか」なんて言われましたからね。

いくらこっちが「あのー、私、パニック障害が重症で働けないんですけど」って説明しても全く聞く耳持ちませんでした。


本当、私が女だからって、手軽に娘の反面教師に仕立て上げられてはたまったもんじゃありませんよね。

私が男だったら絶対こんなことにはならなかったのに。やっぱり女なんて最悪!!サイテー!!!って思いましたわ、叔父の娘のおかげで。


叔父の娘のおかげで、私はスイスの安楽死団体ディグニタスに本気でメールをする決心がつきました。

ガチでメールしました。「私、ひどいパニック障害で、外にでるとすぐに横隔膜が痛くなってろくろく歩けないから外で働けないんです。もう安楽死させてください」って。

通常の精神病だけであれば、安楽死させてはもらえません。しかし私の場合は、相当な肉体的症状も伴っています。なので、それなりの返事はもらえました。

ただし、「ちゃんとした医師の診断書が必要だ」という条件つきで。


ふーん。じゃあ、心療内科の医師に迫ってみようかな。

「自分、外で働けないからスイスで安楽死したいんで、診断書書いてね」って。

…あ、ダメ??そうでございますか。

まあ、そうくると思った。さすがにこれは医師にとってはハードルが高すぎか。

患者を助けるつもりが死ぬ手助けをするための診断書を書くというのは、日本の医師にはとても無理だろうな、おそらく。


やっぱり、「外で働けなくて毎日毎日死ぬことしか考えられねーから、うつで障害者年金もらえるように手続きしろ。さもなきゃペット用の筋弛緩剤で死んでやる」って言ってやるか。

安楽死することばっかり考えているって付け加えてやれば鬱で死のう状態の深刻さが伝わるかな。


それではつぎに、エンパスについて書いてみようと思います。

自分、エンパスの素質が絶対にあるって思ってますわ。つい最近知ったんですけど。

ただし「すげー!!これってチョーノーリョク!?」ってたいしたもんじゃなくて、ほんのわずかってところですけど。

だから勝手に“微”エンパスと定義させてもらいました。

ちなみにエンパス診断とかいうのがあったのでやってみたら、これもHSPと同じくかなりのハイスコアでした。

え、じゃあ“微”どころじゃないのか…うーん、困った。


エンパスって、人の感情が勝手に自分の中に入り込んでくるんですってね。

私も小さい子供のときから、ずっと同じようなことを体験してます。

特にそれを体験しやすいシーンは、日本人のタレントが演じているドラマを見ているときです。

うまく言葉に言い表せないのですが、日本人のタレントが演じているドラマは、あまりにも「リアリティ=現実感がありすぎて」見るに堪えないんですわ。

別の言葉に言い換えますと、真に迫りすぎていて、とてもフィクションとは思えなくなってしまうんです。


日本人のタレントが出ているドラマを見ていると、彼らの演ずる感情が勝手に私の中に入り込んでくるんですよ、ガチで。

流血シーンとかあろうものなら、卒倒しますね。ですので、大昔の刑事ドラマなんてとても見られたもんじゃありませんでした。

そのため、私の興味は自然とアニメの方に流れていき、気がつけばアニメオタクになってしまっていました。


なお、外国の映画であってもあまりにも残酷だったり、ショッキングなシーンが入っていたりすると卒倒ものになることもあります。


最近はアニメでもエヴァンゲリオンとかの影響を受けてか、グロで悲惨な流血シーン(=ゴア表現)も平気で流しますが、ああいうのも私はダメですわ。

こういうのを見てしまうと、ガチでパニック障害発症寸前まで陥ります。

ついでに言うと映画のようなムービーが多いゲームも神経をやられますな。どういう原因なのかはわかりませんが。


エンパスといえば、恐怖症とかも関係するのでしょうか。

自分、嘔吐恐怖症と歯医者恐怖症なんですけど…

歯医者恐怖症になったのはうちの母が「親知らずを抜くと死ぬ」とか言ったのが原因で、嘔吐恐怖症は弟が動物が殺されるような大きなすさまじい音で嘔吐するのが原因です。

ちなみに閉所恐怖症も若干ありますが、これはエンパスに関係するらしいです。

よくわからないですな、本当のところは。

エンパスなんてえせ科学だー!!という人も多いですから。


なお、私には錠剤が飲めない、一人で部屋の中にいるとのどにつっかえることばっかり恐れて非常に食事がしにくいなどのとても人に話せない恐怖症もあります。


というわけで、女でHSPというだけで、私の人生は苦痛まみれで何もいいことがないものになってしまいました。


もうガチでいろいろと嫌になります。歯医者は静脈鎮静法があるところでないと行けないししかも1回3万円と高いし、15年以上も歯医者行けなかったから3本も虫歯で抜歯したうえ、まだ2本も虫歯があるし、パニック障害でろくろく遠出もできないしおまけに外で働けないし、そのうえうつ病と違って障害者年金も一銭ももらえないし!!!

だから女は嫌いなんだ!!!


文句があるならパニック障害患者は静脈鎮静法の料金ただにしろ!!!高い医療保険料ぶんどっといて、ふざけてんじゃねえ!!!


あー、そうそう。ここまで書いてきて「お前、これだけ重症なのにどうして心療内科とか行かなかったんだよ、バカだな。心療内科とかに行ってないならお前の病気は全部デマだ。お前の怠けと甘えに決まってる」とかいう人がそろそろ出てきそうなのでお断りしておきますが、私の家の近所にはろくな心療内科がありません。


私の住んでいる市には15年くらい前まで藪医者の神経科しかありませんでした。

高校生のときと電車でパニック障害を発症した20代後半の時にこの神経科に行ったことがあるんですけど、この藪医者は「あるがままにしろ」と抽象的な言葉ばっかり繰り返すだけでさっぱりわけがわからない森田療法と、専門のコーチについて教わらないとマスターは絶対不可能とまでいわれている自律訓練法をやれと言うだけのとんでもない奴で、薬の一つも出してくれませんでした。

このため、医者に通っても全くの無駄で、どんどんパニック障害は悪化するばかりでした。


15年くらい前にやっと近所の総合病院にも心療内科ができましたが、ここの医者もレベルが低く、ドクターハラスメントとか平気でしてくる奴でしたので、現在は通ってません。


なお私は、森田療法は全く信じておりません。てゆーか、さっきも言ったように「あるがまま」って言われてもきつねにつままれたような気分になるだけなんですけど。だから具体的にどうしろってんだよ。はっきりしろよ。

こんなインチキ臭い、治療にもならない治療がずっと日本の精神医学界でまじめな精神医療として百年以上もまかり通ってるんだからあきれてものが言えないですわ。


「森田療法やって効果あんの?」って質問がネットにあったので見てみたら、「大金をかけて森田療法専門の医療機関に入院しても、完治したのは強迫神経症の一種に悩んでいた患者だけだった」って話が載っているくらいで、あとはろくなことを言われていませんでした。

というわけで、森田療法の医療機関はただの金儲け主義で、お金かけるだけ無駄のところばかりのようですね。入らないほうがいいと思います。


もう人生半世紀にもなるのに、なんで未だに一人で遠出とかできないのかと思うとガチで情けなくて嫌になって自分という存在そのものをデリートしたくなります(笑)

私より20歳は年下の女性たちが立派に自分の子供の手を引いて一人で遠出している姿とか電車で見かけると、つい「私のようなクズ人間はもう生きている価値なんてない」って思ってしまいますわ。


あと、最近ある芸能人が30歳で親元にいるような奴はみんなクズだとか言ってなかったけか。これも重症のパニック障害と人に話せない恐怖症を持っている私にはきつい発言でしたね。

機会があったら、ぜひこの芸能人に私の存在をデリートする手伝いをしてもらいたいものですね(皮肉)。


一度死んで男に生まれ変わりたいと何度思ったかしれません。

そうすればお金かけなくてもちんこフル装備できるし、心の病なんていまいましくて面倒なものから解放されて今度こそ幸せ5000%の人生間違いなしでしょうしね。

友達も大勢作れるし、よけいな病気に対応するために出費しなくてもいいから、すぐに大富豪になれるな!!!

ホント、女なんてガチでクソだわ。



3 ずばり、女らしいことは全部嫌い


私が女が嫌いな理由、それは「女らしいことは全部嫌い(というか全部好きになれない)」からです!!

これも少なくとも小学生のころからの癖です。

私が「お嫁さんになりたぁい」だなんて考えられていたのは、せいぜい幼稚園の年長までの話ですわ。

「自称」チョー悲惨な人生の概略でも述べましたとおり、私はブラック企業で「お前は女じゃない、女の自覚がない」と人格攻撃されて以来、女性作家や漫画家などの作品が大嫌いになってしまいました。

唯一の例外が高橋留美子先生くらい。


でも、それ以前に私はすでに少女漫画とかがどうしても心から好きになれませんでした。

従姉妹や友達に少女漫画の単行本を借りて読む機会はあっても、ろくに目を通さずにばばばばばーっと読み飛ばしてしまっていました。

私が学生時代、唯一好きだった“少女漫画”が『パタリロ』でした。

笑い転げながらテレビアニメを見ていた覚えもあります。


でもこの漫画、少女漫画誌で連載されていたにもかかわらず自分の周辺での受けはさっぱりだったようで、中学生のときに『パタリロ』が好きだとクラスメートに話したら「あんた、あんなの好きなん!?」ってガチでドン引きされた覚えがありますねぇ。

てゆーか、『パタリロ』ってまだ連載してたんだ笑 しかも女性向けの漫画雑誌で。

まだ読者いるのかな??ぷっ。

なお『パタリロ』好きはその後の『ボボボーボ・ボーボボ』を熱心に見るなどの方向につながっていきました。


そのほかに私が夢中になっていたのは、『宇宙戦艦ヤマト』に代表される松本零士先生のアニメとか、『ガンダム』に代表されるサンライズアニメとかですかねえ。

まあ、このへんは女性ファンも多いから普通かな。

ヤマトにあこがれて宇宙飛行士になったってエピソードを持つ山崎直子さんという女性もいるくらいですし。

彼女も松本零士アニメの大ファンだったようですね。


また、私は正直言って、美容院でパーマかけるとか、念入りにお化粧するとか、エステするとか、最新流行の服をもとめて何時間もショッピングするなんて女らしいことがチョー大嫌いです。

風呂に入るのすら面倒とか思ってしまうこともありますので、女としては下の下ですね。

だから私はブラック企業でそこにつけこまれて「お前は女じゃない、女の自覚がない」と人格攻撃される羽目になったんですよ。


もう一度言いますが、私は女としては最低です。

だから私は学生時代、男どもからはどん引きされてあざ笑われていました。

あのときの連中の態度を思い浮かべると、「やっぱり私は女じゃないんだ」と改めて思うのです。

そしてこれが、私が「私は女には向いていない、私は女をやめるべきだ」という強い思いにつながっていったのです。


「女をやめなければ、性転換しなければ二度と社会には受け入れてもらえない」

ずっと私はそう思ってきました。

性転換して男にならなければ、またブラック企業に入ったときのような目にあうと。


私が男だったらきっとこんなことにはならないで、大企業に入ってひとかどの地位を築いていましたよ、今頃は。

ありえないですよね、本当に。

男だったらいろいろ身支度で面倒なんてありませんから(さすがに風呂にはちゃんと入らないとまずいでしょうが)、私のようにブラック企業でひどい目に遭うなんてことはない…と思います。



4  25過ぎるとBBA だから


私が女が嫌いな理由、それは「女は25過ぎるとBBA 」だからです!!

本当ですよこれ。ネットじゃもう「25過ぎるとBBA」なんて当たり前。

29のBBAなんて言葉が平気で飛び交ってますよ。


それに比べて男はいいですねぇ。

60すぎないとジジイって言われないんだから。

生涯現役で子供作れて、いつまでも若くっていいですねぇ~。

本当、男に生まれた方がよかったわ!!


私ね、4,5年前に結婚した弟どもの一人にもろに「BBA」っていわれたことあるんですよ。本気で殺意抱きましたがね。

「60すぎないとジジイって言われないんだから男はいいよな」と思い始めたのはその頃からです。


女なんてほんっとおにチョー悲惨ですよ。卵子の老化ですぐに子供が産めなくなるBBAになってざまあだとか、羊水が腐ってざまあだとか、さんざんぼろくそ言われ放題。


どうしても私に女でいろってんなら、『ファイブスター物語』のファティマみたく、女だけ年食っても永遠に20歳代の若いままでいられる技術をとっとと開発しろや!!!

そうすればこの世の男どもは鼻の下伸ばしながら全員満足して、戦争なんてあっというまになくなると思うぜ。


え?そしたらますます年食ったジジイが結婚できなくなって排除されるから今度こそ人類社会は終わり?

あれ、確か男性は生涯現役で子供作れるほど若々しいんでしたよね。

だったら、若返りの技術なんていらないと思いますが?

若返りの技術はすぐに鮮度が下がっていろいろと困る女だけに適用されてしかるべきですよね。

だって、25過ぎたら女はBBAなんですから(笑)


大丈夫。男は若返りなんぞに頼らなくても生涯現役!

何か不満でも??

BBAが名実ともに世界から消滅して過去の遺物になれば、きっと世界は永遠に平和さ。たぶんね。

すべての男が夢見る理想社会が実現できるんですから、もっと喜びましょうね。


さあ、日本の男たちよ。今から世界のすべての女に「永遠の20歳」の若さを与えてBBAを地球上から駆逐するために、サイエンステクノロジーのすべてをかけて研究に励みたまえ!!!

できれば私が生きているうちに若返りの技術の確立よろしく!!


日本の男は25過ぎるとBBAと女に言うなら、潔く責任をとってください。

欧米の男は一日も早く地球上からBBAを駆逐すべく、強烈な若返りの薬を開発するために頑張っていますよ。

ぼやぼやしてると、欧米の男にみんな研究成果をとられてノーベル賞がもらえなくなるどころか、日本だけがBBAばっかりあふれかえるディストピアになっちゃいますよ。

さあ、時は金なり!!一刻も早く若返りの技術を確立させて、日本から一人残らずBBAを駆逐しよう!!



5 家事育児介護全部押しつけられるから


私が女が嫌いな理由、それは、女は家事から育児から介護から全部押しつけられるからです!!

私は本当に生まれたときから運が悪かったです。母の実家とか母の兄弟の従姉妹はみんな若草物語を地で行くような理想的な女ばかりの姉妹なのに、私だけが男が二人の中のぼっち女きょうだいなんですから。


家事とファッションが大好きで「将来の夢は絶対家庭を持つこと」である優等生の女性であれば全く問題ないのでしょうが、私のような絵に描いたようなろくでもねー女は、正直言って異性のきょうだいが混ざると悲惨なことになります。

男に幻滅しまくって結婚できなくなりますから。てゆーか、もうできないしBBAだからな。


男の中でたった一人女というどうしようもなくクソなきょうだい構成のおかげで、私は中学生のころから男に幻滅しまくる羽目になりましたよ。

父から弟どもから、朝から晩までごろごろして家の手伝いもなーんもしないでテレビばっかり見まくっている連中ですから。本当にそんなの見ているだけで腹が立ってきました。


忘れもしませんわ、若かりし頃、人が好きなアニメ見ている最中にカレー作れって無理矢理母に呼ばれて、怒りながら作ったこと。

弟どもは同じアニメ見ていてもテレビの前から一歩も動かなくていいのに、自分だけがカレー作らされて好きなアニメもろくろく見られない(今ならブルーレイやハードディスクに録画ができるからそんなことはないのでしょうが、当時はビデオデッキすら私の家にはありませんでした)んですから、腹を立てるなといっても無理な話でした。


日本では男の中のぼっち女きょうだいに生まれるとそれだけで都合良く面倒ごとを押しつけられるからガチで頭にくるわ。

しかも日本の母親は息子ばかり甘やかすのが当たり前だから、未だに男は家の中ではゴロゴロして何もしなくておKという。

うちの母親も息子ばかり甘やかしてますね。しかもその自覚がちっともないので救いようがありません。


ネットを見ると私のようにぼっち女きょうだいに生まれてしまった女性たちの悲劇が数多く見られますよ。

まあ、彼女たちの場合は私のようにHSPでも何でもないミス鈍感だから、弟に両親の介護押しつけて結婚するなどして逃げられたみたいですけどね。

はー、私もHSPで心身ボロボロでなかったら彼女らと同じように弟どもにみんな押しつけてとっとと実家なんて出て行ったのに!!!


私はとてつもなく最悪なきょうだい構成のおかげで、他の女性に先駆けて禁断のゲームの世界にまで入り込んでしまう羽目になりました。

もう30周年を迎えたドラクエってありますよね。あれって私、ファミコンで出ていたころからずーっとプレイしてしまっていたんですよ。

同世代の女性なんてまずこんなことはなかったでしょうしね。

従姉妹とか幼なじみとかにうっかりドラクエの話なんてできませんでしたよ。

話しても「ドラクエ?何それ」って顔しかされませんでしたからね。

それだけ、私は女の道から外れたゲスの変態だったってことですよ。


もし私が従姉妹のように女しかいない姉妹に生まれていたら、「お嫁さんになりたぁい」って夢をまっすぐに叶えられる、NHKの朝ドラのヒロインの鉄板コースを順調に走れていたのにな、と思うと本当に悔やんでも悔やみきれません。

実際、母の実家や母の兄弟の従姉妹は早々と適齢期で幸せに結婚しましたから。

女しかいない姉妹の一員だったら、高校生からお化粧とおしゃれに余念がない理想的な女になれたでしょうから、ブラック企業で「お前は女の自覚がない」と人格攻撃をされることなど絶対になかったでしょうね。

幸せな結婚ができるかどうかはきょうだいの構成で半分決まるようなものだって、私は確信せざるを得ませんでした。


だって、女しかいない若草物語風姉妹なら男に幻滅する機会なんてほとんどないから、簡単に結婚しようって決意できるでしょ?

「きょうだいの中で一人だけ家事を押しつけられて激怒する」ってこともありませんしね。家事はみんなで分担が当たり前でしょうし。

お嫁さん修行も若草姉妹の方が簡単ですよ。私のような肉体が女だけの落ちこぼれの出来損ないにはそれはただの苦行でしかありません。

だから私は今でもって母親から「お前はいつまでたっても何もできない役立たずだ」ってなじられっぱなしですよ。


最近、急性膵炎とやらで入院させられた際に産科病棟に押し込められたときも、プレママさんたちの実家でのきょうだい構成はみんな「姉妹のみ」か「男がいても長男長女次女で女の方が多い」ってところでした。

(直接彼女たちと話をしたわけではないですが、彼女たちは四六時中べちゃくちゃしゃべりまくるのですぐにわかりましたよ)

このときも私は思いました。「それみろ、やっぱり女は姉妹でなきゃ結婚なんてダメなんじゃん」ってね。

私みたいにクソ男どもの中でぼっち女なんてチョー最低最悪ww


こんなひどい目にあうんだったら、もう異性のきょうだいなんてガチで要らねーわ。

生まれ変わるなら異性の全くいないきょうだいか、一人っ子に限る。そうすれば幸せ一直線!!

同性同士のきょうだいだと今度はカインコンプレックスがつきまといそうだが、今みたいなクソすぎる状態よりはずっとマシ。


もっとも、このことについて性転換専門のカウンセラーにメールでぶつけたら、「女性しかいない姉妹に生まれたところで、早く結婚できるとは限らない。女性だけの姉妹に生まれたとしてもなかなか結婚できない人もいるし、結婚しない人もいる」って思いっきり否定されちゃいましたけどね。

隣の芝生はなんとかってやつなんでしょうか。本当のところはどうだかわかりませんが。


男は家事も何もしなくても結婚できるから楽でいいよなぁ、と私は思っています。

結婚したところで今までと同じように適当にやってりゃいいし、名字だって変えなくてもいいし。子供作る時も腹痛めなくて「チョーきもちいい、賢者たーいむ」してりゃいいんだから。

もちろん、育児も全部嫁に丸投げでおkだしね。

女みたいに子供のことで頭抱えて悩まなくていいから楽勝。


弟どもの一人なんか、結婚する直前まで母に自分の部屋の掃除させてましたしねぇ。

それ以来「男って本当にいい身分だよなぁ。家事も何もしなくても余裕で結婚できるんだから」っていつも考えるようになっちまいました。

はい、ここはまさに胸糞2000%ポイントですねぇ、男性にとっては。

読んで思いっきり後悔したでしょ?だから最初に警告したのに。

「そもそもオレらが馬車馬みたくがむしゃらに働かなきゃガキどもと食っていけねーだろうがよ、クソBBAが」って怒鳴りたくなることでしょう。


HSPで周囲にすぐに流されやすい傾向があるせいか、テレビや新聞、ネットなどで女ばかりが結婚生活で割を食っている話ばかり目にするとますます女が嫌になってしまいます。

舅や姑が徹底的にいびってきてサイアクー!!!だとか、旦那の兄妹が好き勝手嫁の私を女中のようにこき使っててムッキー!!こんなことさせといて平気な旦那なんて離婚してやるぅ!!などなど、嫁がいかに虐げられているかという話ばかりそこでは氾濫しています。

そうなると、「はぁ、女の結婚生活ってのはホントにトラブルだらけなんだなぁ。男の方がこんなめにあったりしないから楽だよな」っていう思いがまたこみ上げてくるのです。


特に嫌だなーと思うのは介護離婚とかいうやつ??

一人だけ老義両親の介護を押しつけられて嫌になって離婚する女性の話なんか時々新聞とかで目にすると「あー、結婚ってやっぱり面倒なんだなぁ」と思わざるを得ません。

最悪なのは、まじめに夫を看取ったのに義母から「あんたが息子を殺したんだ」と責められたあげく、義母との関係を書類で解消したってケースかな。

これはひどいとしか言いようがないですね。いくら息子が死んでしまったからって全部嫁のせいですか。


男はこんなこと心配しなくてもいいから楽ですよねぇ。介護なんて全部嫁に任せて丸投げにしとけばいいんですから。

あ、もしかしてここも男性にとって胸糞2000%ポイントかな。

ストレスの元になるからもうここで読むのやめるといいですよ。グラビアアイドルの本でも読んで口直しすることをおすすめします。

それでも読みたいという酔狂な方は…いるかどうかわかりませんけど。

これからもこんなことばっかりどんどん書きまくる予定なんで、覚悟しといてくださいねぇ。



6 各方面のつきあいが大変


私が女が嫌いな理由、それは「各方面のつきあいが大変」だからです!!

と同時にこれが、私が結婚に踏み切れなかった大きな理由の一つでもあります。


女って結婚したら実家の帰省までも割を食うんですよね。

男は適当に子供たちと遊んだり、ビールとかかっくらってそこらでごろごろしてりゃすむんでしょうけど、女はそうはいかないですよねぇ。帰省してもずっと家事を手伝ってなきゃならないし。

特に旦那の実家に行くのは気を遣うし疲れるし肩が張るだけというか。


家事、育児をばりばりこなせて人付き合いもばっちりきっちりできる優等生のほかの女性ですら旦那の実家に行くのはえらく疲れるっていうのに、ましてや私のようなゲスなうえにパニック障害でどうしようもない変態の出来損ないのクズ女なんかの場合は、想像しただけでも卒倒してしまいます。

男だったらこんなこと考えなくても、さらっと結婚できちゃうのにね。

はぁ。やっぱり早く結婚して子供ゲットするなら男に限るわ。


あ、ごめんなさい。もしかしてまた男性にとっては胸糞2000%でしたか?

まあ、たぶんここまでくると読んでくれている殿方は皆無だとは思いますが。

「女は25過ぎたらBBA」コーナーでも思いっきりばしびしやっちゃいましたし。


女に生まれるならせめてアジア中東アフリカ以外にしてほしかったな。欧米とかだったら私のような女でもなんとかパートナー見つけて結婚できたかもしれませんな。

ゲーム好きな男女がフランクにつきあってカップルになっている写真なんかよく見ますし。

ピカチュウのコスプレとかしてべったりしているカップルとかも見ましたし。

本当、外国ってオープンでいいわあ。そこにしびれるあこがれるぅ!


私が若い頃は大人がゲーム好きなんてとんでもない話でしたからね。

うっかり待ち時間に携帯ゲームとかやってようものなら、それこそ大変でした。

大人も子供も「なにこいつ」ってぎょっとした顔で人に視線を向け、数秒間はじっとガン見してきましたよ。

特にお年寄りが…


そんな時代だったものですから、女はゲームが好きだと結婚すらできなかったような気が。

でも私の父がゲーム好きで今でも麻雀ゲームやっているものだから、私も血は争えなくて結局やめることはできなかったんです。


今では、前任天堂社長の故岩田聡氏による「子供だけでなく大人にもゲームを広めたい」という戦略が功を奏して、大人も携帯ゲームやって当たり前という時代が到来しましたが。

いや、現在はそれすら通り越して、みんなスマホで無料ゲームやってるか。



7 体調管理が大変だから


私が女が嫌いな理由、それは「体調管理が大変だから」です!!


私は寒気が入るとすぐに下痢とかするから大変なんですよ。

最近気温差が激しくてすごい寒気が入ってくることが多いから、すぐに腹が張るわ下痢はするわで、ガチでイライラするしうんざりするわ!!


私のような症状に悩む人なんてほとんどいないからって思うと、ますますクソだなーって思わざるを得ませんわ。

前、私のように寒気が入るとすぐに下痢する人はいますかなんてネットでアンケートをとってみたら、ほとんど「なにそれ?自分はどんなに気温差があっても絶対下痢なんてしないけど」って人ばっかりだったんで。

ほかの人はこんな症状とは無縁でうらやましいですね。ふざけんな!


なお、ちょっと調べてみたところ、私のような下痢の症状は「寒冷アレルギー」とかいうものらしく、やっぱり女に多いものらしいです。

また女かよ!!!!だから女はクソなんだ!!!やっぱりチョーむかつく!!!!


あと女が大変なのは更年期かなー。

動悸とか精神的な不調とかのぼせとか汗ばっかかくとか、あーもういろいろめんどくせー。

男はこんなのないから楽勝なんだろうけど。

なんたって「生涯現役」だから。



8 少子化問題の元凶にされるから


私が女が嫌いな理由、それは「女は少子化問題の元凶にされるから」です!!


新聞やテレビ、ネットなどのメディアはしじゅう、「女性が一生のうちに生む子供の数」とともに「女が結婚しないから子供が増えない、少子化問題の原因はみんな女」というようなことを年がら年中言っていますよね。


私は若い頃からそんな論調ばっかりいろんなところから聞かされて、もう疲れています。しまいには『負け犬の遠吠え』だとか『オニババ化する女たち』なんて変な本ばかり出されて、「結婚せずに子供も生まない女は全員悪。存在してはならない社会のクズ」という風潮がますますまかり通っています。


本当に女に生まれてつらいことばっかりでした。

10歳のときからパニック障害でしかも数々の恐怖症もついてきている身で、どうやって結婚して子供を産めと??

しかも男はパニック障害なんて理解もできない人ばっかりだし。

男にそんな話をしても「そんなのは気のせいだ。気合で治る」とかいうような、少年漫画の主人公の修行みたいなことばっかり言う人ばかりだったし。


今の若い男性であれば多少はこういう傾向はなくなってるかもしれませんが、私が若い頃の男の考えは完全にそんな感じでしたからねぇ。


あ、そうそう。大事なことを言い忘れていました。

自分、嘔吐恐怖症なんですけど、嘔吐恐怖症の女が結婚するのって、普通の女性の何十倍も大変なんですよ、覚えておいてください。

特に子供なんて作れたもんじゃありませんから、嘔吐恐怖症の人間は。


だって、つわりって年中嘔吐の嵐ですから。嘔吐恐怖症にとってこれほどの地獄はありませんよ。

それをなんとか乗り切れたとしても、子供が生まれた後はさらにひどい無間地獄になります。


赤ちゃんって年がら年中ミルクを吐きますよね。嘔吐恐怖症の女にはそれが耐えがたい地獄になります。

以前、嘔吐恐怖症の女性が子供が検診の際に病院でミルクを吐いてしまったときに凍り付いてしまって始末ができず、看護婦から「あんたね、自分の子供でしょ!?」ってしかりつけられてしまったという話をネットで見たときは、とても他人事とは思えず涙が出そうになってしまいました。


もちろん、子供だけでなく夫や両親の介護の時も地獄になりますしね…

やっぱり、女はいろいろと面倒だから嫌だわ。


結婚して子供を産まない女が悪いというのなら、男の方もパニック障害でもなんでも文句を言わないで受け入れろと自分は言いたいですね。



9 若者の人生を無残に破壊するブラック企業


さて、ここまで「私はこういう理由で女が嫌いだ!!!」と列挙してきましたが、ここでは私が「ちんこよこせゴルァ!!埼玉医大行かせろゴルァ!!」と思うようになったきっかけを作ったブラック企業について、述べてみたいと思います。


ブラック企業ってのは本当に恐ろしいですよ。若者の人生を無残にぶっ壊していくんですから。


まあ、私のブラック企業に対する怒りもさんっざんネットのあちこちで書き散らかしてきていいかげん疲れたんで、ここでもできるだけ簡潔に、さらっと流していこうと思います。


私は職業訓練校の上級版みたいな専門学校を卒業してしばらくして、医療関係の学術雑誌の原稿印刷をしているとある会社の出張所(支社のようなもの)に入りました。

(出張所にいたのは女社員五人と男の社員一人と所長一人でした。)

するとまもなく、所長をはじめとする社員全員が、私に執拗な嫌がらせを繰り返すようになりました。


私が入社してすぐに開かれた歓迎会の席で、女社員の一人が当時私が罹患していた主婦湿疹のような皮膚病を目ざとく見つけ、その翌日から、社員全員と所長がその皮膚病をネタに執拗な嫌がらせを始めました。


嫌がらせの内容はこんな感じでした。


1 女社員全員で強引に私を皮膚科に連れて行き、診察室の中までついていって医師に私の皮膚病の症状について根掘り葉掘りしつこくきき、その内容を逐一所長に報告した


2 女社員たちが無理矢理私をお茶当番から外したうえで、毎日毎日「お茶当番ができないような奴はやめろ」とねちねちと言い続けた


3 所長も皮膚病をネタに嫌がらせを始め、面接時には一言も説明もなかった「仕事で手に油がつくから」という理由をでっち上げ、私に会社を辞めるよう執拗に迫った

男の社員も「お前は仕事を覚えるのが遅すぎるからやめろ」と毎日執拗に言ってきた


4 治療の結果私の皮膚病が完治したとたん、女社員全員が「お前は女じゃない、女の自覚がない、今すぐ死ね」と人格攻撃を始め、所長が強引に私に退職届を書かせて会社からたたき出した ←ここ重要


余談 女社員のリーダーのお局的存在の女は私の人格攻撃のネタを探すために、毎日会社から出た私のあとを執拗に20分ほどつけ回すというストーキングをしていた。

この女は毎日他の女社員に「こいつはどんなことをしてでも、殺してでも会社から追い出してやる」と大声で言っていた。


で、なぜこんな嫌がらせを受けたのかというと、ずっと後になって「決算対策のためだった」ってことがわかったんですよ。

つまり、最初から出張所の所長も社員どもも本社とぐるで、決算対策のために私を短期間でやめさせるというシナリオ通りに行動していたってわけ。


ネットで見つけちゃったんですよねぇ、私と同じような形の嫌がらせを受けた人の事例。

男性の事例だったんですけど。


ネットで見つけちゃった、ブラック企業の決算対策の犠牲になった男性の事例


1 入社直後から社長と顧問税理士から執拗に嫌がらせをされた。

仕事内容に問題はなかったのに、いきなり社長が電話で30分も恫喝。周囲の社員はそれを冷ややかに見ているだけ。顧問税理士からも書類で頭をたたかれる嫌がらせをされた。

こんな嫌がらせが毎日毎日続いた


2 社長と顧問税理士は毎日恫喝することで人格否定するところまで追い込み、最終的には男性を自主退職させようと企んでいた。


3このブラック企業は短期で使い捨てする人材を募集するために、人材紹介会社に嘘の求人情報を載せていた。

ブラック企業が使い捨ての人材を募集していたのは、決算を終わらせるためだった。


注目していただきたいのは1と2。

これ、私のケースにもろにそっくりでしょう?

こういう企業って、今でも多くあるんですね。おーこわっ。


「ちんこよこせゴルァ!!埼玉医大行かせろゴルァ!!」のきっかけを作ったブラック企業についてのお話は以上です。


さらっと流すように書きましたが、実際はとても重く苦しい出来事でした。

ブラック企業に入ってしまって以後、「お前は女じゃない、女の自覚がない」という言葉が毎日毎日私の頭の中でぐるぐる回ってまとわりついて離れなくなりました。


しかも「お前は女じゃない、女の自覚がない」と言われても女らしいことが嫌いな性格は全く直せなかったため、私はこの苦しみから逃れて楽になるためには、もはや子宮も胸もすべて取り払い、ちんこをつけて男への性転換を果たすしかないと本気で考えるようになりました。


しかし、性転換をするには大金がかかります。金をかせぐには再就職しなければなりませんでしたが、ブラック企業のことが忘れられなかった私はそれすらできず、ずっと苦しみ続けるしかありませんでした。


日本の会社では、「毎日3時間は長風呂し、そのうち1時間を頭皮がむけるまでシャンプーすることに費やし、休日の半分はパーマ、カラーリング、エステ、最新流行の服を買うためにあちこち飛び回り、毎朝晩10種類以上のコスメとファンデーションでスキンケアやメイクができる」ような理想的で素晴らしい女性でなければ採用してもらえない、入れたとしても女社員全員からフルボッコにされたあげく会社から叩き出されると本気で思っていましたんで。


おいおいそんなオーバーな…って思われるかもしれませんが、当時は大まじめにそう考えていたんですよ。

要するに、「日本のOLという人種はすべてブラック企業にいた女社員どもと同類」って思っていたんですね。

だから「私のようなクズ女は早く性転換して男にならなきゃ二度と社会に受け入れてもらえない」という結論に至ったわけです。


そんな中、ちんこをつけられない私をあざ笑うかのように、FtMやMtFといった性転換手術を受けた人たちが手術後の姿をテレビカメラの前で公開して自慢するためのコーナーが『笑っていいとも』でスタートしました。


私は『笑っていいとも』なんて見たくもなかったんですけど、テレビが大好きな弟どもが喜んで見ていたんですよ。

そのおかげさまで、ずいぶんと長い間まずいお昼ご飯を食べさせられる羽目になりました(怒)。


そのたびに私は気が狂いそうになって「このやろー!!オレも埼玉医大行かせろ!!性転換手術してちんこつけさせろー!!」って怒鳴らずにはいられなかったですよ。

FtMの手術を受けた人がそれを自慢しに出てきたときにはもう、羨望と怒りのあまり頭が真っ白になってしまいました。

(注 当時はガチで「ちんこつけさせろー!!」とは叫んでいませんでした。わかりやすくするために勝手に書き加えたまでです)


しまいには私の激しい怒りを恐れた弟どもが、性転換手術をしたことを自慢する人たちが出てくる時間になるとテレビを消すようになりましたがね。


それでは最後に、私なりにまとめたブラック企業対策なるものを載せてみます


ブラック企業に人生を壊されないための心得


1 雰囲気が怪しい会社からはすぐに退社する


私の例でもそうですが、入社してすぐに「お前会社やめろ」とか執拗に嫌がらせをしてくる奴らにはできるだけ関わるのはやめましょう。少しでも雰囲気が怪しいと感じたらすぐに退社しましょう。

「やめてしまったら世間体が、生活が」なんて言ってぐずぐずしていたら手遅れになりますよ。

深みにはまって心身を傷つけられないうちに逃げるが勝ちです。


2 ICレコーダーをつねに携帯し、いざという時に備える


嫌がらせを受けたときに備え、ICレコーダーはつねに携帯し、毎日出勤の様子を録音する習慣をつけておきましょう。録音はいざという時の決定的な証拠になります。


3 罠にはまってしまったら訴訟を起こしてリベンジする


それでもブラック企業の罠にはまってしまった。そんな時は訴訟を起こして徹底的にリベンジしましょう。

そのためにも、2の証拠録音は非常に重要になります。



10 でも、性転換できなかった理由


これだけ何度も何度も「私は女が嫌いだ!!!ちんこよこせゴルァ!!!」ってシャウトしているのに、どうして私は性転換できなかったのか。

その理由を、「お金がなかったから」以外でぶちまけてみようと思います。


一つ目の理由は、「同性愛者になれなかったから」。


性同一性障害と認められて性転換をするには、同性愛者にならなければいけないんですよ。

男の立場でオナニーもできなければなりません。

まあ、男の立場でオナニーは私はよくやるからそれだけはクリアできるとして、問題は女性を恋愛対象にできるかどうかでした。

はい、無理でした。

同性愛者になるには、乙女ゲームよりもギャルゲーを好むような人でなければなりませんし、男向けのラノベを読みまくる人でなければなりません。


以前私はガチのギャルゲーをクリアしようとしたことがありますが、序盤で挫折してしまいました。

どうしても私の好みに合わなかったから。

だめだ、私はギャルゲーはネプテューヌ以外は絶対無理(笑)

男向けのラノベも全部読めるもんではなかったです。

というわけで私は、越えるべき一線を越えることはできませんでした。


二つ目の理由は、「ハゲになる可能性が大だったから」。


父親がハゲの女が性転換してちんこをつけて、男性ホルモンを注射しはじめるとハゲるんですよ。

以前あるブログで、父親がハゲであることを忘れて性転換した女性が、男性ホルモンをぶっこみはじめてから当然のごとくハゲまくってしまい、大変な目にあっているという記事を読みました。

その元女性は男の読者から失笑買ってましたけどね。

「そりゃあ、(ハゲの要素がある奴が)男性ホルモンぶっこめばハゲるだろ」って。


実は私の父は思いっきりハゲです。スキンヘッドになるほどじゃないんですが、かっぱ型のハゲでございます。

弟どももハゲの傾向があって、必死にケアしてるくらいです。

ということは、私がもし性転換してちんこをつけて男性ホルモンをぶっこみはじめると、高確率でハゲるという未来が見えてきます(笑)

ちんこつけて男性ホルモンぶちこむだけでも大変なのに、そのうえハゲのケアもしなければならなくなります。


ハゲジジイになるためにわざわざ大金かけて性転換…

いくらおしゃれに興味が持てない私でも、これにはさすがに堪えられませんでした。

手術代貯めるためのモチベーションがこれで一気にだだ下がりになってしまいました。


「また髪の話してる…」

ごめんなさい、ここも男性にはつらいところでしたね。

最近では女性もハゲますから、女性にもつらいところでしょうが。


第三の理由は、「男に性転換して子宮を取ると早死にするから」


これってガチらしいですよ。若くしてFtM手術で子宮取って男になった元女性は、40代前半くらいでばったばったお亡くなりになるらしいです。

子宮って、子供産むときに使うだけじゃなくて女の体全体を支えている重要な器官らしいんですわ。

女なら誰でも経験する更年期は、子宮がある状態であればいつかは自然消滅します。しかし、子宮を全摘してしまうとその時点からひどい更年期状態が永遠に続くことになって、それが早死にの原因になるそうです。

うわー、自分もすぐに手術していたら、とっくに死んでるとこだったやん。複雑。

中二病小説書けずに終わるとこだった。

『笑っていいとも』に出演して性転換したことを自慢しまくっていたFtMの人たちも、今頃はとっくに鬼籍に入っていることでしょう。

そう考えると少し胸が晴れました。


第四の理由は、「男性ホルモンを打つと心身の不安定がますます加速するから」


私のようにHSPでない普通の女性でも、FtM手術をして男性ホルモンを打ち始めるととんでもない心身の不調に悩まされることが多いらしいです。

もともとうつなどの心の病が少しでもあるとそれがますますひどくなるケースも少なくありません。

ましてやHSPがFtMをやった日には日常生活すらまともにできなくなり、生活保護を受給しなければ生きられなくなるかもしれません。


第五の理由は、「両親と助けてもらった鍼の先生に恩義を感じているから」


自分が今こうして生きてられるのはブラック企業のせいで肝臓を壊してしまったときに助けてもらった鍼の先生がいるからですよ。

もちろん、鍼の治療代を出してくれた両親にも恩義を感じています。

彼らに恩義があるから私は、FtM手術に踏み切ることができないのです。

(それに、ヘタに手術なんてしてしまうと内科の医療が受けられなくなりますし)


ここで、私が以前メールで相談した性転換専門カウンセラーの言葉を借りたいと思います。

「私、今すぐ性転換手術してちんこつけないと気が狂いそうなんですけど」って相談したところ、こう言われてしまいましたね。


「あなたは体も心も女性です。性同一性障害には該当しません。ただし、男性になりたいというあこがれがあるため、性同一性障害のカテゴリーの一つには当てはまるかもしれません。


性別適合手術と性転換手術は違うものです。

同性愛者ではなく、男性にあこがれているだけのあなたが手術をしても、性別違和感が発症するだけで幸せにはなれないでしょう。

男性へのあこがれだけで性別を変えるのは正しい選択ではありません」


このカウンセラーが性別適合手術と性転換手術は違うと言った意味は、最初はよくわからなかったのですが、最近になってやっとわかりました。


性別適合手術→本来の心の性と同性になるように手術をする

性転換手術→本来の心の性と反対の性になるように手術をする


こんなところでしょうかね。


ぶっちゃけ、カウンセラーにはこう言われたってことですよ。

「あんたがちんこつけたところで、本当の性同一性障害になっちまうのがオチだよ」


プロフェッショナルな性同一性障害の人は、生まれてすぐ、幼児の時から自分の性に違和感を感じます。

彼らの性別違和感は先天的といえます。

しかし、私は残念ながらプロフェッショナルどころかチョーど素人です、そのへんは。

ちんこつけたいと思い始めたのは、ブラック企業で「お前は女じゃない、女の自覚がない」と言われてからですもん。


「性転換してちんこをつけないと二度と社会に受け入れてもらえない」「性転換してちんこをつけなければ、「お前は女じゃない、女の自覚がない」という言葉からは永遠に逃れられない」この思いが私を性転換へと駆り立ててきました。

でもそれは、性別違和感とは全く違う動機と言わざるを得ません。



11 ちんこなしでどうしろと?


この30年間「女が嫌いだ!!!ちんこよこせゴルァ!!!埼玉医大に行かせろーっ!!!」とさんっざん各方面に言ってきた私ですが、


1 女性を恋愛対象にできない


2 手術すると高確率でハゲる


3 子宮を全摘すると早死にする


4 男性ホルモンを打つと心身不安定が加速する


5 恩義を感じている人たちがいる


という、とても攻略不可能な5つのペニスの塔…じゃなくてバベルの塔がいきなり私の前に立ちはだかってきたおかげで、「ちんこつけて今度こそ社会に受け入れてもらって、女の自覚がないとかお前は女じゃないって言葉から解放されたすばらしい人生を送ろうぜぇ!!!」という私の30年来の夢は見事にぶち砕かれてしまいましたぁ。


しかし、「私のような人間はちんこをつけないと二度と社会に受け入れてもらえない」というのは実は嘘でした。

15年ほど前、私はすでにとあるスーパーのパートとして社会復帰を果たしていました。

って、これは最初の「自称」チョー悲惨な人生の概略の9番ですでにばらしているので今更何をって言われちゃいそうですけど。


このスーパーに勤める頃には、もう普通に化粧をしていたので私のことを「女の自覚がない」とかなじる人は誰もいませんでした。

それどころか、毎日パソコンで長文を入力していたためパソコン入力がものすごく早くなっていて、仕事が早いと褒めてくれる人が多かったですね。


ただ、ブラック企業のせいであまりにも社会復帰までのブランクが長すぎたため、電話応対などビジネスマナーを意識した立ち回りがうまくできず、結局ここも長続きしませんでした。

もしここで完璧に仕事をこなせるようになっていたら、ブラック企業でのダメージも完全に回復できていたかもしれないのですが、実に残念な結果でした。

このあと、外に出るとすぐに横隔膜が痛くなって息苦しくなるという症状がでるようになってしまい、次の職場で完全に自信を回復するチャンスを永遠に閉ざされてしまったのも悔やまれます。


そんなわけで今でも結局「オレにちんこよこしやがれ」って思いが変わらず居座っている始末です。

最近は「今すぐ男に生まれ変わらせろ」って言うことも多くなったかな。

だって、男に生まれ変わった方が、すぐに大企業に入れて美人妻と結婚もできて子供も3人以上作れて楽勝だもん(ぷっ)。

心の病や恐怖症に振り回されなくてすむし、BBAとか、子供産まないクズとか言われなくてもすむしね。


叔父の娘の女性に無理矢理会わされたことをきっかけにスイスの安楽死団体ディグニタス(Dignitas)に本気で「安楽死させてほしい」とメールを送ったのも、「外で働けないうえに親戚にまでろくなことを言われないのなら、いっそのこと死んだ方がましだ」と思ったからです。


ブラック企業に入ってしまってから一縷の希望を求めてめちゃくちゃな小説とか書き始めたんですが、大学の文学部もクリエイターの学校も出ていないチョーど素人がベストセラー作家だなんて、今から考えてみても無謀でしたね~。

ディグニタスにコンタクトしようと決意したのはそういった理由もあります。


数十回も投稿とかしてみたけど、アホのチョーど素人だったから、すべての出版社からガン無視されまくりましたから。

私はこれまで半世紀の間、パニック障害や恐怖症に耐えながら歯を食いしばって頑張ってきたけどやっぱりダメでした。だからもう死んでもいいんじゃね?ってことで。

ただ、現在はやっぱりやりたいことができたので安楽死は人生の選択肢から外していますが。


ちなみに自分、現在キンドルで2冊、チョーめっちゃくっちゃな中二病小説とか出版しとりますが、ただの自己満足全開な落書きなんでどうぞおかまいなく(笑)(笑)(笑)。


叔父とその娘にここではっきり言わせてもらいますが、あなた方がいくらどうこう言ったって私の病気なんて治せっこないんですから、ヘタに何か言わない方がいいと思いますがね。

それとも、本当に「あんたたちのおかげさまでスイスに行って死ぬことになりましたぁ」って遺書でも書いてやらなきゃわからない??


親戚なんて害にしかならないんならいない方が楽かもな。

いたって誰が子供産んだの誰の子供がすげーだの誰が立派な家建てただのそんな話ばっかり聞かされるからこっちがイライラするばっかりでちっとも面白くねー。

そうでなくても私のようなろくでもない女のクズは結婚もできずに生きていくのすら大変でしょうがないのに、何も悩みも病気もなくてお金持ちでチョーリア充の親戚の自慢話なんか聞きたくもねえんだってばよ(某忍者漫画の主人公風)。


ちんこもつけられず、理想的な若草物語の姉妹の一員にもさせてもらえなかったチョー運の悪い私の気持ちなんててめーらにわかるかっ、クソ親戚どもがっ(怒)!!!


母親が親戚の話を私に無理矢理聞かせようとするたびに「聞きたくもねー話を聞かすな」って思わず言ってしまうこともありますよ。

実際、私のような心の病にズタズタにされている人間に人の幸せを祝え、喜べ、拍手しろとか言われても無理な話なんです。

日本でもっとも多くの人々に愛されているお金持ちの斉藤一人さんもこう言ってますよ。

「自分が幸せになれなければ、人の幸せなんて喜べるわけがない。だから幸せになりたいなら小さな幸せは望むな、どーんと大きく望め、人に幸せを分けられるように」ってね。


というわけで、だ。

おい、リア充を自慢したくてたまらないクソ親戚ども。私にてめーらのチョーくだらねー自慢話を聞いてほしければ、1回につき300冊私のキンドル版小説を買え。そうすれば10分くらいはつきあってやらんでもないぞ(ゲスな笑い)。

もう10分延長してほしければ、追加料金として私の小説をネットで宣伝することと、あと100冊購入よろしくな(さらにゲスな笑い)。

世の中はギブアンドテイク。これくらいうまみがないとやっとられんよ。けっけっけっけ。


ほんと、ちんこなしで私にどうしろっつーんでしょうな。

神様ー、どうしても私にちんこをくんねーってんなら、私をハリー・ポッターの作者並みのすんげーベストセラー作家にしてくんない?

そうすればなんとか納得してやるけど。あ、悪いけどそれ以外は受けつけましぇ~ん(大笑い)。


(ちんこよこせと30年・おしまい)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 熱意があって、何だか読んでてスカッとした。 [気になる点] 男が見ても胸糞にならなかった。 むしろなんかスカッとした。 [一言] ありがとうございました。
[一言] 初めまして、40代底辺労働者童貞の作文太郎です。 男に生まれたからってそう簡単に得は出来ません、IQと身長が180あって顔と運動神経もダルビッシュ有並みでないと今時は就職も難しいんじゃあな…
2019/10/10 20:07 退会済み
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